小林 淳   寺田 宙   池田 啓一   杉山 英男   
日本獣医生命科学大学研究報告 (60) 67-72 2011年12月
本研究の目的は,培養細胞の接着能を測定する為の新しい方法を開発することである。血流に乗ってガン細胞は,他の臓器に転移することを考慮し,本研究では従来の静置条件ではなく,動的状態で細胞外マトリックスと細胞との接着を行わせるという新たな試みを行った。そのための装置として,+×+*0個の培養細胞を含む+*cm径の細胞培養シャーレと-1℃に加温した回転振盪機能付きのインキュベータを使用した。反応後,未接着の浮遊細胞を,MTT(--(.,/-dimethyl-,-thiazoly1)-,,/-dip...