牛島 仁   吉岡 裕樹   江崎 律子   ほか4名   
The Journal of reproduction and development 50(4) 481-486 2004年8月
ブタ桑実胚のガラス化法の開発を目的に、冷却速度が異なる3種類のガラス化法を比較した(実験1)。また、胚の細胞質内脂肪顆粒除去処理がガラス化保存後の生存性に及ぼす影響を調べた(実験2)。実験1では、0.25mlプラスチックストロー(S)法、ゲルローディングチップ(GL)法ならびにクライオトップによる最少容量冷却(MVC)法を用いて桑実胚をガラス化保存後、シュクロース液を用いて段階的に耐凍剤を除去した。実験2では、7.5μg/mlサイトカラシンB液に浸漬した胚を12000×gで20分間の遠心分...