食品科学科
研究者氏名 松藤 薫子
所属 日本獣医生命科学大学 部署 応用生命科学部 食品科学科 英語学教室 職名 教授 J-Global ID 200901094254918442
研究キーワード
言語獲得
,英語学
,言語学
,英語教育
研究分野
人文・社会 / 英語学 /
人文・社会 / 言語学 /
経歴
2017年4月
-
現在
日本獣医生命科学大学 応用生命科学部 教授
論文
松藤 薫子   
日本獣医生命科学大学研究報告 (63)(63) 58-66 2014年12月 [査読有り]
本研究では,松藤(2012)で明らかにした英語と日本語の叙述的所有表現にみられる共通点と相違点を踏まえ,生成文法理論に基づき,叙述的所有表現のどの部分が普遍文法で規定される特徴であるのか,どの部分が言語経験を通して獲得される個別言語に特有な特徴であるのかを考察した。その結果,以下の4点を明らかにした。 第1 に,所有者を表す名詞句が先,所有物を表す名詞句が後という順序がみられる。普遍文法に基本的語順を決定するパラメータがあると提案されている。子どもは早期に自分の母語の言語経験によりパラメー...
松藤 薫子   
日本獣医生命科学大学研究報告 (62) 86-96 2013年12月 [査読有り]
本研究では,日本獣医生命科学大学の応用生命科学部の学生にとって効果的な自習支援の方法を見いだすために,平成24年度の食品科学科・動物科学科1 年生対象の通年の英語の授業3 クラスにおいて,授業の一環として自習支援を行った。学習者の自主性をある程度重んじ,自習と授業の連携を強化した学習プログラムを実践し,その効果を考察した。その結果,全体的には,学習者に自習に対して適度の負担があり,自習を行ってある程度の満足感が得られた。学習量が増加したことにより,英語力の維持が観察された。平均点以下の学生...
松藤 薫子   
日本獣医生命科学大学研究報告 (61) 60-70 2012年12月 [査読有り]
本論文では,人間が譲渡可能な物体を自分のものとして永続的に持つという意味を,文という形で表す所有叙述表現を研究対象とする。類型論研究 Stassen(2009)を概観し,この枠組みに基づき英語と日本語の所有叙述表現を分析・考察した。その結果,以下の点を明らかにした。英語と日本語の相違点は(1) 類型論上,永続的譲渡可能所有の意味を,英語は HAVE 構文(have タイプを用いた他動詞構文)で,日本語は LOC 構文(場所を表す自動詞構文),TOP 構文(話題を表す自動詞構文)で表す。(2...
松藤 薫子   
日本獣医生命科学大学研究報告 (60) 99-104 2011年12月 [査読有り]
本研究では, 本学の食口科学科の学生にとって効果的な自習支援の方法を見いだすために, 平成22年度の1年生対象の通年の英語の授業2クラスにおいて, 授業の一環として自習を行った。 前年度に教育効果の得られた管理的方法を採用し,学習量が日加するように工夫したプログラムを実践し,その効果を考察した。その結果,学習量日加により,英語力の維持もしくは向上の傾向がみられた。平均点以下の学生では 学力向上の傾向がみられた。 平均点以上の学生では実践率は高いが学力維持にとどまった。 一週間に2時間程度の...
松藤 薫子   
日本獣医生命科学大学研究報告 (59) 105-112 2010年12月 [査読有り]
本研究では,本学の食品科学科の学生にとって効果的な自習支援の方法を見いだすために,平成21年度後期の1年生対象の英語の授業2クラスにおいて,授業の一環として自習を行い,それぞれのクラスで異なる方法(管理的方法・自主的方法)を用い,その効果を比較し,考察した。それぞれの方法で用いた教材と学習形態は以下のa) とb) の2通りである。a) 管理的方法:図書館にあるレベル別多読用の本から主に本を選んで授業の一部と授業外に学習する。b) 自主的方法:提示された推薦教材を参考にして教材を選んで授業外...
講演・口頭発表等
松藤 薫子   
日本言語学会第155回大会 2017年11月
松藤 薫子   
LET(外国語教育メディア学会)第52回全国研究大会 2012年8月
松藤 薫子   
千葉大学言語教育センタ ー CALLシンポジウム「三ラウンド・システムによる英語指導の回顧と展望」 2012年3月 [招待有り]
松藤 薫子   絹谷弘子   牛江ゆき子   
LET(外国語教育メディア学会)第47回全国研究大会 2007年8月
松藤薫子   絹谷弘子   牛江ゆき子   
LET(外国語教育メディア学会)第46回全国研究大会 2006年8月
所属学協会
日本英語学会, 日本英文学会, 日本言語学会, 外国語教育メディア学会
共同研究・競争的資金等の研究課題
大学における自律型語学学習環境の構築 文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(C))牛江 ゆき子 三原 芳秋 西尾 道子 E. J. Schaefer 松藤 薫子 中川 千帆 
研究期間: 2006年 - 2007年