トップページ > 獣医学部> 獣医保健看護学科 

獣医保健看護学科

研究者リスト >> 小田 民美
 

小田 民美

 
アバター
研究者氏名小田 民美
 
 
URL
所属日本獣医生命科学大学
部署獣医保健看護学臨床部門
職名講師
J-Global ID201601015523813448

研究分野

 
  • ライフサイエンス / 獣医学 / 

委員歴

 
2018年4月
 - 
現在
日本動物看護学会  常任理事
 
2018年3月
 - 
現在
(一財)動物看護師統一認定機構  愛玩動物看護師生涯教育委員
 
2016年6月
 - 
2023年6月
一般社団法人日本動物看護職協会  理事
 

受賞

 
2022年4月
日本獣医生命科学大学, 紫雲賞
 
2021年3月
日本獣医生命科学大学, 梅野信吉賞
 
2018年
日本ペット栄養学会, 日本ペット栄養学会第20回大会優秀発表賞,フード中の脂肪の種類が健常猫のインクレチン分泌に与える影響
小田 民美 
 
2013年
日本ペット栄養学会, 日本ペット栄養学会第15回大会最優秀発表賞,健常犬におけるホルモンリズムが血糖値日内変動におよぼす影響
小田 民美 
 
2011年
クリニカルユートリション研究会, 優秀研究賞アワード,健常犬におけるインクレチンの血中動態、および栄養組成の違いがインクレチン分泌に及ぼす影響についての検討
小田 民美 
 

論文

 
 
Hitomi Oda   Akihiro Mori   Toshinori Sako   
The Journal of veterinary medical science   82(6) 695-698   2020年6月   [査読有り]
Insulin degludec (IDeg) is a long-acting basal insulin recently developed for use in humans. This study aimed to investigate the effects of IDeg on glycemic control in diabetic cats. Changes in body weight, IDeg dosage, and glycated albumin (GA) w...
 
小田民美   
日本動物看護学会誌   24(2) 37-46   2020年   [招待有り]
 
Hitomi Oda   Tomoko Hiramatsu   Akihiro Mori   Toshinori Sako   
Journal of Pet Animal Nutrition   23(2) 59-67   2020年   [査読有り]
ヒトの医学領域および多くの哺乳動物において、食事中の栄養素(特に炭水化物と脂肪)がグルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド(GIP)やグルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)といったインクレチン分泌を促進することが知られている。さらにヒトでは2つの異なる脂肪源(飽和脂肪酸を多く含むラードと不飽和脂肪酸を多く含む大豆油)によってインクレチンの分泌量が変化することが報告された。本研究では、食事中の異なる脂肪源(ラードおよび大豆油)が健常猫のGIP、GLP-1分泌、そして血糖値、インスリン、...
 
Hitomi Oda   Akihiro Mori   Satoko Ishii   Saori Shono   Eri Onozawa   Toshinori Sako   
The Journal of veterinary medical science   80(11) 1720-1723   2018年11月   [査読有り]
Insulin degludec (IDeg) is a new insulin formulation that facilitates long-term control of glucose level in humans. In this study, we investigated the effects of IDeg on glycemic control in dogs. Its time-action profiles were monitored in healthy ...
 
小田民美   佐伯香織   森昭博   左向敏紀   
ペット栄養学会誌   20(2) 128‐134-134   2017年10月   [査読有り]
<p>糖尿病猫はしばしば感染症に罹患しやすいといわれており、またストレス性の高血糖を生じやすく、血糖値を降下させるのも不得手な動物種である。このような特性をもつ猫の糖尿病管理においては、血糖コントロールを悪化させる原因が数々存在するため、糖尿病猫の入院管理は時に困難をともなう。そこで本学に来院した、慢性感染症を併発した猫、入院によるストレスで血糖コントロールが困難となった猫、食事変更が必要となった猫について、その問題と対策について検討した。症例によってストレスを感じる事象は様々...

MISC

 
 
小田民美   秋山蘭   生野佐織   平松朋子   森昭博   左向敏紀   
ペット栄養学会誌   17(0) 48-49   2014年6月   
インクレチンは、インスリン分泌促進作用を持つ糖代謝活性ホルモンであり、小腸上部から分泌されるGIPと、小腸下部から分泌されるGLP-1がある。ヒトの糖尿病患者においては、これらインクレチンに焦点をあてた食事療法および薬剤治療が行われており、ヒトの糖尿病型に類似した猫においてもインクレチンの糖代謝へ対する有用性が期待できる。本研究では、異なる栄養組成の食事3種が、健常猫のインクレチン分泌におよぼす影響を検討した。 結果として、ヒトや犬での過去の報告と同様、猫においても高脂肪食給与によってGI...
 
上田香織   浅見真帆   山田詩織   丸山夏輝   生野佐織   秋山蘭   佐伯香織   小田民美   早川典之   森昭博   左向敏紀   
ペット栄養学会誌   16(0) 40-42   2013年7月   
多くの動物では、炭水化物は体内でグルコースとなって特定の器官や組織において重要なエネルギー源となるが[1]、肉食動物である猫は代謝の違いから雑食動物に比べて多量の食事中炭水化物を効率的に利用する能力が劣っていると言われている[2]。炭水化物の含有量が異なる食事を用いた研究は多くあるが[3]、グルコースで構成され、構造の異なる炭水化物による研究報告は少ない。そこで、本研究では構造の異なる炭水化物5種類(グルコース、マルトース、トレハロース、デキストリン、コーンスターチ)を用いて食事負荷試験を...
 
生野佐織   佐伯香織   秋山蘭   小田民美   上田香織   丸山夏輝   森昭博   左向敏紀   
ペット栄養学会誌   16(0) 43-45   2013年7月   
経口糖給与(OGTT)30分および食事給与1、2時間後に30分間の運動を行った。OGTTおよび食後2時間での運動は、インスリンの分泌促進および血中や骨格筋における糖利用亢進による血糖値の有意な低下が認められた。また、食後1時間での運動は、摂取した食物の消化吸収遅延をもたらし、運動後長時間にわたりインスリン分泌を促進させた。これらのことから、インスリン分泌亢進時および食後1、2時間での運動は、低血糖リスクの増大および消化吸収遅延促進を引き起こし、運動を行う時間として避けるべきである可能性が示...
 
秋山蘭   生野佐織   上田香織   丸山夏輝   小田民美   佐伯香織   森昭博   左向敏紀   
ペット栄養学会誌   16(0) 27-29   2013年7月   
健常ビーグル犬に対し、市販(ドライ)食の炭水化物源あるいは量を統一した食事を与え、食後の栄養代謝の影響を比較評価した。炭水化物源は小麦・トウモロコシ・米の3種類を選択した。炭水化物量が統一され、源が異なる食事間、さらに炭水化物源が統一され、量が異なる食事間ではGlu、Ins分泌に影響を与えることはなかったが、GLP-1あるいはGIP分泌に有意差が生じた。この2項目の有意差は炭水化物源や量の違いではなく、むしろ食事中の脂質および食物繊維の含有量に影響を受けていることが考えられた。これらのこと...
 
小田民美   秋山蘭   生野佐織   上田香織   丸山夏輝   佐伯香織   森昭博   左向敏紀   
ペット栄養学会誌   16(0) 30-31   2013年7月   
朝7時から夜7時までと夜7時から朝7時までの12時間、各種ホルモンと糖代謝、脂質代謝に関連する項目の変動を検討した。朝試験は夜試験に比べて、食後1時間のインスリン濃度が有意に低値を示し、遊離脂肪酸 (NEFA) は食後12時間で有意に高値を示した。またGLP-1曲線化下面積 (GLP-1 AUC) は夜試験において有意に高値であった。夜試験の血糖値、インスリン濃度変動から、夜間は犬においてもインスリン抵抗性が若干上昇していて、インスリンによる血糖低下が昼間に比べると低いことが考えられた。

書籍等出版物

 
 
 
石田, 卓夫(担当:分担執筆, 範囲:第5章:グリーフケア)
緑書房   2023年6月   (ISBN:9784895318860)
 
石岡, 克己, 徳本, 一義, 小田, 民美, 小沼, 守, 堀, 達也, 日本動物看護職協会
EDUWARD Press   2022年12月   (ISBN:9784866711805)
 
日本動物保健看護系大学協会カリキュラム委員会, 呰上, 大吾, 小田, 民美
EDUWARD Press   2022年3月   (ISBN:9784866711638)
 
as編集部(範囲:⑯糖尿病管理と飼い主指導~インスリン注射と血糖測定~)
EDUWARD Press   2021年4月   (ISBN:9784866711447)

講演・口頭発表等

 
 
小山 薫   芳賀 亜依子   小田 民美   森 昭博   
Veterinary Nursing   2022年7月   日本動物看護学会   
 
小山 薫   芳賀 亜依子   小田 民美   森 昭博   
ペット栄養学会誌   2022年6月   (一社)日本ペット栄養学会   
 
秋山 蘭   大澤 明日香   大嶋 美咲   小山 薫   小田 民美   左向 敏紀   森 昭博   
ペット栄養学会誌   2022年6月   (一社)日本ペット栄養学会   
 
芳賀 亜依子   小山 薫   小田 民美   森 昭博   
ペット栄養学会誌   2022年6月   (一社)日本ペット栄養学会   
 
山口 冴子   松原 孝子   小田 民美   森 昭博   小野沢 栄里   百田 豊   
Veterinary Nursing   2018年10月   日本動物看護学会   

共同研究・競争的資金等の研究課題

 
 
猫のグルカゴン制御メカニズムの解明と糖尿病治療への応用
日本学術振興会: 科学研究費助成事業 若手研究
小田 民美 
研究期間: 2020年4月 - 2024年3月
 
猫におけるインクレチン関連薬が糖代謝およびインスリン分泌に与える影響の検討
日本学術振興会: 科学研究費助成事業 若手研究(B)
森 昭博 左向 敏紀 小田 民美 
研究期間: 2014年4月 - 2017年3月