医学部 歯科・口腔外科学
基本情報
論文
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Journal of Oral and Maxillofacial Surgery, Medicine, and Pathology 29(4) 350-357 2017年7月1日 査読有り
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Dental, Oral and Craniofacial Research 3(4) 1-4 2017年4月 査読有り
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CLEFT PALATE-CRANIOFACIAL JOURNAL 53(2) 157-160 2016年3月 査読有り
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Journal of Oral and Maxillofacial Surgery, Medicine, and Pathology 28(3) 277-282 2016年3月 査読有り
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Journal of Medical Case Reports 9(1) 41 2015年12月 査読有り
MISC
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日本口蓋裂学会雑誌 40(1) 23-29 2015年4月 査読有り近年,口唇口蓋裂患者に対する二次的顎裂部骨移植術の術後評価に,CT画像を用いた検討が報告されている。今回われわれは,二次的顎裂部骨移植術による骨架橋の成立に寄与する予後規定因子を明らかにするため,CT画像を用いた後方視的検討を行った。<br>13例に対し,患側上顎中切歯の根尖部,歯根中央部,歯槽骨頂部の高さに相当する断層面において,唇側,歯槽中央,口蓋側の,計9ヶ所で術後の骨架橋について評価した。骨架橋は,歯根中央部唇側では全例で認められ,以下,歯根中央部歯槽中央9例(69.2%),根尖部唇側および歯槽骨頂部歯槽中央8例(61.5%),歯槽骨頂部唇側6例(46.2%),歯根中央部口蓋側5例(38.5%),歯槽骨頂部口蓋側4例(30.8%),根尖部歯槽中央および口蓋側3例(23.1%)と続いた。また,単変量ロジスティック回帰分析の結果,歯根中央部の高さにおいて,歯槽中央および口蓋側では術前の顎裂幅径が術後の骨架橋成立に対する予知性の高い指標となることも明らかとなった。
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日口蓋誌 39(1) 1-6 2014年 査読有り【緒言】当センターでは顎裂部骨移植術(BG)にあたり,矯正歯科医と口腔外科医が相談,術前矯正治療や手術時期を決定している。今回,われわれの行ってきたBGについて後方視的検討を行った。<br>【方法】2007~2010年にBGを施行した片側性唇顎裂(以下UCLA)27例,片側性唇顎口蓋裂(以下UCLP)58例を対象とし,性別,手術時期,顎裂幅,患側側切歯の有無,手術時患側側切歯の萌出,手術時患側および健側犬歯の萌出,手術時患側および健側犬歯の歯根形成,移植骨量,骨形成について調査し,UCLA群とUCLP群間で比較検討した。<br>【結果】1.UCLA群は男児13例,女児14例,UCLP群は男児35例,女児23例,手術時期はUCLA群118.4±20.5ヶ月(92~171ヶ月),UCLP群119.1±14.7ヶ月(89~168ヶ月)で,両群間に有意差を認めなかった。<br>2.顎裂幅はUCLA群で歯槽頂部5.7±2.3mm,鼻腔底部12.1±4.5mm,UCLP群で歯槽頂部7.3±2.7mm,鼻腔底部14.6±3.9mm,移植骨量はUCLA群2.1±1.0g,UCLP群2.5±1.0gで,両群間に有意差を認めた(<i>p</i> < 0.05)。<br>3.手術時に患側犬歯は,UCLA群8例,UCLP群5例で萌出,手術時にUCLA群で患側犬歯萌出症例が有意に多かった(<i>p</i> < 0.05)。<br>4.犬歯歯根形成が1/2以上であったものは,患側でUCLA群14例,UCLP群11例,健側でUCLA群13例,UCLP群12例で,患側,健側ともUCLA群で犬歯の歯根形成が有意に早かった(<i>p</i> < 0.05)。<br>5.EnemarkらのLevel 2以上は,UCLA群96.3%,UCLP群98.3%で,骨形成は両群間に有意差はなかった。<br>【考察】UCLA群とUCLP群間で顎裂幅,移植骨量,手術時患側犬歯の萌出と,患側および健側の犬歯歯根形成に有意差を認めたが,両群とも骨形成は良好であった。
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日本口蓋裂学会雑誌 38(1) 29-34 2013年藤田保健衛生大学病院では,1992年口唇口蓋裂センターを立ち上げ,口唇口蓋裂をはじめとする顎・顔面領域の先天異常の治療にあたってきた。<br>口唇口蓋裂の治療では,種々の知識・技術が,長期間にわたり必要である。このような疾患のチーム医療では,そのチームの体制,さらにそのチームをどのように運営して行くかが重要である。その運営方式には,(a)リレー方式,(b)コンダクター方式,(c)コーディネーター方式,(d)アッセンブリー方式,などが考えられる。<br>藤田保健衛生大学病院口唇口蓋裂センターでは,(c)コーディネーター方式で運営している。現在我々のセンターでは,1500人以上の口唇口蓋裂患者を治療してきた。今後も,より的確かつ効率的なチーム医療の在り方を模索する必要があると考えている。