研究者業績
基本情報
研究キーワード
2研究分野
1学歴
4-
- 1983年
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- 1983年
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- 1979年
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- 1979年
委員歴
1MISC
71-
AURIS NASUS LARYNX 31(1) 89-93 2004年3月
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Journal of Gastroenterology and Hepatology 19,948-949 2004年
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Acta Histochem.Cytochem. Vol.37(2)87-93 2004年
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日本臨床外科学会雑誌 第64巻5号(5) 1112-1116 2003年患者は79歳,男性.検診にて胃癌および肝障害を指摘され,当院入院.上部消化管造影および内視鏡検査にて胃上中部小彎に3型胃癌を認めた.腹部CTにて#12リンパ節転移および門脈本幹腫瘍塞栓を認めたが,肝実質は僅かな濃染のムラを認めるもののSOLは認められなかった.術前検査中,吐下血からショック状態となり止血目的に緊急に脾摘を伴う胃全摘を施行した.病理組織では脈管侵襲傾向の強い高分化腺癌で深達度はse, intermediate type, INFβ, ly3, v2であった.術後より急速にDIC状態となり翌日出血性ショックにて死亡した.剖検の結果,門脈腫瘍栓があり,転移巣は肝,骨髄,前立腺と,肺門および肝門部リンパ節へ転移を認め,剖検上の死因としては,肝転移および門脈腫瘍栓による急激に進行した肝不全とDICに伴う出血性ショックによると診断された.術前CTで指摘できなかった肝転移は腫瘤を形成しない腫瘍細胞のび漫性転移であった.これら肝を含めた転移先では,腫瘍は小細胞癌様で免疫組織化学染色では高分化腺癌の像を呈する原発巣,門脈腫瘍栓がchromogranin A, CD56 (NCAM)染色で陰性であったのに対して,門脈周辺リンパ節および肝転移巣は陽性であった. H-E染色所見上脈管形成傾向がみられた部分もあったことから原発巣の高分化腺癌の転移巣における小細胞癌への脱分化と考えられた.
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Pathology Reserch and practice 198(305-310) 2002年
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Pathology International 51(707-712) 2001年
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J Gastroenterol 36(422-428) 2001年
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Pathology International 51(747-761) 2001年
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Int.J.Cancer(Pred.Oncol.) 89,39-43 2000年
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Pathology International 50(12) 967-972 2000年
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Pathology International 50(8) 655-659 2000年
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Surgical Today 30(12) 1118-1123 2000年
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The American Journal of Surgical Pathology 23(10) 1184-1200 1999年
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Oral Med Pathol 4(2) 71-74 1999年
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The American Journal of Surgical Pathology 23(4) 363-376 1999年
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肺癌 38(7) 885-889 1998年原発性気管癌は稀な疾患である。症例は58歳の男性で、1997年3月初めに血痕が出現し、耳鼻科でポリープ様声帯と診断され通院中であった。同年8月交通薯故で某病院に入院し、血痕の喀疲細胞診で、classIIIと診断され、精査目的で9月6日当院に転院した。入院時理学的所見、血液検査、胸部単純X線写真には異常を認めなかった。胸部CTでは、気管内に突出した腫瘤を認めた。気管支鏡検査で、気管内にポリープ状の腫瘤を認め、生検で扁平上皮癌と診断された。頭部および腹部CT、骨シンチ、Gaシンチでは転移巣は認めなかった。10月21日第4〜8気管軟骨輸を環状切除、端々吻合術を施行した。病理組織検査ではCarcinoma in Situの中等度分化扁平上皮癌で、免疫組織化学検査、およびIn Situ Hybridization法の結果よりHuman papiuomavirusの関与が強く示唆された。
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Haigan 38(7) 885-889 1998年
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Clinical ophthalmology 52(5) 895 1998年
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Pathology International 47(1) 38-53 1997年
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The American Journal of Surgical Pothology 21(12) 1420 1997年
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British Journal of Hoematology 99 656-664 1997年
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藤田学園医学会誌 20(1) 141-147 1996年
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Journal of the Japan Pancreas Society 11(1) 1-12 1996年
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Japanese Journal of Thoracic Diseases 34(11) 1260-1263 1996年
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Jpn.J.Cancer Clin. 42(5) 545-549 1996年
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Pathology International 46(1) 24-32 1996年
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PATHOLOGY INTERNATIONAL 45(5) 399-401 1995年5月
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日本臨床外科医学会雑誌 56(10) 2058-2061 1995年45歳女性,乳房腫瘤を自覚し当院を受診,左乳房A領域に無痛性孤立性の腫瘤を触れ,超音波検査では辺縁ほぼ整,内部はほぼisoechoic massを,乳腺撮影でも淡く球状,辺縁もsmoothなtumorを認めた.病理組織上,摘出標本は1.5×1.2cm大で,割面は乳白色調で硬く,弱拡大像で,被膜形成を認めない比較的境界不鮮明な限局性の腫瘍が既存の腺管をやや周辺に圧排し,強拡大像では腺管周囲及び間質に平滑筋束あるいは神経束様の構造がみられたが,腺管自体には二相性が明らかで,腺管及び周囲の細胞とも細胞学的な核異型や核分裂像は認められなかった. muscle-actin, α-smooth muscle actin染色では腺管周囲の腫瘍細胞の細胞質に強陽性であった.以上より平滑筋上皮細胞の増殖を主体とした限局性腫瘍でありmuscular hamartomaと診断した.