研究者業績
基本情報
論文
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Asian Journal of Surgery 41(2) 192-196 2018年3月1日 査読有り
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SURGERY TODAY 48(1) 33-43 2018年1月 査読有り
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CANCER CHEMOTHERAPY AND PHARMACOLOGY 79(5) 1021-1029 2017年5月 査読有り
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SURGERY TODAY 46(7) 860-871 2016年7月 査読有り
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SURGERY TODAY 46(4) 491-500 2016年4月 査読有り
MISC
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日本外科学会雑誌 112(1) 2011年5月25日
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日本外科学会雑誌 112(1) 2011年5月25日
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DISEASES OF THE COLON & RECTUM 54(5) 586-592 2011年5月 査読有り
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JOURNAL OF GASTROENTEROLOGY 46(2) 203-211 2011年2月 査読有り
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日本外科系連合学会誌 36(6) 913-919 2011年【目的】結腸MP癌(MP)の特徴と適切なリンパ節郭清範囲を明らかにする.<BR>【対象と方法】D3郭清を施行し,組織学的にMPと診断された結腸癌84例を対象に,左半MP71例(左MP)と右半MP13例(右MP)を臨床的に比較し,さらにMPをSS癌(SS)180例と臨床病理学的に比較検討した.<BR>【結果】根治度A手術の施行率,リンパ節転移率,2群または3群の所属リンパ節(遠隔リンパ節)への転移率,再発率,5年生存率は左MPと右MPで差を認めなかった.根治度Aの手術が施行されたMP(80例)のリンパ節転移率は23.8%で,SS(167例)の33.5%に比し低率の傾向にあったが,遠隔所属リンパ節への転移率は7.5%でSSの7.8%と差を認めず,遠隔リンパ節転移例における再発率はMPで33.3%,SSで15.4%と差を認めなかった.MPの根治度A手術症例における5年生存率は93.2%で,SSの85.5%と差を認めなかった.<BR>【結語】結腸MPはSSと遠隔リンパ節への転移率,再発率,予後に差がなく,SSと同様な郭清が必要と考えられた.
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日本腹部救急医学会雑誌 31(6) 855-859 2011年腹腔鏡下手術における偶発症の中には,血管損傷,腸管損傷,臓器損傷などがあげられる。これらの偶発症の発生率は,減少していないのが現状である。当院で施行した腹腔鏡下大腸切除術症例は446例あり,血管損傷例は14例,腸管損傷例は9例,臓器損傷は1例であった。開腹手術へのコンバート症例は12(2.6%)例であり,血管損傷例で開腹移行した症例はなかった。偶発症を起こさないためにも定型化した手術手技を行い,使用器具の正確な理解,操作方法,術者,助手,スコピストが三位一体となり協調操作を行い,視野の確保をし,解剖学的膜構造,剥離層の理解をすることが重要であると考えられる。
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日本腹部救急医学会雑誌 31(3) 579-582 2011年直腸肛門内圧検査は,直腸肛門部の機能検査の中心となる検査である。今回,直腸肛門内圧検査にて直腸穿孔を発症した2例を経験し,発表に関して患者,家族の同意も得られたので報告する。症例1:40歳台の男性。直腸癌にて超低位前方切除+横行結腸人工肛門造設術を施行。術後3ヵ月目の人工肛門閉鎖前に直腸肛門内圧検査(含,直腸感覚検査)を施行した。直腸感覚検査にて腹痛が出現,穿孔性腹膜炎にて緊急手術を施行した。症例2:70歳台の女性。直腸脱に対し経肛門的脱出腸管切除術(自動縫合器使用)を施行。術後6ヵ月目に直腸肛門内圧検査(含,直腸感覚検査)を施行した。検査後より下血が出現し,直腸穿孔にて約3週間の保存的治療を施行した。直腸感覚検査で用いたオバタメトロバルーンカテーテルは,個体に因らす簡便に行える検査器具である。しかし,吻合部に圧力がかかり易いため,術後検査には十分注意する必要がある。
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日本大腸肛門病学会雑誌 64(10) 873-878 2011年便失禁に関する外科治療の報告は多数存在するが,概してそのエビデンスレベルは低く,疾患の性質上,ランダム化比較試験などの大規模試験が困難である.肛門括約筋形成術などの標準的治療から現在のトピックスである仙骨神経刺激療法などの低侵襲手術の試みが欧米を中心に行われており,本邦における外科治療のガイドライン作成が急務である.<br> 便失禁の外科治療が今回のテーマである「標準化」となるためには,それぞれの治療法の特徴を十分に周知する必要がある.そのために,本邦で行われている肛門括約筋形成術,有茎薄筋移植術やストーマ造設術以外に,現時点では本邦において未承認の仙骨神経刺激療法などの外科治療も含めて文献的考察を加えて紹介する.<br>
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日本大腸肛門病学会雑誌 64(10) 873-878 2011年便失禁に関する外科治療の報告は多数存在するが,概してそのエビデンスレベルは低く,疾患の性質上,ランダム化比較試験などの大規模試験が困難である.肛門括約筋形成術などの標準的治療から現在のトピックスである仙骨神経刺激療法などの低侵襲手術の試みが欧米を中心に行われており,本邦における外科治療のガイドライン作成が急務である.<br> 便失禁の外科治療が今回のテーマである「標準化」となるためには,それぞれの治療法の特徴を十分に周知する必要がある.そのために,本邦で行われている肛門括約筋形成術,有茎薄筋移植術やストーマ造設術以外に,現時点では本邦において未承認の仙骨神経刺激療法などの外科治療も含めて文献的考察を加えて紹介する.<br>
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臨床外科 65(13) 1654-1661 2010年12月
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JAPANESE JOURNAL OF CLINICAL ONCOLOGY 40(11) 1073-1080 2010年11月 査読有り
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消化器外科nursing 15(5) 444-449 2010年5月
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日本外科学会雑誌 111(2) 2010年3月5日
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日本外科学会雑誌 111(2) 2010年3月5日
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日本外科学会雑誌 111(2) 2010年3月5日
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日本外科学会雑誌 111(2) 2010年3月5日
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日本大腸肛門病会誌 63(1) 6-14 2010年1月1日 査読有り直腸肛門内圧検査における引き抜き検査と直腸刺激検査について検討を行った.対象は,2007年9月から2008年8月に直腸肛門内圧検査を施行した71例である.測定の体位は左側臥位とし,water perfusion型のカテーテルを用いて引き抜き法で行った.直腸肛門の刺激には,径7mmのオバタメトロバルーンカテーテルを使用した.引き抜き検査を3回施行し,生理的肛門管長(HPZ)と肛門管最大静止圧(MRP)を測定.各測定値のばらつきや平均値(mean),中央値(median)など様々な測定値を検討した結果,年齢や性別,便失禁の程度と最も相関するのは,引き抜き検査3回目の値であった.また直腸刺激検査では,便意発現最少量(FS)や最大耐用量(MTV)は年齢や性別,便失禁の程度と明らかな相関関係を認めなかった.しかし耐用量(TV)=(最大耐用量(MTV)-便意発現最少量(FS))を用いると,年齢や性別,便失禁の程度と相関関係を認めた.今後,耐用量(TV)は便失禁の指標となる可能性が示唆された.<br>
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Physical Review B - Condensed Matter and Materials Physics 80(24) 2009年12月21日
書籍等出版物
18講演・口頭発表等
379作成した教科書、教材、参考書
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件名-終了年月日2010概要標準外科学 「小腸および結腸」p 528-544を分担執筆