研究者業績
基本情報
- 所属
- 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 大学共同利用実験調整グループ 主幹研究開発員
- 学位
- 博士(理学)(東京大学)
- ORCID ID
https://orcid.org/0000-0001-6366-2608
- J-GLOBAL ID
- 200901078920834652
- researchmap会員ID
- 5000019324
研究分野
2経歴
7-
2024年10月 - 現在
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2016年4月 - 2024年9月
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2015年10月 - 2016年3月
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2005年4月 - 2015年9月
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2004年4月 - 2005年3月
学歴
3-
1996年4月 - 1999年3月
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1993年4月 - 1995年3月
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1989年4月 - 1993年3月
委員歴
2-
2015年4月 - 現在
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2009年4月 - 2015年3月
受賞
2論文
287-
Discover Life 55(1) 2025年9月In space, asteroids have collided with planets and satellites throughout their long history, and many types of organic molecules have been synthesized. In particular, on satellites with gas atmospheres such as titan, a satellite of saturn, asteroid impacts cause hot reactions in a hot gas plume. To investigate the effects of asteroid impacts, simulation experiment has been carried out using a two-stage light-gas gun in nitrogen gas. we used a small polycarbonate bullet to impact on an iron-based target in nitrogen gas at a pressure of 100 kpa and a speed of approximately 7 km/s. As a result, many carbonaceous nanoparticles were produced. By analyzing the produced soot, using a water extraction method, a dabsylation method and a liquid chromatography method, we detected markedly large amounts of amino acids (glycine and alanine). The reaction process in the hot gas plume was considered. Many types of radicals collide with each other in nitrogen gas and the impact provides a suitable environment for the synthesis of amino acids and precursors of amino acids....
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International Journal of Impact Engineering 2025年8月
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Journal of Spacecraft and Rockets (in press) 2025年7月 査読有り
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Journal of Space Safety Engineering 2025年6月
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International Journal of Impact Engineering 2025年6月
MISC
635-
日本惑星科学会秋季講演会予稿集 2006 104-104 2006年シリカエアロジェルは、超高速度域での固体微小粒子の優れた捕獲材として用いられている。著者らはこれまでに加速器で鉱物粒子をエアロジェルに撃ち込む模擬実験などを行い、捕獲粒子の鉱物学的変成や粒子体積残存率を評価してきた。今回、直径500μmのアルミナ粒子を撃ったショット(4.25 km/s)などでエアロジェル中での貫入トラック形成の様子を高速度カメラで撮影することに成功した。これまでの研究成果と今回の解析データを合わせ、エアロジェルによる粒子捕獲におけるエネルギー分配について考察する。
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日本惑星科学会秋季講演会予稿集 2006 79-79 2006年はやぶさに続く始原天体ミッションとして、C型小惑星の表面および地下物質に適した試料採取機構・運用方法を検討している。従来のはやぶさの技術と運用をベースラインにしつつも、有機物や含水鉱物を採取する観点からの改良点として、収量の増加と層序情報の維持が挙げられる。そこで「コアラー撃ち込み&テザーによる引き抜き法」と「自由面発破による人工クレーター形成の可能性」の基礎開発を実施してきた。それらの成果を報告する。
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日本惑星科学会秋季講演会予稿集 2006 26-26 2006年落下塔実験施設を用いた微小重力下での衝突クレーター実験を行った。結果は、形成されたクレーターの直径に重力の影響が無いことを示した。これは、従来の予測と異なるものであった。実験方法と結果の詳細に関しては、口頭発表で報告する。
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IEEE Nuclear Science Symposium Conference Record 1 423-427 2005年
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日本惑星科学会秋季講演会予稿集 2005 24-24 2005年Itokawaの中間赤外線Nバンド3波長、Qバンド1波長の観測を2004年7月に行った。多波長観測と熱物理モデル(TPM)による解析から、直径: 0.32+/-0.03km、幾何学アルベド: 0.19+0.11/-0.03、表面物質の熱慣性: 750 J/m2/√s/K 、形状モデルと組み合わせて、520(±50) x270(±30) x230(±20) mが求められた。これはレーダー観測の結果とは有意な15%の差である。熱慣性値は表層はレゴリスやダストの少ない岩盤に近いことを示し、密度を仮定すると質量は4.5x10^10 kgである。
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日本惑星科学会秋季講演会予稿集 2005 38-38 2005年われわれは, 2003年秋に近地球型小惑星 65803 Didymos (1996 GT) の測光観測を行ない, 連星系小惑星であることを明らかにした. また, 反射スペクトルおよび位相曲線からM 型小惑星であることも導きだした. さらに, 2005年6月に追観測を行ない, 衛星の3次元的軌道を推定した. この結果, Didymosのバルク密度が 1.4 ± 0.3 g/cm<SUP>3</SUP> と見積もられ, 岩石質な物質から構成されている可能性を示した.
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METEORITICS & PLANETARY SCIENCE 39(8) A116-A116 2004年8月
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日本惑星科学会秋季講演会予稿集 2003 39-28 2003年10月8日衝突クレーター形成過程において、サイズ等を支配するパラメーターが、標的が岩石等の場合は物質強度、標的がレゴリス等の場合は表面重力であることは様々な研究により明らかにされている。しかし、標的がレゴリスでかつ表面重力が微小な場合に、どのようなパラメターにより支配されるかは明らかでない。このような領域でのクレーター形成過程を定量的に明らかにすることは、小惑星の表面進化過程を研究するうえで重要である。今回我々は、落下カプセルを用いた微小重力環境下でのクレーター形成実験を行ったので、その結果を発表する。
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日本惑星科学会秋季講演会予稿集 2003 87-87 2003年小惑星4Vestaは火成作用を受けた表面組成、その非一様性、HED隕石の母天体と考えられていることなどから非常に特徴的な小惑星であるといえる。1807年の発見以来多くの測光、分光観測が行なわれてきた。<BR>今回、2003年2月20日から5月21日までに、木曽観測所105cmシュミット望遠鏡とKONICを用いた赤外領域での測光観測、10cm屈折望遠鏡とECASフィルタをつけたMUTOH CV-16 CCDカメラを用いた可視領域での測光観測、県立ぐんま天文台65cm望遠鏡と小型低分散分光器を用いた可視・近赤外分光観測を行なった。<BR>局所的な違いとともに宇宙風化作用についての考察を報告する。<BR>
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日本惑星科学会秋季講演会予稿集 2003 88-88 2003年我々は、現在行っている彗星ダストトレイルの可視サーベイ観測において、81P/Wild2彗星にダストトレイルを発見した。81P/Wild2彗星は、NASAの彗星探査機「スターダスト」の探査ターゲット天体である。スターダストは2004年1月にこの彗星にフライバイし、彗星ダストを採取する予定となっている。今回の観測から、ダストトレイルの粒子のサイズは1mm程度と推測している。スターダストがダストトレイルを通過する時、そのような大きいトレイル粒子の衝突が予想される。本研究では、その衝突頻度を見積もった。その結果を報告する。
主要な講演・口頭発表等
132所属学協会
3共同研究・競争的資金等の研究課題
17-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 2024年4月 - 2028年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(A) 2022年4月 - 2026年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 2021年4月 - 2024年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 2021年4月 - 2024年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2020年4月 - 2023年3月