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太陽系科学研究系

研究者リスト >> 鳥海 森
 

鳥海 森

 
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研究者氏名鳥海 森
 
トリウミ シン
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所属国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
部署宇宙科学研究所
職名国際トップヤングフェロー
学位博士(理学)(東京大学)
科研費研究者番号30738290
ORCID ID0000-0002-1276-2403
J-Global ID201801010150385982

プロフィール

2014年3月東京大学大学院地球惑星科学専攻修了。博士(理学)。国立天文台特任助教を経て、2019年4月よりJAXA宇宙科学研究所国際トップヤングフェロー。太陽黒点の形成過程や太陽フレアの発生機構に興味を持ち、数値シミュレーションと観測データ解析の両面から研究を行っています。最近は恒星黒点・恒星フレアに関する研究にも取り組んでいます。ADS Google Scholar
浮上磁場と黒点形成:黒点は太陽内部から磁場が浮上することで形成されますが、内部を光によって観測することはできません。そこで、大規模な数値シミュレーションにより太陽内部から磁場が浮上する様子を再現し、浮上速度などを明らかにしました。また、「日震学」により太陽内部の磁場を検出する手法を開発し、浮上磁場の速度がシミュレーションと一致することを示しました。
黒点ジェットの発生メカニズム:黒点の上空では活発な爆発やジェット噴出が生じます。「ひので」「IRIS」衛星による同時観測と数値シミュレーションの解析を組み合わせ、黒点ジェットが、対流に駆動された磁気リコネクションによって生じることを明らかにしました。→ プレスリリース
フレア黒点の研究:太陽フレアは、複雑な形状を持つ黒点に発生しやすいことが知られています。衛星観測データの解析により、フレア黒点の統計的性質を明らかにしました。また、太陽内部の磁場がリアリスティックな熱対流によって浮上し、自発的にフレア黒点を形成する世界初の数値シミュレーションに成功しました。→ 解説記事
多波長ライトカーブによる恒星黒点の探査:恒星は空間分解して観測することが難しいため、恒星全体から届く光によって黒点の性質を探る必要があります。黒点が太陽面をトランジットする際のさまざまな波長帯における明るさの変化(ライトカーブ)を調べ、恒星黒点トランジット時に測定される多波長のライトカーブから恒星黒点の性質を調査する方法を提案しました。→ プレスリリース[NASA,国立天文台,JAXA宇宙研]
次期太陽観測衛星「Solar-C(EUVST)」:2020年代中頃の打ち上げを目指す日本の次期太陽観測衛星「Solar-C(EUVST)」計画において、科学検討とともに、運用体制の構築などに取り組んでいます。

研究キーワード

 
プラズマ ,シミュレーション ,電磁流体力学 ,太陽フレア ,太陽物理学

研究分野

 
  • 自然科学一般 / 素粒子、原子核、宇宙線、宇宙物理にする理論 / 
  • 自然科学一般 / 天文学 / 

経歴

 
2019年4月
 - 
現在
宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 国際トップヤングフェロー 
 
2014年4月
 - 
2019年3月
自然科学研究機構国立天文台 太陽天体プラズマ研究部 特任助教(国立天文台フェロー) 
 
2011年4月
 - 
2014年3月
日本学術振興会  特別研究員(DC1) 
 

学歴

 
2009年4月
 - 
2014年3月
東京大学 大学院理学系研究科 地球惑星科学専攻
 
2007年4月
 - 
2009年3月
東京大学 理学部 地球惑星物理学科
 
2005年4月
 - 
2007年3月
東京大学 教養学部 理科I類
 

受賞

 
2017年11月
4th Asia-Pacific Solar Physics Meeting (APSPM 2017), Young Scientist Best Presentation Award
鳥海森 
 
2016年11月
大和日英基金, Daiwa Adrian Prizes,Understanding magnetic energy release at all scales in the solar atmosphere: from small-scale jets and flares that are seen anywhere on the sun, to large scale explosions that are hard to predict and can have a significant impact on the Earth.
L. Harra L. Calhane H. Mason D. Baker S. Matthews H. Hara T. Watanabe S. Imada S. Toriumi T. Shimizu 
 
2013年3月
LWS/SDO 2013 Science Workshop, Student Poster Award
Shin Toriumi 
 
2011年3月
東京大学大学院理学系研究科, 研究奨励賞
鳥海森 
 

論文

 
 
Shin Toriumi   
Advances in Space Research   2021年   [査読有り]
 
Shin Toriumi   Vladimir S. Airapetian   Hugh S. Hudson   Carolus J. Schrijver   Mark C.M. Cheung   Marc L. DeRosa   
The Astrophysical Journal   902(1) 362020年10月   [査読有り]
https://ui.adsabs.harvard.edu/abs/2020ApJ...902...36T/abstract
 
Shin Toriumi   Shinsuke Takasao   Mark C. M. Cheung   Chaowei Jiang   Yang Guo   Keiji Hayashi   Satoshi Inoue   
The Astrophysical Journal   890(2) 1032020年2月   [査読有り]
https://ui.adsabs.harvard.edu/abs/2020ApJ...890..103T/abstract
https://doi.org/10.5281/zenodo.3591984
 
Shin Toriumi   Hideyuki Hotta   
The Astrophysical Journal Letters   886(1) L212019年11月   [査読有り]
https://ui.adsabs.harvard.edu/abs/2019ApJ...886L..21T/abstract
 
Shin Toriumi   Haimin Wang   
Living Reviews in Solar Physics   16(3) 1-1282019年5月   [査読有り][招待有り]
https://ui.adsabs.harvard.edu/abs/2019LRSP...16....3T/abstract

MISC

 
 
 
鳥海 森   
ISASニュース   478 2-42021年1月
 
S. Toriumi   
HMI Science Nuggets   1342019年12月   
 
T. Shimizu   S. Imada   T. Kawate   K. Ichimoto   Y. Suematsu   H. Hara   Y. Katsukawa   M. Kubo   S. Toriumi   T. Watanabe   T. Yokoyama   C.M. Korendyke   H.P. Warren   T. Tarbell   B. De Pontieu   L. Teriaca   U.H. Schühle   S. Solanki   L.K. Harra   S. Matthews   A. Fludra   F. Auchère   V. Andretta   G. Naletto   A. Zhukov   
Proceedings of the SPIE   1111807 2019年9月   
 
H. Wang   V. Yurchyshyn   C. Liu   K. Ahn   S. Toriumi   W. Cao   
Research Notes of the American Astronomical Society   2(1) 82018年1月   
https://ui.adsabs.harvard.edu/abs/2018RNAAS...2....8W/abstract

講演・口頭発表等

 
 
Flux Emergence and Generation of Flare-productive Active Regions
Shin Toriumi   
COSPAR 2021 (43rd COSPAR Scientific Assembly)   2021年1月31日   
口頭(30分)[E2.1-0005-21]
 
太陽物理学における数値計算の現状と課題
鳥海森   
令和2年度国立天文台CfCAユーザーズミーティング   2021年1月19日   
口頭(35+5分)
 
Comparison of Data-driven Coronal Field Models of the Sun Using a Flux-emergence Simulation as a Ground-truth Data Set
S. Toriumi   S. Takasao   S. Inoue   M.C.M. Cheung   C. Jiang   
AOGS 2019   2019年7月31日   
口頭(12+3分)[ST27-A003]
 
Solar-C_EUVST: Science Objectives and Collaborations
S. Toriumi   T. Shimizu   S. Imada   T. Kawate   C. Quitero Noda   K. Ichimoto   H. Hara   T. Watanabe   Y. Suematsu   Y. Katsukawa   Solar-C WG   C. Korendyke   H. Warren   T. Tarbell   S. Solanki   L. Teriaca   L. Harra   A. Fludra   F. Auchere   A. Vincenzo   A. Zhukov   
1st ASO-S International Workshop   2019年1月17日   
口頭(30+5分)
 
How Can We Create Flare-producing Sunspots?
S. Toriumi   
AAPPS-DPP 2018   2018年11月12日   
口頭(20+5分):SA-I7

担当経験のある科目(授業)

 
2021年5月
 - 
2021年5月
宇宙の科学 (立教大学)
2020年7月
 - 
2020年7月
宇宙の科学 (立教大学)

所属学協会

 
2018年8月
 - 
現在
国際天文学連合
2012年3月
 - 
現在
American Astronomical Society
 
   
 
日本地球惑星科学連合
 
   
 
日本天文学会
 
   
 
American Geophysical Union

共同研究・競争的資金等の研究課題

 
 
恒星対流層から惑星間空間までを包括した太陽面爆発現象の理解と先進予測の実現
日本学術振興会: 科学研究費助成事業 基盤研究(A)
草野 完也 
研究期間: 2021年4月 - 2026年3月
 
恒星コロナ進化の理論的研究
日本学術振興会: 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
横山 央明 
研究期間: 2021年4月 - 2024年3月
 
超大型太陽望遠鏡DKISTで迫るプラズマ加熱の新たな物理的描像
日本学術振興会: 科学研究費助成事業 国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
鳥海 森 久保 雅仁 横山 央明 
研究期間: 2020年10月 - 2024年3月
 
気球太陽望遠鏡による精密偏光観測:恒星大気における磁気エネルギー変換の現場に迫る
日本学術振興会: 科学研究費助成事業 基盤研究(A)
勝川 行雄 清水 敏文 
研究期間: 2018年4月 - 2019年3月

学術貢献活動

 
 
企画立案・ 運営等・パネル司会・セッションチェア等
日本地球惑星科学連合 ((オンライン)) 2021年6月6日 - 2021年6月6日
 
企画立案・ 運営等
 (オンライン) 2021年2月12日 - 2021年4月15日
 
企画立案・ 運営等
太陽研究者連絡会(太陽研連)、JAXA宇宙科学研究所(ISAS)ひので/Solar-Cグループ、名古屋大学宇宙地球環境研究所 (オンライン) 2020年12月21日 - 2020年12月22日
世話人(Zoom担当)・座長
 
企画立案・ 運営等
 (東京大学) 2019年9月2日 - 2019年9月6日
 
企画立案・ 運営等
 (東京大学) 2019年3月18日 - 2019年3月22日

社会貢献活動

 
 
【出演,パネリスト】
日本地球惑星科学連合2021年大会 次の世代につなぐ宇宙科学の最前線 〜JAXA・NASAによる中高生向けオンライン講演会〜 (日本地球惑星科学連合2021年大会) 2021年5月30日 - 2021年5月30日
 
【出演】
 2020年度JAXA相模原キャンパス・オンライン特別公開 2021年3月26日 - 2021年3月27日
 
【講師】
前橋市立元総社中学校PTA 元総社中学校進路講演会 (前橋市・元総社中学校) 2019年11月22日 - 2019年11月22日
口頭(90分)
 
【講師】
駿台学園高等学校 駿台天文講座 第52回 七夕星を語る会・全国同時七夕講演会2017 (東京・駿台学園高等学校) 2017年7月7日 - 2017年7月7日
 
【出演】
TBSテレビ 別冊アサ(秘)ジャーナル 2016年8月29日 - 2016年8月29日
夏休みスペシャル 国立天文台

メディア報道

 
 
アストロアーツ   2020年10月   [インターネットメディア]
2020年10月8日JAXA宇宙研・国立天文台共同ウェブリリース
 
マイナビ   マイナビニュース   2020年10月   [インターネットメディア]
2020年10月8日JAXA宇宙研・国立天文台共同ウェブリリース
 
NHK名古屋放送局   生活ほっとイブニング   2017年9月   [テレビ・ラジオ番組]
2017年9月Xクラスフレアに関する電話取材
 
インターネットコム株式会社   InternetCom(internetcom.jp)   2017年9月   [インターネットメディア]
2017年9月Xクラスフレアに関する電話取材
 
株式会社財経新聞社   財経新聞   2015年10月   [インターネットメディア]
国立天文台・ISAS/JAXA・NASA・ロッキードマーチン太陽天体物理学研究所リリース「黒点形成時に発生する爆発・ジェット現象の仕組みを解明」