研究者氏名 山本 善一
ヤマモト ゼンイチ URL 所属 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 部署 宇宙科学研究所 職名 教授 学位 工学博士(東京大学) 科研費研究者番号 60183985 J-Global ID 202101015455590273
研究キーワード
M-Vロケット
,追跡局
,超大型アンテナ
,深宇宙通信
研究分野
ものづくり技術(機械・電気電子・化学工学) / 通信工学 / 衛星探査機搭載通信系サブシステム
ものづくり技術(機械・電気電子・化学工学) / 通信工学 / ロケット搭載機器
ものづくり技術(機械・電気電子・化学工学) / 通信工学 / 地上局
ものづくり技術(機械・電気電子・化学工学) / 通信工学 / 大型アンテナ
情報通信 / 情報ネットワーク / 深宇宙通信
経歴
2003年9月
-
現在
宇宙科学研究所 宇宙機応用工学研究系 教授
2010年4月
-
2017年1月
宇宙航空研究開発機構 統合追跡ネットワーク技術部 臼田宇宙空間観測所長
1991年4月
-
2003年8月
宇宙科学研究所 衛星応用工学研究系 助教授
1986年4月
-
1991年3月
宇宙科学研究所 衛星応用工学研究系 助手
学歴
1983年4月
-
1986年3月
東京大学大学院博士課程 工学系研究科 電気工学科
1981年4月
-
1983年3月
東京大学大学院修士課程 工学系研究科 電気工学科
1977年4月
-
1981年3月
東京大学 工学部 電気電子工学科
委員歴
2009年4月
-
2015年3月
経済産業省 可搬統合型小型地上システムの開発 技術委員
2000年10月
-
2001年9月
一般社団法人電波産業会 IMT-2000と関連無線設備との相互干渉検討会 技術委員
受賞
1993年5月
電子情報通信学会, 論文賞,ボイジャー2号海王星掩蔽実験のための受信システム高野 忠 山本善一 水野英一 山田三男 大橋清一 土谷牧夫 河島信樹 広沢春任 林 友直
論文
Yamamoto, Zen-Ichi   Hirosawa, Haruto   Nomura, Tamiya   
IEEE Transactions on Aerospace and Electronic Systems AES-23(4) 1987年
MISC
戸田 知朗   斎藤 宏文   高野 忠   山本 善一   冨田 秀穂   谷島 正信   
電子情報通信学会技術研究報告. SANE, 宇宙・航行エレクトロニクス 100(465) 57-62 2000年11月
高度化する深宇宙探査計画において通信系機器に抜本的な改善が求められる。実情にあった測距信号再生中継方式として長周期PN符号同期積分再生方式を提案し、簡易でいてしかも所要性能に劣化の生じないことを解析で明らかにした.また、この方式が実際に衛星ミッションに有効であることを将来衛星計画MUSES-Cの場合によって明らかにし、ブレッドボードモデルを作製し実証実験を行った.現在、次期衛星搭載用X帯ディジタルトランスポンダの開発を推進し再生中継方式を用いたトランスポンダの実現を目指している。トランスポ...
廣澤 春任   横山 幸嗣   山本 善一   山田 三男   加藤 隆二   森 謙二郎   津田 正宏   
宇宙科学研究所報告 110(110) 1-11 2000年8月
臼田宇宙空間観測所に設置した水素メーザ標準周波数時刻システムについて述べている.深宇宙追跡局において水素メーザを周波数標準器として用いるに当たって,高い信頼度を確保するには3台を並列運転することが望まれるが,臼田宇宙空間観測所においては1998年に3台の水素メーザからなる標準周波数時刻システムを実現することができた.3台の水素メーザを並列運用するために開発した位相比較,時刻監視などの運用監視システムは予定した機能を果たし,良好に動作している.
杉田 晋哉   山本 善一   大島 勉   廣澤 春任   
電子情報通信学会技術研究報告. SANE, 宇宙・航行エレクトロニクス 99(248) 7-12 1999年7月
ロケットの燃焼中、ロケット搭載通信機器と地上追跡局間の通信電波は噴煙により減衰する。減衰の特性ならびにそのメカニズムを明らがにすることを目指して、M-V型ロケットの打ち上げにおいて地上受信局にて取得されたテレメータ及びレーダのAGC (Auto Gain control)データを解析した。その結果の中からロケット機軸が地上局に対してなすアスペクトアングルと電波減衰量の関係、観察されたマルチパス現象等について述べる。また、減衰現象を明らかにすることを目指して行った予備的な燃焼試験についても述べる。
廣澤 春任   平林 久   小林 秀行   村田 泰宏   紀伊 恒男   Edwards Philip   Fomalont Ed   山本 善一   藤沢 健太   岡保 利佳子   輪島 清昭   井上 允   川口 則幸   柴田 克典   亀野 誠二   朝木 義晴   西堀 俊幸   
電子情報通信学会技術研究報告. SAT, 衛星通信 97(556) 9-16 1998年2月
宇宙科学研究所は、科学衛星「はるか」を、1997年2月12日、同研究所のM-V型ロケット初号機により打ち上げた。「はるか」は世界最初の電波天文衛星として、スペースVLBIの実験ならびに観測に取り組んできている。打ち上げ3ヶ月後の5月半ばには、地上電波望遠鏡との間で、初のフリンジ(干渉縞)を検出した。打ち上げ4ヶ月後には、スペースVLBIによる、クエーサーの初のイメージングを行った。ここでは、「はるか」によるスペースVLBI実験について、初のイメージングに至るまでの主な経過と成果を述べる。
川口 則幸   広沢 春任   山本 善一   小野 真裕   
電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播 97(228) 23-28 1997年8月
宇宙科学研究所は本年2月に工学試験衛星(MUSES-B)を搭載したM-V型ロケット1号機の打ち上げに成功し、超楕円軌道に投入された衛星は「はるか」と命名された。「はるか」のミッションはスペースVLBI観測が主で、直径8mの大型アンテナとVLBI観測に必要な機器を搭載している。ただし、VLBI観測に必須の原子時計は搭載しておらず、周波数標準の基準信号は地上の水素メーザ型原子時計から衛星に供給している。本研究は、この基準信号の衛星への伝送の際に生じる伝搬位相揺らぎの影響を評価し、実際に得られた...
書籍等出版物
山本善一(担当:単著, 範囲:すべて)
CQ出版 2013年11月
講演・口頭発表等
山本善一   中島潔   上野国樹   山田三男   柴田智之   
電子情報通信学会技術研究報告マイクロ波 2016年1月14日
野地 紘史   福田 豪   堀 正和   小林 雄太   古田 重樹   森口 幸男   山本 善一   川崎 繁男   
電子情報通信学会総合大会講演論文集 2012年3月6日 一般社団法人電子情報通信学会
野地 紘史   堀 正和   澁谷 賢広   磯野 晃輔   小林 雄太   山田 三男   石崎 俊男   古田 重樹   森口 幸男   河合 正   西川 健二郎   加藤 隆二   山本 善一   川崎 繁男   
電子情報通信学会技術研究報告. SANE, 宇宙・航行エレクトロニクス 2011年4月14日 一般社団法人電子情報通信学会
2.1GHzにおいて200W級出力可能なGaN・HPA(High Power Amplifier)ユニットを試作した.4つのSSPA(Solid State Power Amplifier)ユニットの出力を円筒形導波管コンバイナーで合成し、540W出力を達成した.1ユニット内の合成では、2個のGaN HEMTアンプを並列接続し、ペルチェ冷却装置と組み合わせて、冷却器付単体ユニットとして最大200W出力を実現することができた.動作点をAB級とし、小型ペルチェ冷却器を用いることで周辺回路温度を...
山本 善一   
電子情報通信学会技術研究報告. SANE, 宇宙・航行エレクトロニクス 2011年4月14日 一般社団法人電子情報通信学会
我が国の深宇宙通信に用いられているJAXA UDSC64mアンテナ設備/USC34mアンテナ設備について紹介する。
岩田 隆浩   前島 弘則   米倉 克英   並木 則行   花田 英夫   今村 剛   野田 寛大   浅利 一善   山本 善一   田中 孝治   飯島 祐一   高野 忠   
電子情報通信学会技術研究報告. SANE, 宇宙・航行エレクトロニクス 2011年4月14日 一般社団法人電子情報通信学会
月周回衛星SELENEは,主衛星「かぐや」と,2機の子衛星であるリレー衛星「おきな」,VRAD衛星「おうな」から構成され,2007年9月の打上げから2009年6月まで運用が行われた.運用に際して使用された地上局は,JAXAのGN局,臼田宇宙空間観測所(UDSC),及び海外局等である.とりわけ臼田局64mアンテナでは,「かぐや」ミッションデータのダウンリンク,及び「おきな」を用いた世界で初となる月周回衛星の4ウェイドプラ計測が実施された.これらの運用の概要と,4ウェイ中継を実現するための改良...
担当経験のある科目(授業)
2003年10月
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現在
宇宙工学概論 (総合研究大学院大学)
2003年10月
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現在
宇宙電子情報工学概論 (総合研究大学院大学)
所属学協会
1986年4月
-
1991年10月
電子情報通信学会