三村, 千春, 中坪, 太久郎
淑徳大学大学院総合福祉研究科研究紀要 31 27-42 2024年9月30日
本研究では,大学生を対象としてマインドフル・イーティング(Mindful Eating;以下ME)のワークを実施し,その効果と取り組み内容について検討を行うことを目的とした。222名(男性66名,女性152名,その他4名)の大学生がMEワークと自由記述式の調査に協力し,そのうち128名(男性40名,女性87名,その他1名)が質問紙調査に参加した。自由記述内容についてテキストマイニング分析を行ったところ,MEワークに取り組むことでポジティブな感覚や感情を経験したことが推察された。食に関する幸福感尺度を用いた前後比較においては,尺度の全体得点および下位尺度の【食のポジティブ感情】において,ワーク実施後の得点が高かった。結果から,大学生を対象とした単回の講義にホームワークを加えたMEワークの取り組みは,食のポジティブ感情のような,食の幸福に関する要因の中でも短い時間に変動し得るような領域を中心としてその効果が見込まれることが考えられた。
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論文