山下琴音, 中村太戯留, 有馬宏和, 山本浩之, 武藤ゆみ子
情報教育シンポジウム2025論文集, 159-162, Aug, 2025
岡山県笠岡市のご当地銘菓「かぶとがにまんじゅう」の認知度向上を目的に,人と AI の協働によるリブランディング手法を提案した.まず,全国 47 都道府県の饅頭を対象に〈名産品活用・コラボレーション・キャラクター採用・観光地関連性・バリエーション〉の 5 属性と,食感を示すオノマトペについて抽出・分析し,消費者アンケート結果とあわせて地域固有のニーズを導出した.次に,その結果に基づき,大規模言語モデルと画像生成モデルを活用して新たなフレーバー案やパッケージデザインを提案した.一般消費者を対象とした評価の結果,その有効性が確認され,笠岡市の地域活性化に寄与する可能性が示された.本手法は,笠岡市の地域活性化に寄与するとともに,データ分析・生成 AI・Human-AI in-the-loop を統合することで,他地域のリブランディングにも汎用的に適用し得ることが示唆される.