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研究者業績

研究者リスト >> 松家 敬介
 

松家 敬介

 
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研究者氏名松家 敬介
 
マツヤ ケイスケ
URL
所属武蔵野大学
部署工学部 数理工学科
職名准教授
学位博士(数理科学)(東京大学), 修士(数理科学)(東京大学), 学士(教養)(東京大学)
J-Global ID201701011931843748

研究キーワード

 
数理生物学 ,差分方程式 ,非線形解析

研究分野

 
  • 自然科学一般 / 応用数学、統計数学 / 
  • 自然科学一般 / 数学基礎 / 
  • 自然科学一般 / 数理解析学 / 

経歴

 
2021年9月
 - 
現在
青山学院大学 理工学部 非常勤講師 
 
2020年9月
 - 
現在
法政大学 理工学部 兼任教員 
 
2020年4月
 - 
現在
武蔵野大学 工学部 数理工学科 准教授 
 
2019年4月
 - 
現在
千葉大学 教育学部 非常勤講師 
 
2015年4月
 - 
2020年3月
武蔵野大学 工学部 数理工学科 講師 
 

学歴

 
2010年4月
 - 
2013年3月
東京大学 数理科学研究科 数理科学専攻 博士後期課程
 
2008年4月
 - 
2010年3月
東京大学 数理科学研究科 数理科学専攻 修士課程
 
2004年4月
 - 
2008年3月
東京大学 教養学部 基礎科学科 数理科学分科
 

委員歴

 
2021年4月
 - 
現在
日本応用数理学会 応用可積分系研究部会  幹事
 
2017年4月
 - 
2019年3月
一般社団法人日本応用数理学会  学会誌編集委員会 常任幹事
 
2016年4月
 - 
2017年3月
一般社団法人日本応用数理学会  学会誌編集委員会 委員
 

受賞

 
2020年6月
一般社団法人 日本応用数理学会, 2019年度若手優秀講演賞,離散Gray-Scottモデルの時空パターンと平衡解のTuring不安定性
 
2013年3月
東京大学大学院数理科学研究科, 東京大学大学院数理科学研究科長賞
 
2010年3月
東京大学大学院数理科学研究科, 東京大学大学院数理科学研究科長賞
 

論文

 
 
松家 敬介   
武蔵野大学数理工学センター紀要   (8) 54-58   2023年3月   [査読有り]
著者は, これまでの研究で, 常微分方程式系の離散化で得られた差分方程式それぞれの平衡解とその安定性について比較し, 差分刻みを十分小さくすることで離散化で得られた差分方程式系の平衡解の安定性に関する条件が元の常微分方程式系のそれに近づくことが分かっている.
この結果から差分刻みの大きさによって, それぞれの平衡解の安定性にずれが生じることもわかっている.
本稿ではこれまでの研究で提案していた離散化を修正し, 差分刻みによって平衡解の安定性が元の微分方程式のそれと変化しないものを提案する.
 
松家 敬介   
武蔵野大学数理工学センター紀要   (7) 10-20   2022年3月   [査読有り]
本稿では,これまでの研究で与えていた離散化の手法を用いた競争拡散系の離散化を与え,そこで得られた偏差分方程式系の特定の領域における平衡解の安定性について議論したその結果,平衡解の安定性はもとの競争拡散系の平衡解の安定性ときれいに一致するということがわかった離散化を行うと,一般的には解の構造の一部が崩れてしまうが,平衡解の安定性に関して定性的には変化しておらず,今回扱った偏差分方程式系は離散化としてはよいものであると言える.
 
松家 敬介   
武蔵野大学数理工学センター紀要   (6) 61-68   2021年3月   [査読有り]
反応拡散方程式には, 初期条件の大小関係が解の大小関係と一致するという比較原理が知られている. 本稿では, これまでの研究で反応拡散方程式の離散化が提案されており, その離散化で得られた偏差分方程式に対して, 比較原理がどういった形であらわれるか議論した. その結果, 差分刻みに対する条件を与えることで比較原理が成り立つことが分かった. ただし, この条件は十分条件となっている.
 
松家 敬介   
武蔵野大学数理工学センター紀要   (5) 66-71   2020年3月   [査読有り]
Duhamelの原理は斉次線形偏微分方程式の解から対応する非斉次線形偏微分方程式の解を得る手法として知られている. 本稿では, 非斉次線形熱方程式から差分法で得られる差分方程式に対するDuhamelの原理の離散類似を述べ, さらに, 非斉次線形波動方程式から差分法で得られる差分方程式に対するDuhamelの原理の離散類似も与える.
 
松家 敬介   
武蔵野大学数理工学センター紀要   (4) 50-58   2019年3月   [査読有り]
本稿では反応項が有理式である反応拡散系に対応する常微分方程式系の離散化を用いることで反応拡散系の減算のない離散化を与えた. 今回の離散化で得られた偏差分方程式系は元の反応拡散系と同じ平衡解をもち, それぞれの平衡解の安定性について考察し, Turing不安定性が生じる条件について比較した. その結果, 差分刻みを十分小さくすることで離散化で得られた偏差分方程式系のTuring不安定性が生じる条件が元の反応拡散系のそれに近づくことが分かった.

MISC

 
 
松家 敬介   
MI lecture note series   67 48-53   2016年2月   
 
間田潤   松家敬介   由良文孝   時弘哲治   時弘哲治   時弘哲治   栗原裕基   栗原裕基   栗原裕基   
日本応用数理学会年会講演予稿集(CD-ROM)   2015 ROMBUNNO.9GATSU10NICHI,09:30,C,1   2015年9月   
 
松家敬介   時弘哲治   
数理科学   48(11) 13-18   2010年11月   
非線形項がべき乗関数の形をした半線形熱方程式には爆発解及び時間大域解が存在することが知られている.藤田宏氏らによってこれらの解の存在を特徴づける指数に関する定理が得られている.本稿では半線形熱方程式の離散化であり、藤田氏らの定理の離散類似を満たすものが得られたことを報告した.

講演・口頭発表等

 
 
松家 敬介   
日本応用数理学会2019年度年会   2019年9月   日本応用数理学会   
Gray-Scottモデルは自己触媒反応の数理モデルであり, 解として様々な時空パターンを与える反応拡散系として知られている.
これまでの研究で, Gray-Scottモデルの超離散化可能な離散化とその差分方程式系のパラメータを変えることで様々な時空パターンを与える解が得られている.
本講演はに基づくもので, これまでの研究で得られている離散化に対してTuring不安定性を議論し, その差分方程式系の解が示す一部の時空パターンがTuring不安定性によって切り替わることが分かった.
 
Keisuke Matsuya   Mikio Murata   
ICIAM 2019   2019年7月   ICIAM   
Ultradiscretization is a limiting procedure transforming a given difference equation into a cellular automaton. In this talk, we propose a discretization and an ultradiscretization of Gray-Scott model which is a reaction-diffusion system and whose...
 
Keisuke Matsuya   Mikio Murata   
Mathematics for Materials Science and Processing   2016年2月   Institute of Mathematics for Industry   
Ultradiscretization is a limiting procedure transforming a given difference equation into a cellular automaton. In addition the cellular automaton constructed by this procedure preserves the essential properties of the original equation, such as t...
 
松家敬介   金井政宏   
日本応用数理学会 2015年 研究部会 連合発表会   2015年3月   日本応用数理学会   
本講演では, Newellが提案した時間遅れ微分方程式で記述される交通流モデル
の離散化及び超離散化を紹介する.
また, 離散化及び超離散化で得られた差分方程式は時間遅れをもち, それらの進
行波解についても議論する.
 
松家敬介   時弘哲治   栗原裕基   
生命ダイナミックスの数理とその応用: 異分野とのさらなるの融合   2014年12月   統計数理研究所   
血管新生とは、生体内で既存の血管から新しい血管が分岐し血管網が構築される現象のことである。新しい血管は、血管内皮細胞の増殖と遊走によって形成される。本講演では、血管新生における血管内皮細胞の挙動に関する実験及び、実験データを元にして構成した内皮細胞の挙動のセルオートマトンモデルを紹介する。さらに、このセルオートマトンモデルに基づいた微分方程式モデルについても解説する。
また、本講演に関する研究を通じた講演者の所感と共に、数理科学と生命科学の融合研究に対する、講演者の考える課題についても述べたい。

所属学協会

 
 
   
 
日本数学会
 
   
 
日本応用数理学会