新井 清美   渡邊 敦子   岡坂 昌子   
日本アルコール関連問題学会雑誌 19(2) 77-84 2018年5月 [査読有り]
アルコールとギャンブルに焦点を当て、大学生のアディクションの実態を把握すること、そして、アディクションのリスク要因を検討することを目的に、関東圏内4大学の大学生644名(回答数550名、回収率85.4%、分析対象546名)を対象とした質問紙調査を行った。その結果、AUDITで中リスク以上と判定される者は約20%、SOGSでギャンブル障害と判定される者は1.8%であった。さらに、学年、SOGS得点、運動・スポーツ系課外活動所属が飲酒のリスクを高める要因として示された。飲酒、ギャンブルともに問...