| 研究者業績
| 研究者氏名 | 榎田 二三子 |
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| エノキタ フミコ |
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URL | |
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所属 | 武蔵野大学 |
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部署 | 教育学部 幼児教育学科 |
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職名 | 教授 |
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学位 | 学士(お茶の水女子大学), 修士(明星大学通信制大学院) |
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J-Global ID | 200901013850741460 |
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経歴 2012年4月 - 現在 武蔵野大学教育学部 児童教育学科 教授
2011年4月 - 2012年3月 武蔵野大学教育学部 児童教育学科 准教授
2007年4月 - 2011年3月 武蔵野大学 人間関係学部児童学科(学科名称変更) 准教授
2006年4月 - 2007年3月 武蔵野大学 人間関係学部保育学科 助教授・准教授
2003年4月 - 2006年3月 武蔵野大学 人間関係学部保育学科 専任講師
学歴 1999年4月 - 2001年3月 明星大学通信制大学院 人文学研究科 教育学専攻
1974年4月 - 1978年3月 お茶の水女子大学 家政学部 児童学科
委員歴 2020年6月 - 現在 武蔵野市立保育園の在り方検討有識者会議 座長
2019年5月 - 現在 江東区こども・子育て会議 副会長
2017年7月 - 現在 公益財団法人 武蔵野市子ども協会 理事
2016年4月 - 現在 社会福祉法人 至誠学舎東京 理事
2015年12月 - 現在 武蔵野市リスクマネジメント委員会 委員
受賞 1997年5月 「親たちは語る」(共編)日本保育学会保育学文献賞受賞
論文 榎田二三子    武蔵野教育學論集 (第10号) 2021年3月
生井亮司   榎田二三子   義永睦子    武蔵野教育學論集 (第8号) 2020年
榎田 二三子    武蔵野教育學論集 (6) 1-7 2019年3月
日光恵利   榎田 二三子    武蔵野教育学論集 (4) 1-8 2018年3月
榎田 二三子    武蔵野教育学論集 (3) 9-18 2017年9月
MISC 婦人之友 乳幼児だより 2013年5月号 2013年5月 子どもの成長記録を書く時間が持てることで、子どもの成長に気づく機会となる。しかし忙しい子育て期には、なかなか記録ととることが難しい。自分なりのスタイルで、1行でも、まずは心に残ったことから書き始めるとよいことを示唆した。成長記録を書き続けることで、子どものよいところにまなざしを向けられるようになり、大人も成長する機会となる。
婦人之友 乳幼児だより 2012年5月号 2012年5月 「子どもを人として尊重する」とは、具体的にどのようなことであるのか、日常生活と結び付けて述べた。心配したくなるときにも大丈夫と信じて待ち、子どもの様子からその気持ちを感じとること、そして子どもの力の芽吹きを感じ取り、任せてみると豊かな可能性が開花する。このような過程は、親にとって葛藤を生じつものであるが、子どもを信じることで、親も育つのであり、この姿勢は子どもだけでなく誰に対しても共通のことである。
武蔵野大学教育研究所紀要 2012年3月 探索行動から社会性への発達過程に関する研究の一部であり、社会性における親密さの萌芽についてまとめたものである。笑いを伴って子ども同士の間で交わされる親密さの様子は、行動の追随性、同時性、模倣など多様である。1~2歳児という時期は、大人から子どもへ興味が広がる時期であり、誰とでも笑い合える関係をつくることができる。笑いは、他者に受容される経験であり、探索行動は、その核となっている。
婦人之友 乳幼児だより 2012年3月号 2012年3月 近年ひとりっこの家庭が増えつつある現在、子どもが子どもと共にある意味を保護者に理解してもらうように書いたものである。混沌さ共有できる子ども同士、友達に助けられ満たされる心、笑い合い真似し真似される関係が育む他者との親しみの交流など、そこには社会性の育ちに必要な経験がある。ひとりっこの場合には、家庭での大人集団の力が強くなり、子どもの世界が軽く扱われがちであることを注意しなくてはいけない。
婦人之友 2012年2月号 2012年2月 ハイハイや歩行で移動できるようになった子どもは、あちこちに触り探索行動をする。大人にとってはいたずらに思える探索行動も、そこでものごとの意味や人の気持ちへの気づきが生まれ、体と心が育つ経験となる。このような子どもの様子に対して、しつけをしようと叱り続けると、子どもは受け入れられないと感じ、気持ちを引こうとさらに叱られるようなことをし悪循環となる。子どもの遊びの世界に少し寄り添いながら、先の見通しが持てるようにかかわるとよい。子どもは失敗を含め、自分のやりたい思いがかない、自分の生活の主人公...
書籍等出版物 榎田二三子, 大沼良子, 増田時枝, 石井雅, 小倉常明, 木村英美, 小泉裕子, 竹石聖子, 塚田幸子, 永倉みゆき, 浜口順子, 嶺村法子, 室久智雄, 矢田美樹子, 渡辺佳子(担当:共著, 範囲:p89-93、p180-192) 建帛社 2016年6月 子ども・子育て支援新制度の施行にあわせ改訂したものである。新しい時代に求められる多様な教育職・保育者の役割について、学生が実際に働くことをイメージしやすいように書かれている。保育者としてこのような能力が必要であるということは述べずに、学生が自ら課題を見出すことをねらいとしている。本書で学ぶことにより、実践しつつ学び教育職・保育者として成長する基本的な姿勢を獲得できることが意図されている。担当部分:小学校や専門職間の連携における教育職・保育者の立場、家庭的保育者への指導的立場となる保育所保育... |
榎沢良彦, 大沼良子編著, 松浦浩樹, 永倉みゆき, 榎田二三子, 豊田和子, 小泉裕子, 安見克夫(担当:共著, 範囲:p63-79) 建帛社 2016年3月 教育・保育の基本・基礎について学ぶ教育・保育原理の教科書である。新しい時代のニーズに対応する教育・保育といつの時代にも変わらない教育・保育の基本や歴史についてわかりやすくまとめられている。分担部分:「保育の計画と実践」について分担執筆。計画、実践、記録、評価という教育・保育の循環におけるそれぞれの意義と考え方の基本について述べた。(総ページ数174頁中、担当63~79頁) |
吉川はる奈, 岡野雅子, 篠原久枝, 武田京子, 入江礼子, 金子省子, 浜口順子, 吉澤千夏, 榎田二三子他(担当:共著, 範囲:p180-181) 丸善 2016年1月 日本家政学会児童部会が中心となって、「子ども」を切り口に、発達、保育、教育、福祉、看護、医学、心理学などの学問分野における事項を解説するために作成した事典である。担当部分:豊かな育ちを保障する日本家政学会が編集した児童学事典である。「子ども」を切り口に、発達、保育、教育、福祉、看護、医学、心理学など多くの学問分野における関心事項、重要事項を解説した事典である。執筆担当:環境づくり(1)―保育ニーズの多様化ーについて執筆した。保育の基本である保育ニーズをとらえる視点として、子どものニーズと保... |
米山岳廣, 金子晃之, 上岡学, 高橋貴志, 由田新, 神永直美, 小山千幸, 宮川三平, 榎田二三子, 鳥海順子, 金森三枝, 高牧恵理, 田中利則(担当:共著) 文化書房博文社 2013年4月 近年女性の就労、虐待など子どもを取り巻く状況の変化が著しく、保育の制度も時代の求めに応じ変化している。
そのようなときに、保育の原理、各分野、技術についてその基本と展望をまとめたものである。筆者は、9章乳児保育と12章子育て家庭支援を担当し、その基本と現状および課題について解説した。
(総ページ数214 頁、141~145頁、175~183頁) |
小原敏郎, 神蔵幸子, 義永睦子, 榎田二三子, 岸井慶子, 永倉みゆき, 西村美紀, 宮川萬寿美, 矢萩恭子(担当:共著) 2013年2月 教育職の必修科目である教育実践演習、および保育実践演習の教科書として書かれたものである。理論編、方法・技法編、実践・演習編で構成され、これまでの学習を振り返りながら、教育者としての実践力と豊かな人間性を備えた人材育成を目指している。担当部分:教育実践演習の教材として、事例研究の方法と意義、演習方法について解説した。また演習教材を提示し、学びを深められるよう解説を執筆した。(総頁数117頁中、P61~66、P93~P96を担当 |
講演・口頭発表等 榎田二三子    全国友の会 研修会 2020年12月16日 [招待有り]
生井亮司   榎田二三子   義永睦子   川辺洋平   盛岡千帆    日本保育学会 2020年5月17日
榎田二三子    日本保育学会 2020年5月17日
Works(作品等) 2008年4月 その他 人生において困難に直面すると、気持ちをコントロールし、解決策を見出そうと情報を集め、模索しながら行動する。子どもは日常生活の中で、泣いている時に大人に励まされて落ち着き、何が嫌なのか聞いてもらうなど、同様の経験をして育つ。小さいからといって大人が手伝ってしまうのではなく、大人に見守られつつ、子どもが自分で判断し、行動する経験が、ものごとのへの見通しをもつことや、やってみようという意欲、そして自信へとつながる。
2006年8月 その他 自分の思いをまだ言葉で伝えきれない時期の子どもたちも、次第に周囲の状況が把握できるようになる。その過程ではものの取り合いも多発するが、友達と一緒に過ごすことも好むようになる、そして年長児にあこがれを持ち、年長児や大人と遊ぶことを通して、人との関わり方を習得していくという成長過程をを示唆した。
2006年6月 その他 子育ては、365日子どもと一緒の生活を求められる。悩みがあったり、忙しかったりすれば、イライラすることもつのり、つい怒りやすくなる。専業主婦の場合は、1日中子どもから離れられなく、親が一人になってゆっくりものを考えることもできない。そのような時に、どうしたいのか、何を変えたいのか、まず一つ考え、やってみるとよい。喜怒哀楽を伴うのが人生であり、治めたり続けたりする大人の姿を見て、子どもは育つことを示唆した。
2006年6月 その他 幼い子どもを育てていると、時には離れて過ごしたいと思うこともあるが、実際に流産などで子どもと離れる生活を余儀なくされると心配が生じて来る。子どもが母親のいない間を楽しそうに過ごしていても、子どもなりに頑張っている姿であり、子どもや家族との繋がりを作る方法を新たに考え関係を維持していくことが必要である。そして家族がまた一緒に生活できるようになったときには、子どもの甘えを受け止め関係を新たに作っていくよう教示した。
2006年4月 その他 どのようなこどもでも、どのような年齢でも、子育てに悩みはつきものである。悩むと親は自分の子育てが間違っていたのではないかと自分を責めたくなるが、過去に原因を探すのではなく、これから意味あることにしていくことが重要である。よくわからないことが度々あるのが子育てである。子どもの気持ちがわからないときにも、子どもの行為から感じ取ろうとする姿勢が親に求められることを示唆した。
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