| 研究者業績
| 研究者氏名 | 小松 美智子 |
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| コマツ ミチコ |
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URL | |
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所属 | 武蔵野大学 |
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部署 | 人間科学部 社会福祉学科 |
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職名 | 教授 |
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学位 | 学士(明治学院大学), 修士(ルーテル学院大学大学院) |
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J-Global ID | 201701013719463016 |
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研究キーワード ソーシャルワーク・医療福祉・アドミニストレーション
経歴 2016年4月 - 現在 NHK学園 社会福祉士養成課程 非常勤講師
2012年4月 - 現在 武蔵野大学大学院人間社会研究科 実践福祉学専攻 教授
2012年4月 - 現在 武蔵野大学人間科学部 社会福祉学科 教授
2006年4月 - 2017年1月 東京女子医科大学 附属女性生涯健康センター 非常勤講師
2011年4月 - 2012年3月 武蔵野大学人間関係学部 社会福祉学科 教授
学歴 - 2004年7月 ルーテル学院大学大学院 人間福祉学研究科
- 1978年3月 国立公衆衛生院 専攻課程衛生教育学科
- 1977年3月 明治学院大学 社会学部 社会福祉学科
委員歴 2014年5月 - 現在 日本医療社会事業協会 保健医療分野におけるソーシャルワーク専門委員会チーム員
2012年12月 - 現在 西東京市 西東京市防災会議
2011年5月 - 現在 日本医療社会事業協会 認定医療社会福祉士認定審査委員会チーム員
2010年7月 - 2013年9月 日本医療マネジメント学会 医療福祉連携士講習会講師
2009年8月 - 2012年3月 日本精神神経学会 多職種との協働委員会委員
論文 ソーシャルワーク研究 39(2) 15-22 2013年7月 [招待有り] 医療現場におけるリスクマネジメントの取り組みを概観し、福祉部門におけるソーシャルワーカーが取り組んだリスクマネジメントの実際を取り上げ、医療の質を向上させるためのリスクマネジメントについて述べた。
武蔵野大学人間関係学部紀要 (第7号) 71-84 2010年3月 精神疾患は慢性疾患であり、患者は病気とともに生活していくことを余儀なくされ、また家族や職場地域など患者を取り巻く多くの関係者の理解と支援を継続的に必要とする疾患といえる。病を持ちながら生活していくためには適切な医療を受けるとともに患者を支えるサポートが必要である。したがって、精神科医療チームの一員としてソーシャルワーカーは医療と生活を結ぶ接点としての役割は大きい。ソーシャルワーカーの多様な機能は医療チームにおいて十分理解されることが的確な患者支援につながる。本論分においてはソーシャルワーカ...
武蔵野大学人間関係学部紀要 (第6号) 73-86 2009年3月 日本の医療は医師不足・看護師不足や国民皆保険の崩壊など、危機に瀕してており医療政策や医療供給体制の抜本的見直しが迫られている。このような現状を踏まえながら本論文においては、医療現場に求められている医療の質を高めるための重要な課題である医療安全管理対策を取り上げ、大学病院での実践例を取り上げて分析することによって医療安全管理面でソーシャルワーカーが果たす役割を明らかにした。
武蔵野大学現代社会学部紀要 (第9号) 61-74 2008年3月 現代の医療は,疾病構造の変化などにより、求められる医療サービスは拡大し、患者の「生活」を支える視点が必要となってきている。このため,病院ボランティアの活動が注目されている。本論文では、病院ボランティア活動を支援している医療ソーシャルワーカーの活動内容を分析することにより、ミクロレベルの機能に焦点があたりやすい医療ソーシャルワーク機能のうち、組織に働きかけるメゾレベルの機能を明らかにし、現代の医療における医療ソーシャルワーク機能の有用性について論じた。
武蔵野大学現代社会学部紀要 (第8号) 49-61 2007年3月 女性のためのメンタルヘルスクリニックで、ソーシャルワーカーとしてかかわったドメスティックバイオレンス(以下DV)当事者女性の事例調査をもとに、DV当事者女性支援ネットワークにおける医療と医療ソーシャルワーカーの役割について論じた。DVは、重大な人権侵害である。医療は発見の場として重要な位置を占め、医療ソーシャルワーカーは、直接的援助を行うとともにDV当事者女性を見逃さないシステム作りや医療スタッフによる二次的人権侵害を引き起こさないための啓発など、アドミニストレーション機能を発揮する必要がある。
MISC 臨床看護 Vol.32(10月号 No.11) 1618-1624 2006年9月 [招待有り] 医療機関が提供する医療サービスの一環としての退院援助をソーシャルワーカーの視点から論じた。退院援助は、医療の連携にとどまらず、生活を支援する視点が必要であり、医療・保健・福祉の有機的な連携を必要としている。また退院援助は、システム的にチームアプローチによって行うことが効果的である。
看護部マネジメント (第145.146.148) 2002年7月 [招待有り] 平成14年7月~9月。チーム医療を行なうときチームの一員であるソーシャルワーカーは何を得意とし、何を持ってチームに貢献するのかを3回にわたって述べた。
臨床看護第 第25巻(第8号) 1998年7月 [招待有り] 医療依存度の高い患者の在宅療養について、人工呼吸器を装着した小児を事例として取り上げ、医療依存度が高い患者の在宅療養が推進されるようになってきた背景と意味、社会資源活用の留意点などをまとめた。
看護学雑誌 第61巻(第3号) 1997年3月 [招待有り] ホームインフュージョンセラピーの中の在宅中心静脈栄養法を概説し、癌ターミナルの患者の事例を取り上げ、ソーシャルワーカーの視点とサポートについて述べた。
プラクティス Vol.13(No.5) 1996年9月 [招待有り] 大学病院でソーシャルワーカーが関わった糖尿病網膜症患者調査を基に軽度の視力障害者が抱える心理・社会的課題を明らかにし、事例を通して医療チームにおけるソーシャルワーカー役割、社会復帰支援の課題を述べた。
書籍等出版物 共同執筆者, 小俣智子, 小野賢一(担当:共著) 日総研出版 2010年5月 医療機関において患者相談に対応する職員である医療ソーシャルワーカーをはじめとして看護師・地域連携室職員などを含めて対象とし、患者相談に活用できる地域の社会資源の活用について、基本姿勢、活用方法h、とともに解説し、リストをあげた。全豪において実践的に活用しやすくするために提示した模擬事例を更にわかりやすく時系列にインシデントを提示し、ソーシャルワーカーとしての対応ポイントや利用できる制度の解説をした。(事例部分は共同執筆) |
共同執筆者, 小俣智子, 小野賢一(担当:共著) 日総研出版 2009年3月 医療機関において、患者相談に対応する職員である医療ソーシャルワーカーをはじめとして、看護師・地域連携室職員などを対象に、患者相談に活用できる、地域の社会資源について、基本的姿勢、活用方法とともに解説し、リストをあげた。更に実践的活用しやすくするため、模擬事例を提示して、ソーシャルワーカーとしての対応のポイントや利用できる制度の解説を試みた。 |
国立がんセンターがん対策情報センター 2008年9月 2007年に施行されたがん対策基本法に盛り込まれたがん相談支援センターのがん専門相談員を養成するための研修テキストとしてまとめられている。「がん相談支援のプロセス 地域・生活関連情報の収集を分担執筆した。地域の医療機関や医療従事者、福祉制度、生活志願に関する情報を収集方法や留意点を記載した。 |
川島書店 2008年5月 2002に発刊された「保健医療ソーシャルワーク実習」の改訂版。2006年に保健医療の場が社会福祉士養成のための指定実習施設に認定されたことに伴い、現状に即したソーシャルワーク実習を実施するための体制作り多プログラミング、指導などをまとめている。実習マネジメント・実習プログラミング・実習スーパービジョンにおける指導例・参考文献および、指導ツールの研究のためにを分担執筆した。 |
共同執筆者, 小俣智子, 小野賢一(担当:共著) 日総研出版 2008年3月 医療機関において、患者相談に対応する職員である医療ソーシャルワーカーをはじめとして、看護師・地域連携室職員などを対象に、患者相談に活用できる、地域の社会資源について、基本的姿勢、活用方法とともに解説し、リストをあげた。 |
講演・口頭発表等 小松 美智子    東京社会福祉士会 社会福祉士実習指導者講習会 2019年2月 [招待有り]
小松 美智子    中野区身体・知的障害者相談員研修会 2019年1月 [招待有り]
小松 美智子    練馬区障碍者福祉人材育成・研修センター研修 階層別研修 2018年11月 [招待有り]
小松 美智子    東京都医療社会事業協会 2018年11月 [招待有り]
小松 美智子    練馬区障害者福祉人材育成・研修センター 階層別研修 2018年2月 [招待有り]
担当経験のある科目(授業) 医療福祉特論 (武蔵野大学大学院実践福祉学専攻)
組織マネジメント特論 (武蔵野大学大学院実践福祉学専攻)
スーパービジョン特論 (武蔵野大学大学院実践福祉学専攻)
社会福祉演習 (武蔵野大学人間科学部社会福祉学科)
社会福祉実習指導(医療福祉分野) (武蔵野大学人間科学部社会福祉学科)
教育内容・方法の工夫
件名 | 100人規模の学生に対する双方向授業の実践 |
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年月日(From) | 2001/00/00 | 年月日(To) | 2001/00/00 | 概要 | 看護学部4年生を対象。看護師は患者が発するさまざまな情報・要求・痛みをキャッチし、適時、必要な専門職につなぐ役割がある。社会的な痛み、生活障害についても、きちんと把握し、適時ソーシャルワーカーにつなぐ役割がある。この役割を果すためには、生活障害を見る視点・ソーシャルワーカーの機能・ソーシャルサポートの概観をつかむ必要がある。講義ではソーシャルサポートネットワークの理論を概説したのち、面接技法をロールプレイによって体験し、受けとめた内容をアセスメントし、サポート計画を立てるケアマネジメントを講義を通して体験 |
件名 | ゼミ論文作成を目標とした2年間を通したゼミ指導 |
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年月日(From) | 2006/00/00 | 年月日(To) | 2006/00/00 | 概要 | 卒業研究の選択科目化に伴い、卒業論文を書く学生が激減し、研究・調査し、結果を論文のまとめるという体験がないまま卒業する学生が増加している。また社会福祉学科の学生は卒業後、福祉関係の職場についたとき、チームを組み、連携し、協働することが重要な業務であり、その能力が求められている。
大学4年間の集大成としてゼミ論文を作り上げることによって、「論文を書く」という体験と学業の面でお互いに力を発揮し、協力して1つのもの作り上げる機会を通して「協働」を体験する目的で3・4年の必修である専門演習1・2を2年間の連続授 |
実務経験を有する者についての特記事項(教育上の能力)
件名 | 看護研修講師 |
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年月日(From) | 1978/01/00 | 年月日(To) | 2007/03/00 | 概要 | 病棟単位の看護師研修会、主任看護師研修会などの講師を勤め、ソーシャルワーカーとの連携が円滑に行なわれるように講義を行っている。 |
件名 | 社会福祉系大学及び大学院実習生指導 |
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年月日(From) | 1980/04/00 | 年月日(To) | 2006/03/00 | 概要 | 大学病院医療社会福祉部内に毎年、2名から4名の実習生を受け入れ、実習指導を行っている。最近では実習指導するソーシャルワーカーのスーパービジョンを担当し、福祉室における実習指導マニュアル作成した。 |
件名 | 新入医局員研修 |
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年月日(From) | 1992/04/00 | 年月日(To) | 2007/03/00 | 概要 | 毎年、100人〜150人入局する医師に対して、医療社会福祉的視点と、連携について講義している。 |
資格・免許 件名 | 精神保健福祉士 |
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年月日 | 1999/05/00 | 概要 | 登録番号 02037 |
件名 | 介護支援専門員 |
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年月日 | 2001/03/00 | 概要 | 登録番号 139908486 |
件名 | 社会福祉士 |
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年月日 | 2001/04/00 | 概要 | 登録番号 24289 |
件名 | 高等学校教諭一種(地理・歴史、公民) |
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年月日 | 2005/12/00 |
件名 | 認定医療社会福祉士 |
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年月日 | 2014/04/01 | 概要 | 登録番号4028 |
実務経験を有する者についての特記事項(職務上の実績)
件名 | 東京女子医科大学病院ソーシャルワーカー |
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年月日(From) | 1978/00/00 | 年月日(To) | 1978/00/00 | 概要 | 入職当初よりソーシャルワーカーとして勤務している。各科を担当しソーシャルワーカーとして業務を行ってきたが、主に女性関連の母子総合医療センター・小児科・メンタルケアとHIV・眼科を担当した。ソーシャルワーカーとして直接支援を行なう一方で、ソーシャルワーカー部門の管理職として、リスクマネジメント、患者にやさしい病院作りなど、病院運営実務者会議メンバーとして病院組織に働きかけて、医療社会福祉的環境整備を行なったり、ソーシャルワーカーのスーパーバイザーとして業務を行った。現在は、女性のためのメンタルヘルスクリニッ |
件名 | ボランティア支援 |
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年月日(From) | 1978/01/00 | 年月日(To) | 1978/01/00 | 概要 | ソーシャルワーカーによる医療社会福祉的環境作りの一環として25年間ボランティア支援を行っている。病院内に病院職員とボランティアで構成したボランティア委員会を組織し、受け入れ体制を整え、毎年開催するボランティア講習会ではその企画と講師を受け持っている。また、平成15年度東京都健康局医療社会事業従事者研修においては、「社会的支援一つの方法ボランティアについて」の講師として、病院にボランティアがいる意味や病院としてボランティア活動への支援をどのように行なう必要があるかなど講義を行なった。現在は、ボランティア講習 |
件名 | 看護教育 |
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年月日(From) | 1978/01/00 | 年月日(To) | 2007/03/00 | 概要 | 看護専門学校・看護学部・看護大学院の講師として講義を受け持っている。看護師は、患者さんが発するさまざまなサインを読み取り、適切につなぐ役割を担っている。患者さんが発する社会的痛みをきちんとキャッチし、ソーシャルワーカーにつなぐためには、ソーシャルワーカーは何をするのか、社会資源はどんなものがあるのか、アウトラインを押さえる必要がある。それぞれの講義において、事例をあげ、連携の実際を学ぶ機会を多く持っている。 |
その他(職務上の実績)
件名 | 相談援助実習 実習指導者講習会修了 |
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年月日(From) | 2008/12/00 | 概要 | 受験番号2008010055 |
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