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研究者業績

研究者リスト >> 東郷 裕
 

東郷 裕

 
アバター
研究者氏名東郷 裕
 
トウゴウ ユタカ
URL
所属武蔵野大学
部署経済学部 (教養教育)
職名准教授
J-Global ID201701010964920180

プロフィール

19世紀英国文学が研究の中心で、「復讐」と「正義」のテーマに強い関心を持つ。

研究キーワード

 
19世紀イギリス文学 ブロンテ姉妹

研究分野

 
  • 人文・社会 / 英文学、英語圏文学 / 19世紀英国小説

経歴

 
2017年4月
 - 
現在
武蔵野大学 教養教育部会 准教授 
 
2007年4月
 - 
現在
法政大学 社会学部 兼任講師 
 
2005年4月
 - 
2017年3月
成城大学 社会イノベーション学部 非常勤講師 
 
2004年4月
 - 
2017年3月
武蔵野大学  非常勤講師 
 
2002年4月
 - 
2017年3月
拓殖大学 商学部 非常勤講師 
 

学歴

 
1996年4月
 - 
1999年3月
成城大学 大学院文学研究科英文学専攻博士課程 
 
1990年4月
 - 
1993年3月
中央大学 大学院文学研究科英文学専攻修士課程 
 
1986年4月
 - 
1990年3月
法政大学 英文学科 
 

論文

 
 
東郷裕   
『世界文学』   (135)    2022年7月   [査読有り]
本稿ではエミリー・ブロンテ著『嵐が丘』 (1847年)の主人公ヒースクリフの復讐の挫折の理由を考えていく。この小説は多くの重 要な主題を内包し多様な解釈を可能にしてお り、ヒースクリフが復讐を途中で破棄する理由もこれまで様々な人物、例えばアーノルド・ケトル、J・ヒリス・ミラー、サンドラ・M・ギルバート とスーザン・グーバー、テリー・イーグルトンらに指摘されてきた。小説の中ではヒースクリフ本人はその理由を「手を上げるのさえおっくうな のだ!」、「なまけもの過ぎるんだ」と説明するが、この理由で...
 
東郷裕   
『The Basis』 武蔵野大学教養教育リサーチセンター紀要   (第10号) 95-110   2020年3月   
尾崎紅葉は海外作家の翻案・翻訳作品を数多く残している。ならば『金色夜叉』も『嵐が丘』の翻案・翻訳作品ではないのか、あるいは『金色夜叉』に影響を与えたのではないかと考えるのは自然であるし、またその指摘は古くから存在した。結局2000年に堀啓子氏が論文の中で、『金色夜叉』の藍本となったのは『嵐が丘』ではなく、Bertha M. Clayによる『女より弱き者』("Weaker Than A Woman" 出版年不明)であると指摘した。だがやはり『嵐が丘』と『金色夜叉』の類似性は強く感じる。その主...
 
東郷 裕   
『The Basis』 : 武蔵野大学教養教育リサーチセンター紀要 = The basis : the annual bulletin of Research Center for Liberal Education, Musashino University   (6) 199-207   2016年3月   
近代国家の成立以降、世の中の不正(正義に反する行為)に対しては法律が不正を行った者にそれ相応の処罰を与えることで、社会秩序を回復するための正義を実現してきた。しかしそれが叶わない場合、不正に対して私的復讐(private revenge)という手段に訴え、自らの考える正義を実現する者もいる。本稿では復讐のテーマの始祖『スペインの悲劇』と、小説として再び同じテーマで数世紀後に登場した『嵐が丘』を取り上げる。そしてそれぞれの主人公であるヒエロニモとヒースクリフがいかなる不正に対してどのような復...
 
東郷 裕   
『世界文学』   (120) 46-53   2014年12月   [査読有り]
ミス・ハヴィシャムは養女エステラを使ってすべての世の男性に復讐を誓う老女であるが、実はミス・ハヴィシャムは、主人公ピップも復讐の道具として利用しようとした「策略」があった。またマグウィッチはピップに食べ物を恵んでもらったことを恩に着て彼を紳士にするための大金を稼ぐ。彼がピップに対して行ったこの行為も復讐である。この論文ではミス・ハヴィシャムの復讐、すなわち彼女の「策略」の根拠を二つ挙げると同時にマグウィッチの復讐との共通点にも着目し、『大いなる遺産』をこの二人の復讐物語として捉えることが可...
 
東郷 裕   
『世界文学』   (118) 68-78   2013年12月   [査読有り]
トマス・キッドの『スペインの悲劇』(1585-87)の主人公ヒエロニモは、彼は同時代の他の復讐悲劇の復讐者たちのように、単なる怒りにまかせた復讐鬼として描かれてはいない。また、小説の分野においても『嵐が丘』(1847)の主人公ヒースクリフ、『大いなる遺産』(1860)のマグウィッチも同様である。本稿ではヒエロニモ、ヒースクリフ、そしてマグウィッチの三人を中心に取り上げ、復讐の内容とその動機も含めて検討することで、我々が彼らに共感する理由と、彼らにどんな文学史上の存在価値があるのかを明らかにする。

MISC

 
 
東郷裕   
3-3   2019年11月
 
東郷裕   
『NEW PERSPECTIVE』   42(193) 59-59   2011年7月
 
東郷裕   
『NEW PERSPECTIVE』   39(187) 68-69   2008年7月
 
東郷裕   
『NEW PERSPECTIVE』   34(178) 99-99   2003年11月
 
東郷裕   
『NEW PERSPECTIVE』   34(177) 81-81   2003年6月

書籍等出版物

 
 
代表翻訳者, 東郷秀光 他訳者, 大槻美春, 若松一徳, 中島卓示(担当:共訳, 範囲:第8章(40頁)の和訳と註を担当)
大月書店   2000年11月   

講演・口頭発表等

 
 
東郷 裕   
第9回日本ギャスケル協会大会   1997年11月   

所属学協会

 
 
   
 
日本ブロンテ協会
 
   
 
世界文学会
 
   
 
新英米文学会