研究者業績
研究者氏名 東郷 裕
トウゴウ ユタカ URL 所属 武蔵野大学 部署 経済学部 (教養教育) 職名 准教授 学位 文学士(法政大学), 修士(文学)(中央大学) J-Global ID 201701010964920180
プロフィール 19世紀英国文学が研究の中心で、「復讐」と「正義」のテーマに強い関心を持つ。
研究キーワード
19世紀イギリス文学 ブロンテ姉妹
経歴
2017年4月
-
現在
武蔵野大学 教養教育部会 准教授
2007年4月
-
現在
法政大学 社会学部 兼任講師
2005年4月
-
2017年3月
成城大学 社会イノベーション学部 非常勤講師
2004年4月
-
2017年3月
武蔵野大学 非常勤講師
2002年4月
-
2017年3月
拓殖大学 商学部 非常勤講師
学歴
1996年4月
-
1999年3月
成城大学 大学院文学研究科英文学専攻博士課程
1990年4月
-
1993年3月
中央大学 大学院文学研究科英文学専攻修士課程
1986年4月
-
1990年3月
法政大学 英文学科
委員歴
1998年4月
-
2012年3月
新英米文学会 編集委員
論文
東郷 裕   
『NEW PERSPECTIVE』 28(166) 18-25 1997年11月 [査読有り]
主人公ヒースクリフの悪魔的な行動とも言える行動に説明をつけるために、石川 准著、『アイデンティティ・ゲーム』を参考にし、「存在証明」という言葉をカギにヒースクリフの行動を辿っていく。同時にLawrence Stone, "The Family, Sex and Marriage in England 1500-1800"も引用し、当時の社会的状況も考慮に入れながら、キャサリンの結婚の選択の正当性をも論じ、その結果がもたらしたヒースクリフの悪魔的行動の理由と彼の復讐の対象を明らかにする。
東郷 裕   
『世界文学』 (85) 20-27 1997年6月 [査読有り]
英国におけるカルチュラル・スタディーズの歴史について簡単に説明し、J. Hillis Millerの著書を引用しながら、カルチュラル・スタディーズの実態に迫り、その働きと目標を明らかにする。また文学との関わりでは、伝統的文学に対してカルチュラル・スタディーズが関わる意義をFirdous Azimの著書を引用しながら論じ、カルチュラル・スタディーズの持つ、従来とは異なった伝統的文学に対する作品解釈と批評方法の可能性を探る。
東郷 裕   
中央大学 1993年1月 [査読有り]
『嵐が丘』全体の構造とその世界を明らかにするために論じた修士論文である。作品の中で繰り返される”heaven”と ”paradise”の隠喩の意味、家政婦エレン・ディーンのナレーターとしての役割、そして19世紀のイギリスと作品の舞台背景を論じる。またキャサリンとヒースクリフが共有する世界と二人の関係をE・ブロンテの詩、”I see around tombstones grey”,”No coward soul is mine”,”The Old Stoic”等を引用しながら探っていく。その...
MISC
東郷裕   
「Brontë Newsletter of Japan」 Number 99 3-3 2019年11月
東郷裕   
『NEW PERSPECTIVE』 42(193) 59-59 2011年7月
東郷裕   
『NEW PERSPECTIVE』 39(187) 68-69 2008年7月
東郷裕   
『NEW PERSPECTIVE』 34(178) 99-99 2003年11月
東郷裕   
『NEW PERSPECTIVE』 34(177) 81-81 2003年6月
書籍等出版物
代表翻訳者, 東郷秀光 他訳者, 大槻美春, 若松一徳, 中島卓示(担当:共訳, 範囲:第8章(40頁)の和訳と註を担当)
大月書店 2000年11月
講演・口頭発表等
東郷 裕   
第9回日本ギャスケル協会大会 1997年11月
担当経験のある科目(授業)
2007年4月
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現在
Basic English 1/2 (法政大学)
2017年4月
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2018年3月
英語資格検定試験対策(TOEIC) (武蔵野大学)
1998年4月
-
2017年3月
薬学英語 (昭和薬科大学)
2007年4月
-
2008年3月
英語文学演習 (成城大学)
2002年4月
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2006年3月
英語コミュニケーション (拓殖大学)
学術貢献活動
査読新英米文学会 1998年4月1日 - 2012年3月31日