研究者業績
研究者氏名 矢澤 美香子
ヤザワ ミカコ URL 所属 武蔵野大学 部署 人間科学部 人間科学科 職名 教授 学位 学士(文学)(早稲田大学), 修士(人間科学)(早稲田大学), 博士(人間科学)(早稲田大学) その他の所属 キャリアセンター長 J-Global ID 201201009170662475
プロフィール <資格> 公認心理師,臨床心理士,認定心理士,産業カウンセラー
研究キーワード
ワークライフインテグレーション
,産業カウンセリング
,認知行動療法
,キャリア
,ワークライフバランス
,アピアランス(外見)
,ダイエット
,食行動
経歴
2023年4月
-
現在
武蔵野大学 キャリアセンター長
2023年4月
-
現在
武蔵野大学 キャリア開発部長
2022年4月
-
現在
武蔵野大学大学院 人間社会研究科 教授
2022年4月
-
現在
武蔵野大学人間科学部 人間科学科 教授
2010年4月
-
2023年3月
東京電機大学 工学部・未来科学部 非常勤講師
学歴
2005年4月
-
2008年3月
早稲田大学 人間科学研究科 人間科学専攻 博士後期課程
2003年4月
-
2005年3月
早稲田大学 人間科学研究科 人間科学専攻 修士課程
1999年4月
-
2003年3月
早稲田大学 第一文学部 総合人文学科
委員歴
2017年12月
-
2021年10月
日本心理学会 認定心理士 認定委員会委員
2017年11月
-
2021年10月
日本心理学会 認定心理士 資格小委員会委員
2016年3月
-
2019年3月
日本パーソナリティ心理学会 学会活性化委員会委員
論文
長谷川晃   伊藤義徳   矢澤美香子   根建金男   
パーソナリティ研究 19(1) 68-71-71 2010年8月 [査読有り]
本研究では,抑うつ状態チェックリスト(the Depressive States Checklist: DSC)の改訂日本語版(J-DSC-R)を作成した。その結果,良好な信頼性,構成概念妥当性が確認された。今後は,J-DSC-Rを用いることにより,全般的でネガティブな自己に対する視点が,抑うつの持続・重症化とどの程度関連しているのか,精緻に検討することが可能となると考察された。<br />
(共同研究)
矢澤美香子   金築優   根建金男   
女性心身医学 15(1) 154-161-161 2010年7月 [査読有り]
本研究では,青年女子における完全主義認知とダイエット行動および摂食障害傾向にみられる食行動異常との関連性を検討することを目的とした。調査の結果,Body Mass Indexに基づき「痩せ」「普通」体型である青年女子では,ダイエット行動によって4つのタイプに分類され,厳格なダイエット実施群では,完全主義的認知の経験頻度が高く,完全主義的認知と摂食障害傾向との間に関連があることが示された。<br />
〔論文執筆全般を担当(筆頭論文)〕
矢澤美香子   金築優   根建金男   
行動療法研究 34 243-253 2008年9月
本研究では,女子学生のダイエット行動における完全主義認知,感情,自己評価の特徴を実験的に検討することを目的とした。女子学生を厳格なダイエットの実施頻度の高群と低群に分け,各群をさらにダイエットの成功もしくは失敗をイメージさせる群に分けた。その結果,厳格なダイエット実施高群は低群に比べて,ダイエットの失敗想定状況で,ミスにとらわれる認知が生起し,不安感が喚起され,自己評価に変動が認められた。<br />
〔論文執筆全般を担当(筆頭論文)〕
矢部純子   長谷川麻里   矢澤美香子   根建金男   
早稲田大学臨床心理学研究 7 109-118 2008年2月
本研究の目的は,摂食障害傾向,本来感,アサーションスキルの関係性について検討することであった。女子大学生を対象に調査を実施した結果,アサーティブな認知,行動が,本来感を媒介し,摂食障害傾向に影響を及ぼすモデルが導かれた。よって,アサーショントレーニングの実施が本来感や摂食障害傾向の改善に影響を及ぼす可能性が考えられた。<br />
(共同研究)
矢澤美香子   根建金男   
早稲田大学臨床心理学研究 7 181-194 2008年2月
本論文の目的は,完全主義の次元性と摂食障害との関連についての研究を展望することであった。完全主義の測定の変遷を概観し,完全主義の単次元構造,多次元構造と摂食障害との関連についての研究動向およびその問題点を示した。そして,完全主義の二次元構造から摂食障害との関連を検討することの有用性について述べた。以上を踏まえて,摂食障害の発症,維持のメカニズムの解明にむけて,完全主義の二次元性に着目した実証的な研究の蓄積の必要性,および,今後の研究の方向性について論じた。<br />
〔論文執筆全般を担当...
書籍等出版物
鈴木公啓(担当:分担執筆)
2023年7月30日
パーソナリティ心理学の歴史や概念,理論,遺伝と発達の影響,病理,測定法など,幅広い領域,テーマからその性質や特徴が解説されている。「第8章 対人関係(組織内)」の執筆を担当し,組織における対人関係と適応,組織内コミュニケーションと対人関係の構造ならびにポジティブな心理要因等について解説した。
鈴木 公啓(担当:分担執筆)
北大路書房 2020年 (ISBN:9784762831034)
コスプレや化粧療法等,多岐にわたる装いの各特徴や意義が解説されている。身体装飾・身体変工にくわえて言葉やしぐさ等も装いと位置づけ,解説されている。装い研究の広さ、深さ、おもしろさがわかる入門書となっている。第1部「第8章 体型:痩身」第2部「第14章 装い起因障害」「コラム22 子どもにおける装い起因障害」の執筆を担当.
矢澤 美香子, 松野 航大(担当:共編者(共編著 者))
ナカニシヤ出版 2020年 (ISBN:9784779514494)
産業・組織心理学の基礎知識、理論に加え、キャリアコンサルティングやワーク・ライフ・インテグレーションなど現代的な話題も盛り込み、実践を意識しながら解説されている。公認心理師資格試験にも対応。
「序章 産業・組織心理学の歴史と領域」「3 組織とコミュニケーション」「9 職場のストレスとメンタルヘルス」の執筆ならびに編集を担当。
矢澤美香子(担当:編集)
ナカニシヤ出版 2018年3月10日 (ISBN:4779512522)
<第1部 心理療法の意義と学び>「第1章 心理療法とはなにか」「第2章 セラピスト・カウンセラーになるために」および<第2部 心理療法の理論と技法>「第5章 行動療法」の執筆を担当。
金築 智美(担当:分担執筆)
勁草書房 2018年3月 (ISBN:4326251263)
心理学専攻ではない学生がわかりやすく心理学を学ぶことができ,自己理解を深め,自身の日常に役立てていくための手がかりを提供する学部生向けの書籍である。「第5章 ストレスと心の病」「第12章 アサーション力を高める」の執筆を担当。
講演・口頭発表等
武蔵野大学響学開発センター開設記念シンポジウム 2024年3月9日 武蔵野大学 響学開発センター
森澤隆行   矢澤美香子   
産業・組織心理学会 第38回大会 2023年9月2日
小林 真綾   矢澤 美香子   
日本パーソナリティ心理学会第31回大会 2022年12月4日
Miho Maehiro   Mikako Yazawa   Yuko Yamamoto   Mutsuko Yoshinaga   
74th OMEP World Assembly and Conference 2022年7月15日
山宮裕子   矢澤美香子   高橋誠   鈴木公啓   
日本健康心理学会第34回大会 2021年11月
Works(作品等)
鈴木公啓 矢澤美香子 高橋恵理子 2015年 その他
高橋恵理子 鈴木公啓 矢澤美香子 2015年 その他
社会貢献活動
【助言・指導,情報提供】 2021年6月 - 現在
【情報提供,企画,運営参加・支援,調査担当】アピアランス心理センター 2020年4月1日 - 現在
【助言・指導,運営参加・支援】日本心理学会研修委員会 2023年12月16日 - 2023年12月16日
【助言・指導,運営参加・支援】日本心理学会研修委員会 2023年2月18日 - 2023年2月18日
資格・免許
件名
日本臨床心理士資格認定協会 臨床心理士
年月日
2006/04/01
件名
社団法人日本産業カウンセラー協会 産業カウンセラー
年月日
2007/03/08
実務経験を有する者についての特記事項(職務上の実績)
件名
企業従業員に対する心理相談業務
年月日(From)
2009/04/00
年月日(To)
2009/04/00
件名
企業従業員へのメンタルヘルスに関する社員研修
年月日(From)
2014/05/00
年月日(To)
2015/07/00
概要
株式会社ネットワールドの2014年度新入社員研修(2回)においてメンタルヘルスとセルフケアに関する講義を担当