| 研究者業績
| 研究者氏名 | 佐々木 眞理 |
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| ササキ マリ |
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所属 | 武蔵野大学 |
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部署 | グローバル学部 グローバルコミュニケーション学科 |
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職名 | 教授 |
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学位 | 学士号(武蔵野女子大学), 修士号(日本女子大学大学院), Master of Arts(University of Reading) |
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J-Global ID | 200901060496635508 |
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研究キーワード Frankenstein
,Mary Shelley
,フランケンシュタイン
,メアリー・シェリー
経歴 2016年4月 - 現在 武蔵野大学グローバル学部 グローバルコミュニケーション学科 准教授
2007年4月 - 現在 武蔵野大学 文学部 准教授
2011年4月 - 2016年3月 武蔵野大学グローバル・コミュニケーション学部 グローバル・コミュニケーション学科 准教授
2003年4月 - 2007年3月 武蔵野大学(学校名変更) 文学部 助教授
2000年4月 - 2003年3月 武蔵野女子大学 文学部 助教授・准教授
学歴 1986年10月 - 1988年9月 フライブルク大学 史学 美術史科
1985年10月 - 1986年7月 University of Reading “Visual Art and Literature,1860-1940”及び“Renaissance音楽史”
1984年10月 - 1985年7月 University of Reading Politics,Patronage and Literature,1520-1660
1982年4月 - 1984年3月 日本女子大学大学院 文学研究科 英文学専攻
- 1980年3月 武蔵野女子大学 文学部 英米文学科
委員歴 2014年4月 - 現在 日本シェリー学会 会計監査
2009年11月 - 2011年3月 日英文化協会 会員
1990年4月 - 1999年3月 17世紀英文学会 会員
論文 佐々木 眞理    武蔵野大学グローバルスタディーズ研究所創刊号 45-54 2017年3月 [査読有り] 近代科学の実用化以前の19世紀初頭に書かれた小説がなぜ「近代科学への警告」として読まれるのか。18才の女性が近代科学の危険性を真に見抜いているのか。科学者ヴィクターに焦点を当てて、メアリーの科学に対する洞察力を分析する。
世界文学学会誌 第1巻(119号) 58-68 2014年7月 [査読有り] 小説『フランケンシュタイン』には、苦境に置かれている人物が数多く登場する。物語はその彼らを家族が、友人が、恋人が助ける挿話で溢れている。しかし作者は孤独に苦しむ怪物を幸せにする役目をヴィクターに与えなかった。なぜ彼は自分が造り出した怪物に「共感」を抱く事ができなかったのか。共感を引出す条件を分析する。
武蔵野英米文学会 最終号 2012年3月 [査読有り] 第3時世界大戦後、核爆弾により地球全土は放射能に汚染される。多くの人間は火星に移住し、地球に残る人間は精神安静促進機械の助けで生きている。主人公リックは火星から逃亡してくるアンドロイドを破壊する仕事を生業とする。アンドロイドの性能は著しく向上し見かけでは人間と区別できない。唯一「共感作用」の速度の微妙な差で見分けるのだが、次第にリックは彼らに共感し、人間とは何かという問題に悩み始める。彼の考えから作者の人間観を探ってゆく。
武蔵野英米文学会 vol.40 1-13 2008年3月 [査読有り] 中流階級の女性のために年一度刊行された雑誌「キープセイク」に短編『変身』が発表された。メアリー・シェリーはバイロンの劇詩「奇形の変容」の原稿を以前に書き写して読んでいることもあって、この『変身』の筋は、バイロンの物語のテーマに呼応しているところが見られる。バイロンは外見の美しさが人に愛される条件なのか、醜くても愛される人とはどのような人かをテーマにした。彼女は、強烈で個性的な人物を登場させることでバイロンのテーマに答えたことを論じる。<br />
MISC 世界文学学会誌 103 1-6 2004年7月 [査読有り] 2003年4月から2004年3月までのロンドン滞在中の「ロンドン事情」についてのエッセイである。子供たちを通わせる小学校と中学校を探し、また、その学校を通して知りえたロンドンの様子を綴った。他民族に占められるロンドンの公立学校は地方の学校とは異なっており、イギリスの他民族との共存および教育の問題の複雑さを肌で感じた滞在記である。
University of Reading 1986年12月 長い間批評家たちは、宮廷仮面劇は贅をつくした衣装に、最新の舞台装置、華やかに繰り広げられたページェントとみなし、内容は取るに足らないものとしてきた。近年、国王の政治に関する詩人たちの隠されたメッセージを読み取ることで、仮面劇の評価は著しく好転した。この論文では、チャールズ1世時代の三つの仮面劇を取り上げ、当時物議をかもしていた王の政策への忠言を密やかに隠しいれていることを検証し、詩人の役割を論述した。
書籍等出版物 開文社出版 1998年3月 劇作家ジェームズ・シャーリーは、法学院のメンバーと共に仮面劇『平和の勝利』を仕上げる。この仮面劇は、特異な成立過程があった。法学院の会員プリンが、この少し前に王妃がみだらな姿で舞台に登場した事を批判し王室のお咎めを受ける。その直後、王室は法学院にこの劇の制作を依頼した。王室は法学院のこの出過ぎた態度を諫める意図があったのは明らかである。この劇の内容を解釈し、チャールズ一世と法学院の関係を探る。 |
講演・口頭発表等 2015年8月 怪物を製作したヴィクター・フランケンシュタインはマッドサイエンティストの先駆けとされ、この小説は科学の行き過ぎを警告しているとされる。作者は科学者ヴィクターという人物に真に危険な科学者としての性格を与えているのかを探り、科学と科学者の人間性への作者の洞察力を探ってゆく。
細川苗美   岡隼人    日本シェリー研究センター第23回大会シンポジウム 2014年11月29日 日本シェリー研究センター 2073 年民衆の要求により王は退位し、イングランドは議院制民主政治へと移行する。清教徒革命に類似した党派争いが国政に中心に来る。この状況下、ヨーロッパは死のウィルスに犯され壊滅、次第に英国にその脅威が迫る。危機的状況の混乱時、どのような人物が真に国民を守り、統治者となり得るのか。亡き夫シェリーの政治的思想を良く知るメアリーにとって、為政者の姿は夫へのオマージュとして書かれた諸説であるはずだが、必ずしもその信条は一致しているとは言えない。本稿ではメアリー自身の政治的新年はいかなる物かを分析する。
日本シェリー研究センター第18回大会シンポジウム 2009年12月5日 彼女の文筆活動の最初と最後は旅行記であった。当時すでに多くの旅行記が出版され、母ウルストンクラフトも北欧旅行記を出版している。この環境を考えてメアリー自身の旅を出版するにあたりどのような意味、意義があるのであろうか。彼女は何に注目し、どのようなことに関心を示し、読者に何を提供しようとしたのか。当時の旅文化の流れを受けつつも、彼女独自の興味深い視点・スタンスはあるのだろうか。彼女と旅の関係を2冊の旅行記から読み解く。(パネリスト)
武蔵野大学武蔵野英米文学会主催 2004年12月 ローマ時代以前のロンドンの発祥とローマ時代後のロンドンの歴史と発展について語る。そして近代史に近い19世紀のロンドンの町に焦点を当てて、当時の貧困層の問題と町のスラム化をどのように食い止めようとしたか、さらに貧困層を助けようと慈善事業に貢献した人の話をする。英国の文豪チャールズ・ディケンズの生涯と社会活動を述べ、彼が社会派の作家であることを改めて学生に理解してもらった。
教育内容・方法の工夫 件名 | 基礎ゼミ学外授業として「江戸東京たてもの園」訪問 |
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年月日(From) | 2004/01/14 | 概要 | 英米文学科の学生は、語学留学や様々な目的で海外に出てゆく機会があり、海外の人が興味をもって日本のことを尋ねてくるときに、答えられるような知識の蓄えが必要である。しかし、最近西洋史はおろか日本の歴史や文化についても知らない学生が増えている。学生に日本のことについて興味を促す目的で、「基礎ゼミ」と「プレゼミ」の学生をつれて、「江戸東京たてもの園」を訪問した。 |
件名 | プレゼミ学外授業として上野「国立西洋美術館」「ラ・トゥールの光と影」の展覧会 |
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年月日(From) | 2005/05/26 | 概要 | ベルギーの画家「ラ・トゥールの光と影」の展覧会を鑑賞する。キリスト教に根付いた西洋文化への理解と教養を深める目的で、国立西洋美術館を訪問した。 |
件名 | 基礎ゼミ学外授業として上野 国立西洋美術館「プラド美術館展」 |
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年月日(From) | 2006/05/28 | 概要 | 基礎ゼミの学生に「プラド美術館展」の展覧会を通して西洋文化への理解と教養を深める目的で課外授業を行った。 |
件名 | ゼミ・チュートリアル学外授業として緑泉会による能の「竹生島」「安達が原」鑑賞 |
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年月日(From) | 2006/06/17 | 概要 | ゼミ・チュートリアルの学生と「竹生島」「安達が原」を鑑賞 |
件名 | プレゼミ学外授業として上野 国立西洋美術館「エルミタージュ美術館展」 |
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年月日(From) | 2006/11/19 | 概要 | 「エルミタージュ美術館展」を訪問。 |
実務経験を有する者についての特記事項(教育上の能力)
件名 | 武蔵野女子大学英文学会講演 講師 |
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年月日(From) | 2000/12/08 | 概要 | 「『フランケンシュタイン』にみる理性と感性について」 |
件名 | 武蔵野大学英文学会講演会 講師 |
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年月日(From) | 2004/12/10 | 概要 | 「ロンドンの今と昔」 |
件名 | 生涯学習センター シリーズの講演講師 |
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年月日(From) | 2006/10/13 | 概要 | 「イギリスの豊かな文化」 |
件名 | 生涯学習センター オムニバスの講演講師 |
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年月日(From) | 2007/10/17 | 概要 | 「英米文学・文化の魅了」 |
その他(教育上の能力)
件名 | 海外留学 |
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年月日(From) | 2003/04/00 | 年月日(To) | 2004/03/00 | 概要 | 英国:メアリーシェリーの研究 |
件名 | 武蔵野女子学院学院特別研究費採択 |
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年月日(From) | 2006/04/00 | 年月日(To) | 2007/03/00 | 概要 | メアリー・シェリーの世界:作品から探るメアリー・シェリーの独自性(単独)18年度40万円、19年度72万円 |
件名 | 英国出張 |
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年月日(From) | 2007/01/23 | 年月日(To) | 2007/01/31 | 概要 | 英国ロンドン:メアリー・シェリーに関する資料収集 |
件名 | 武蔵野女子学院 学院特別研究費 採択 |
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年月日(From) | 2007/04/00 | 年月日(To) | 2008/03/00 | 概要 | メアリー・シェリーの世界:作品から探るメアリー・シェリーの独自性(単独)18年度40万円、19年度72万円 |
件名 | 英国出張 |
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年月日(From) | 2007/09/02 | 年月日(To) | 2007/09/16 | 概要 | 英国ロンドン:メアリー・シェリーに関する資料収集およびロンドンとロチェスターのディケンズについて調べる。ロンドンのビクトリア朝資料収集 |
その他(職務上の実績) 件名 | 学科別同窓会第1回「卒業生の会」を企画開催、準備実行 |
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年月日(From) | 2012/02/18 | 概要 | 急遽要請されて、武蔵野大学と改名された年に入学した学年から去年の卒業生まで招待する。参加人数は20名ほどでしかなかったが、今後ファイスブックを活用して卒業生が参加しやすいように工夫していく。会長 佐藤由希子さん、
副会長 新井駿也君に協力を頂いた。 |
件名 | GC学部グローバル・コミュニケーション学科会係 |
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年月日(From) | 2012/04/01 | 年月日(To) | 2012/04/01 | 概要 | GC学部グローバル・コミュニケーション学科が発足、学生から徴収した会費を運営費とする自治組織のGC学科会を設立。学科の学生間の交流を促すための企画を発案・実行する。その監督と会計管理をする係。 |
件名 | グローバル教育センター紀要委員 |
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年月日(From) | 2012/04/01 | 年月日(To) | 2016/03/00 |
件名 | 武蔵野BASIS「キャリアデザイン」海外フィールドワーク海外引率 上海 |
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年月日(From) | 2012/09/11 | 年月日(To) | 2012/09/14 | 概要 | 佐藤晴雄先生と4日間学生15人と上海でセミナーを受講し、日本企業訪問をする。 |
件名 | 在学生就職支援 第2回 OBOG懇談会を開催 |
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年月日(From) | 2013/01/23 |
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