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武蔵野
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研究者業績
研究者リスト
>>
示村 陽一
編集
示村 陽一
研究者氏名
示村 陽一
シメムラ ヨウイチ
URL
所属
武蔵野大学
部署
グローバル学部 グローバルコミュニケーション学科
職名
教授
学位
M.A.(修士)(オレゴン州立大学)
J-Global ID
200901081012802100
研究キーワード
グローバル化 異文化理解 人種民族関係
研究分野
人文・社会 / 地域研究 / アメリカ研究 グローバル研究
経歴
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2016年4月
-
現在
武蔵野大学グローバル学部 グローバルコミュニケーション学科 教授
2010年4月
-
現在
武蔵野大学大学院言語文化研究科 言語文化専攻 教授
2006年4月
-
現在
武蔵野大学 文学部 教授
2011年4月
-
2016年3月
武蔵野大学グローバル・コミュニケーション学部 グローバル・コミュニケーション学科 教授
2005年4月
-
2006年3月
ニューヨーク大学 客員研究員
学歴
1974年1月
-
1975年1月
オレゴン州立大学大学院 アメリカ研究専攻
-
1973年3月
神戸市外国語大学 英米学科
委員歴
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2008年4月
-
現在
日本時事英語学会 論文審査委員
2007年10月
日本時事英語学会 年次大会研究発表司会
2002年11月
多文化関係学会 年次大会研究発表司会
1996年10月
-
2000年9月
日本時事英語学会 副会長
1994年10月
-
2000年9月
日本時事英語学会 理事
論文
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なぜ不法移民がコントロールできないのか -不法移民問題と1986年移民改革統制法
武蔵野大学文学部紀要 (第8号) 80-86 2007年3月
アメリカの不法移民が社会問題化する原因を1986年移民改革統制法の成立過程から分析し、この法案の背景とその内容から不法移民が結果的に統制できなかった理由を分析したもので、移民制限という大衆の意図とは別の方向に移民政治が動いていると主張。
「異文化」の概念の再検討ーグローバル化と異文化理解
武蔵野女子大学大学院紀要 (第2号) 8 2002年3月
平成14年 3月 1日。「異文化理解」は従来「外国文化」を意味する概念として使用されてきたが、文化のグローバル化が進行し、諸文化の混合化・雑種化が生じる中で「国民文化」を前提にした「異文化理解」は「国民経済」を前提にした経済学と同様に機能不全に陥る事になる。文化の最小単位は個人であり、今後は「国」ではなく「個人」を単位にした「異文化理解」「人間理解」を目指すべきである。
Globalization vs. Americanization: Is the World being Americanized by the Domiannce of American Culture?
Comparative Civilizations Review 80-91 2001年10月
グローバル化はアメリカ化か-文化のグローバル化の「普遍性」と「個別性」
武蔵野女子大学文学部紀要 (第2号) 31-39 2001年2月
平成13年 2月20日。グローバル化に関する議論でよく言われるのがグローバル化はアメリカ化であり、アメリカ主導の世界秩序が形成されつつあり、「世界のアメリカ化」が進行していると言うものである。この論文では、様々なローカルカルチャーが混合・融合することによってグローバルな形で多文化が創出されていることを論じ、グローバル化はむしろ文化の多様性を促進していると結論づけている。
マイアミの英語公用語化運動-ラテン化への反発
武蔵野女子大学紀要 VOL30(2) 55-64 1995年3月
平成 7年 3月15日。マイアミを中心とした南フロリダでの英語公用語化運動の背景を分析したもの。キューバ難民の急増により、マイアミ都市圏の二人に一人はキューバ系になった。アングロ系住民の言語、文化、経済、政治面でのヘゲモニーの喪失感、ヒスパニクスに対する不安、反感がこの運動の基底にあり、益々多文化主義の方向に進むアメリカ社会への白人側からの反発としてこの英語公用語化運動は位置づけられる。
MISC
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脱アメリカ化するアメリカ 第6回『アファーマティブ・アクションの行方-平等主義 対 個人主義』
新英語教育 3 1995年9月
平成 7年 9月 1日。アファーマティブアクションが成立した背景を説明した後、1980代以降のアファーマティブ・アクションの基本的な論争を考察し、これはアメリカの一大理念である平等主義が「機会の平等」から「結果の平等」ないし「個人の平等」から「集団の平等」へと大きく変質しているが故に大きな論争を呼んでいる、と指摘。「個人主義」と「平等主義」とのバランスがアメリカの今後の歴史を占う、と考究している。
脱アメリカ化するアメリカ 第5回『カルチャー・ウォー-同化主義 対 多文化主義』
新英語教育 3 1995年8月
平成 7年 8月 1日。移民人口の大変化によって従来のアングロ同化主義から各エスニック集団の独自性を尊重する多文化主義へと同化理論は変化しつつあり、その結果西洋文明中心の同化主義推進派とアメリカ社会の人種的民族的多様性を強調する多文化主義推進派との論争が白熱化している状況を、PCやヘイト・スピーチなどでもって例証。カルチャー・ウォーはアメリカのアイデンテティ・クライシスである、と論じている。
脱アメリカ化するアメリカ 第4回『アフリカ中心主義-ブラックからアフロアメリカンへ-』
新英語教育 3 1995年7月
平成 7年 7月 1日。アメリカの黒人は他の人種民族集団がエスニック集団としてのエスニシティを誇示するようにアフリカ人としてのアイデンティティを前面に押し出す傾向が近年強まってきている事を論及し、分離主義としてのアフリカ中心主義の登場を論考する。また、白人の側からの反発にも論を進め、アフリカ中心主義の台頭は黒人の側からの同化から分離への大きな動きであり、白人と黒人の亀裂は深まってきている、と考究している。
脱アメリカ化するアメリカ 第3回『英語公用語化運動-言語差別主義による移民排斥運動-』
新英語教育 3 1995年6月
平成 7年 6月 1日。英語をアメリカの公用語に指定しようという運動の歴史とその最大の推進母体であるU.S.ENGLISHの紹介とその綱領を概説。その後、この英語公用語化運動はアメリカの伝統的な同化パターンであるアングロ同化主義からの逸脱現象に対する反発として勃発してきたと論じ、その本質は英語以外の言語の使用者に対する差別運動であり、言語を基軸にした移民排斥運動である、と論考している。
脱アメリカ化するアメリカ 第2回『ラテン化するアメリカ-ヒスパニック系移民の増加-』
新英語教育 3 1995年5月
平成 7年 5月 1日。ヒスパニック系移民がアメリカで1950年以降着実に増加していることを概観し、その後に主要な4つのグループ-メキシコ系、プエルトリコ系、キューバ系、その他の中南米系-の居住地域やその多様性などを概説する。最後に、フロリダ州のマイアミ市に焦点を合わせてキューバ系を中心にしたヒスパニックの急増に対するアングロ系住民の反発を分析している。
書籍等出版物
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英語速読速解入門
示村 陽一(担当:単著)
DPT出版 2018年4月 (ISBN:9784862116598)
2014年に出版した『英語速読速解トレーニング』の改訂版。統計や練習問題を最新のものに改めた。
英語速読速解トレーニング
DPT出版 2014年3月
英語の速読速解を解説した本。同時通訳で用いるFirstIin First Outの英語の理解方法を学んで、英文の直読直解を可能にする方法をマスターする。
変化するアメリカの顔ー現代アメリカ論
創英社 2014年3月
ヒスパニックを中心とする非白人系移民の大量流入によりアングロサクソンを中核としたアメリカの人口構成・政治文化が大きく変化している。アメリカという国の基本的な性格が変化しているのである。また、同時にこの本では移民構成の人種的民族的構成の変化にもかかわらず変化しないアメリカの基本的な価値体系ー個人主義・地方分権主義・平等主義なども解説し、現代アメリカ社会の包括的な知識を獲得できる事を目指している。
異文化コミュニケーション事典
春風社 2013年1月
異文化社会アメリカ[改訂版]
研究社 2006年11月
平成11年11月発行の『異文化社会アメリカ』の増補改訂版。あらたに「序章 日本とアメリカ」の章を追加し、さらに他の章においても発行以降の新たなアメリカ社会の変化を書き加えた。初版と同様にアメリカ社会の包括的な理解を目指し、移民社会、個人主義、民主主義、平等主義、競争主義としてのアメリカを具体的に記述している。
講演・口頭発表等
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留学生と共に学ぶ仕組みーグローバル・コミュニケーション学部の取り組み
国際教育・交流推進協議会 2011年12月
グローバル化と異文化理解
武蔵野大学有明キャンパス開設記念公開講座 2011年7月
[招待有り]
No Womanly Women?: Blurring Gender Differences in Contemporary Japan
Western Michigan University Japanese Studies Program 2009年9月
[招待有り]
キャリア支援の取り組みについて
東京・関東甲信越地区国公立大学等学生指導職員研修会 2004年6月
[招待有り]
グローバル化とアメリカの帝国意識
武蔵野大学公開講座 2003年11月
所属学協会
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American Studies Association 学会
多文化関係学会
国際文化学会
International Society for the Comparative Study of Civilization
比較文明学会
Works(作品等)
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No Womanly Women?:Blurring Gender Boundaries in Contemporary Japan
2009年9月 その他
グローバル化とローカル化
2003年7月 その他
平成15年7・8月。グローバル化はアメリカ化ではなく、今日起こっているのはローカルな空間に異質な文化が流入することによって、文化の混合・融合が生じ、より複雑で多元的な文化が作り出されているグローバルな「文化のるつぼ化」である。たとえば、「マクドナルド化」はローカル性をまとったグローバル化だといえる。
「異文化理解」とは何か
2003年5月 その他
「異文化理解」は通常「外国文化」の理解と解釈されているが、グローバル化の進展によって文化が越境する状態が日常化していることを考慮すれば、国民文化を単位にした「異文化理解」は現実に対応していない。「国」を超えた新たな「異文化理解」の認識の枠組みが必要であることを主張している。
Globalization vs. Americanization: Is the World being Americanized by the Dominance of American Culture?
2002年10月 その他
Is the World Being Americanized by the Dominance of Ameican Culture?
2001年5月 その他
社会貢献活動
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『大学時報』 「バイリンガルからトライリンガルへー真のグローバル人材の養成を目指してー
2011年11月
フジテレビ「ニュースJAPAN」アメリカ銃乱射事件のコメント
2007年5月
講演:武蔵野大学英文学会「変化するアメリカのアイデンティティーヒスパニック化するアメリカ」
2006年11月
講演:東京・関東甲信越地区国公立大学等学生指導職員研修会「キャリア支援の取り組みについて」
2004年6月
講演:武蔵野大学公開講座「グローバル化とアメリカの帝国意識」
2003年11月
資格・免許
件名
通訳案内業免許
年月日
1977/11/00
件名
高等学校教諭二級普通免許状
年月日
1973/03/00
実務経験を有する者についての特記事項(職務上の実績)
件名
武蔵野大学生涯学習講座
年月日(From)
2009/02/21
年月日(To)
2009/03/21
概要
平成21年2月21・28日、3月7・14・21日。「アメリカを解剖する」とのタイトルで5回講座を担当。
件名
武蔵野大学生涯学習講座
年月日(From)
2009/05/08
年月日(To)
2009/05/29
概要
平成21年5月8・15・22.29日。「オバマとタイガーウッズ」とのタイトルで4回講座を担当。
件名
武蔵野大学生涯学習講座
年月日(From)
2010/02/05
年月日(To)
2010/03/05
概要
平成22年2月5・12・19・26日3月5日。「映画で理解するアメリカ」とのタイトルで5回講座を担当。
その他(職務上の実績)
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件名
「国際化と武蔵野女子大学」「オーストラリア視察旅行を終えて」武蔵野女子大学国際交流センター報第2号
年月日(From)
1997/03/01
概要
武蔵野大学の国際化の必要性を説く。
件名
「大学・短大協定留学制度発足にあたって」武蔵野女子学院報
年月日(From)
1997/03/01
概要
武蔵野女子大学・短大での協定留学制度発足の説明。
件名
「留学の大衆化」武蔵野女子大学国際交流センター報第3号
年月日(From)
1998/03/01
概要
留学する学生数増加という留学の大衆化の説明。
件名
Girls, be ambitious!武蔵野女子大学国際交流センター報第4号
年月日(From)
1999/03/01
概要
武蔵野女子大学生の海外留学を呼びかける。
件名
ビクトリア大学研修旅行を終えて武蔵野女子大学国際交流センター報第5号
年月日(From)
2000/03/01
概要
ビクトリア大学引率の感想。
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