| 研究者業績
研究キーワード 情報技術
,生活
,情報化
,情報
,生活情報化
経歴 2017年4月 - 現在 武蔵野大学経済学部(教養教育) 教授
2003年4月 - 現在 武蔵野女子大学大学院 人間社会・文化研究科 教授
2003年4月 - 現在 武蔵野大学大学院 人間社会・文化研究科福祉マネジメント専攻 教授
1997年4月 - 現在 株式会社 情報文化総合研究所 代表取締役
2015年4月 - 2017年3月 武蔵野大学工学部(教養教育) 教授
学歴 1995年4月 - 1999年4月 東京大学大学院 工学系研究科 第1種 先端学際工学専攻
1974年4月 - 1978年3月 東北大学 工学部 通信工学科
1972年4月 - 1973年3月 宮城県仙台第三高等学校
委員歴 2013年9月 - 現在 京都府・市町村インターネットによる人権侵害対策研究会 アドバイザー
2008年4月 - 現在 日本社会情報学会 企画委員会委員
2000年4月 - 2008年3月 日本社会情報学会 学術委員会委員
1998年4月 - 2005年10月 (財)日本情報処理開発協会 『情報化白書』 専門委員
受賞 1999年 平成11年度。日本社会情報学会・学会賞(論文奨励賞)受賞
論文 日本社会情報学会学会誌 第19巻(3号) 13 2008年3月 [査読有り] 平成20年3月30日。生活情報化の進展は、移動電話契約数の増加を始めとして様々な側面に現れているものの、それらは生活情報化を総体としては表していない。なぜなら、生活の中の情報は、通信だけでなく郵便、放送、印刷などの多様なメディアによって媒介されているからである。そこで様々なメディアから構成されている生活情報化の進展度合いを家計消費支出の側面から把握することを試みている。<br />
(13頁)
日本社会情報学会学会誌 第19巻(2号 2007年9月) 55-69 2007年9月 学術研究論文としての日本語の文章表現に焦点を当てたチュートリアルである。若手研究者や駆け出しの研究者など初めて研究論文を執筆する者を、論文の文章表現の側面から支援する目的で執筆されている。避けたい表現、注意を要する表現に分けて、実例を挙げながら論文の文章表現を解説している。
生活学会報 第31巻1号 31巻(1号) 22-14 2004年10月 生活の中の情報を、通信メディア、郵便メディア、放送メディア、印刷メディア、手書きメディア、記録メディア、情報機器の7つのメディア区分に分類し、生活情報化におけるメディア特性を明らかにしている。データには家計消費支出を用い、メディアに対する家計上の依存度」を分析している。(P22~P24)
足立 研   尾身健二   岸田能和   佐藤佳弘   文能照之   水野映子    機械工業経済研究報告書 H13-6 2002年5月 「Ⅷ.ユニバーサルデザイン促進のための周辺状況」を担当した。<br />
共著者:足立 研、尾身健二、岸田能和、佐藤佳弘、文能照之、水野映子(総頁数100頁中、P73~P78を担当)
2001年3月 石川県21世紀情報化推進プランに基づいて、情報化施策の具体的な検討を行い、情報化構想の策定結果をまとめている。<br />
共同研究者:高本隆、泉良樹、佐藤佳弘、砺波準、萩原正憲、平野恵子、福田豊、温井清太郎(総頁数69頁)<br />
担当分:共同研究につき本人担当部分の抽出不可能
MISC 「じんけん」 (No.323 2008年3月号) 11-15 2008年3月 インターネット上での人権侵害について、自主規制の機構を持つマスメディアによる情報発信と、モラル意識に任された個人利用者による情報発信とを対比して論じている。現状では、プロバイダー責任制限法という法的な整備や一部の自治体のによる電子掲示板の巡回監視が実施されているものの、安心・安全なネット社会にするためには、利用者自身の自己防衛が不可欠であると結論付けている。(P11~P15)
「情報管理」 Vol.50(No.10 2008年1月号) 645-648 2008年1月 情報化が進んだ未来の生活像は常に明るいバラ色で描かれているものの、そこには心が豊かになった幸せな人々が想像できないとして、「技術ありき」の発想から、「生活ありき」の発想に転換する必要を主張している。20世紀半ばからの生活情報化を概観しながら、情報のあり方を論じている。(P644~P647)
ICEPニュース (No.38) 4 2002年6月 生活の情報化について、技術動向と生活への影響を解説するとともに、将来の展望を述べている。情報環境がユビキタスに向かっていることを明らかにし、携帯電話が応用された生活支援の機能や、家庭内機器がネットワーク化された時に実現する機能を解説した上で、生活の質の向上との関係を分析して、今後のあるべき方向性を示している。
yearbook of the Artificial - Nature, Peter Lang Volume 1 241-256 2002年4月
季刊 家計経済研究 (第53号) 18-24 2002年1月 生活の情報化の進展度合いを、情報関連支出をアナログ情報関連支出とデジタル情報関連支出とに分けることによって、家計の側面から生活の情報がデジタル化していることを定量的に把握している。さらに、所得・年齢との相関を分析することにより、アナログ情報とデジタル情報の生活での位置付けを明らかにし、生活情報化のユニバーサルサービスへのアプローチ方法を示している。(P18~P24)
書籍等出版物 川村匡由, 佐藤佳弘, 金成唱未, 今井久人, 中正樹, 池澤健嗣(担当:共著) ミネルヴァ書房 2007年12月 (ISBN:9784623049950) 第Ⅲ章 第2節「情報福祉の行財政」、第Ⅵ章「生活情報」、第Ⅶ章 第5節「電子メール・インターネット」の執筆を担当した。福祉分野における情報化の現状と動向について解説している。
共著者:川村匡由、佐藤佳弘、金成唱未、今井久人、中正樹、池澤健嗣(総頁数172頁中、P40~P43、P71~P88、P114~P119を担当) |
佐藤佳弘, 会津泉, 荒木太郎, 飯塚和幸, 稲垣隆一, 岩井博樹, 菅野泰子, 黒田敏史, 小林秀雄, 重松孝明, 新保史生な(担当:共著) (財)日本情報処理開発協会 2005年10月 各論「4部 暮らしの中のIT 1章 生活の情報化」を執筆した。生活情報化の動向を分析し、電力線高速ネット、災害時の安否確認、電子マネー、テレマティクス、次世代DVD、ブログ、SNS、情報アクセシビリティを解説した。
共著者:佐藤佳弘、会津泉、荒木太郎、飯塚和幸、稲垣隆一、岩井博樹、菅野泰子、黒田敏史、小林秀雄、重松孝明、新保史生など計39名(総頁数423頁中、P135~P145を担当) |
佐藤佳弘, 廣松 毅, 相原慎哉, 赤松寛明, 阿部秀春荒川一彦, 飯塚和幸, 伊藤豪一, 印南朋浩, 大内邦彦, 菅野康子, 木村吉博な(担当:共著) (財)日本情報処理開発協会 2004年6月 各論「4部 暮らしの中のIT 1章 生活の情報化」を執筆した。生活情報化の動向を分析し、家庭のデジタル・ネットワーク化、電子タグ、携帯電話、中古パソコン市場、家庭用ロボットを解説するともに、今後の展望について論じている。
共著者:佐藤佳弘、廣松 毅、相原慎哉、赤松寛明、阿部秀春荒川一彦、飯塚和幸、伊藤豪一、印南朋浩、大内邦彦、菅野康子、木村吉博など計49名(総頁425頁中、P173~P182) |
相内真子, 浅井玲子, 阿部祥子, 天野寛子, 新井範子, 飯村しのぶ, 川添 登, 鬼頭 宏, 木村美智子, 佐藤佳弘, 猿渡土貴, 清水美知子, 寺出浩司, 中川 清, 西脇智子, 針谷順子, 布施千草, 水島かな江(担当:共著) ㈱ドメス出版 2003年9月 20世紀に普及した3つの情報メディア(電話、放送、情報通信)と家庭生活との関係を考察している。生活の変容は、交友関係、生活時間、コミュニケーション、情報入手の分野において大きいことを明らかにした。
共著者:相内真子、浅井玲子、阿部祥子、天野寛子、新井範子、飯村しのぶ、川添 登、鬼頭 宏、木村美智子、佐藤佳弘、猿渡土貴、清水美知子、寺出浩司、中川 清、西脇智子、針谷順子、布施千草、水島かな江(総頁334頁中、P168~P175) |
佐藤佳弘, 廣松 毅, 岡野哲也, 久保悌二郎, 鈴木雄一, 関口和一, 田原幸朗, 長澤健一, 中野 潔, 中村貞雄, 生井澤進, 西村 久(担当:共著) (財)日本情報処理開発協会 2003年6月 各論「5部 暮らしの情報化 1章 家庭生活」を執筆した。生活情報化の動向を分析し、、ユビキタスネットワーク、家庭用ロボット、ホットスポット、家庭用ゲーム機、IP電話を解説するともに、今後の展望について論じている。
共著者:佐藤佳弘、廣松 毅、岡野哲也、久保悌二郎、鈴木雄一、関口和一、田原幸朗、長澤健一、中野 潔、中村貞雄、生井澤進、西村 久、他36名(総頁449頁中、P170~P179) |
講演・口頭発表等 埼玉県入間郡三芳町 平成23年度 人権問題職員研修 2013年3月
埼玉県ふじみ野市 人権問題市民・企業講演会 2013年2月
長野県茅野市教育委員会 人権教育研修会 2013年1月
株式会社シンキ コンプライアンスオフィサー研修 2012年12月
埼玉県狭山市 職員研修「人権セミナー」 2012年11月
Works(作品等) 2011年3月 その他 西東京市情報政策専門員として、2011年1月4日に本稼動を向かえた西東京市の情報システムについて、総括・評価方法を調査研究した成果をまとめている。(総頁数50頁)
2010年3月 その他 西東京市情報政策専門員として、西東京市の情報システムにおける費用対効果の考え方について調査研究の成果をまとめている。(総頁数58頁)
2009年3月 その他 西東京市地域情報化計画策定審議会の事務局を務めると共に、基本計画書を執筆した。
審議会委員:饗場博章、石田朋子、片瀬和子、尾藤一朗、福田豊、三宅功、吉井敏一、渡邊博子(総頁数48頁中、P1~P19を担当)
2009年3月 その他 西東京市情報政策専門員として、西東京市の情報システム最適化業務における品質管理ついて調査研究の成果をまとめている。(総頁数27頁)
2008年3月 その他 西東京市情報政策専門員として、西東京市の情報システム最適化業務における品質管理ついて調査研究の成果をまとめている。(総頁数35頁)
教育内容・方法の工夫
件名 | 昭和62年度高等学校教育開発委員 |
---|
年月日(From) | 1987/04/01 | 概要 | 〈概要〉整流回路における電流シミュレーションのCAIソフトを試作し、パソコンを取り入れた指導法を開発した。
〈成果〉「昭和62年度高等学校教育開発指導資料集」東京都教育庁指導部 |
件名 | 平成元年度東京都高等学校教育研究員 |
---|
年月日(From) | 1989/04/01 | 概要 | 〈概要〉基礎教育としての情報教育の在り方を研究した。
〈成果〉「高等学校平成元年度教育研究員研究報告書(農・工)」東京都教育委員会 |
件名 | すべての担当科目について講義内容をWeb上に公開 |
---|
年月日(From) | 1998/04/00 | 年月日(To) | 1998/04/00 | 概要 | 学内、自宅だけでなく全国どこからでも24時間アクセスが可能なWebサーバーに講義内容を公開している。学生は予習・復習に使用できるほか、風邪等でやむを得ず授業を欠席した場合でも、授業内容の自習が可能である。 |
件名 | 講義に関するすべての事前連絡、事後連絡のメール化(携帯メールにも対応) |
---|
年月日(From) | 1998/04/00 | 年月日(To) | 1998/04/00 | 概要 | 講義に関する連絡は、事前・事後を含めすべてをメールにて行っている。携帯メール利用者数はパソコンメールのそれを上回っているという社会状況を踏まえて、同報メールは携帯メールアドレスに対しても同時に発信している。 |
件名 | 授業での配布資料、プリントをWeb上に掲載 |
---|
年月日(From) | 1998/04/00 | 年月日(To) | 1998/04/00 | 概要 | 授業で配布する参考資料、プリントを、すべてWeb上に掲載している。教師は人数分のコピーに時間を割くことなく、授業の準備ができる。学生にとっては、やむを得ず授業を欠席した場合でも、配布物を手に入れることができる。また、例え授業に出席していた学生でも、紛失時にも入手することができる。 |
教育上の能力に関する大学等の評価
件名 | 学生による授業評価 |
---|
年月日(From) | 2007/12/00 | 概要 | 総合点による教員順位は、大学の全専任教員の中で第4位であり、所属学部においては第1位である。授業品質の高さは、学生の評価結果が示している。 |
実務経験を有する者についての特記事項(教育上の能力) 件名 | コンピュータに関わる職務 |
---|
年月日(From) | 1978/09/01 | 年月日(To) | 1986/03/31 | 概要 | (1)日本自転車振興会殿競輪情報システム 期間:昭和53年9月〜昭和56年8月 昭和59年4月〜昭和61年3月(5年間) 機種:M-360デュプレックスシステム(大型汎用機) 特徴:三菱オフィスターミナルとの他社接続DDXパケット交換 業務:システム設計、システム編集、技術支援(2)日本自転車振興会殿電話投票システム 期間:昭和59年4月〜昭和61年3月(2年間) 機種:M-360デュプレックスシステム(大型汎用機) 特徴:NTTANSERセンタ接続の音声応答、全国オンラインシステム 業務:システム設計、 |
件名 | (企業内教育 講師) 富士通(株)社内研修 |
---|
年月日(From) | 1983/00/00 | 年月日(To) | 1986/00/00 | 概要 | 担当科目:「オペレーティングシステム」「ファイル編成法」 |
件名 | 講師としての講義等 |
---|
年月日(From) | 1983/04/01 | 年月日(To) | 1983/04/01 | 概要 | (1)富士通(株)社内研修(社内講師) 期間:昭和58年〜昭和61年:集中講義 担当科目:「オペレーティングシステム」「ファイル編成法」(2)東京都荒川工業高等学校(教諭) 対象:定時制電気科・電子科 期間:昭和61年4月〜平成2年3月(4年間) 担当科目:情報処理に関する科目を担当(3)日本工学院専門学校(非常勤講師) 対象:情報処理科 期間:昭和62年4月〜平成2年3月(4年間) 担当科目:「システム設計」(4)相模女子大学(非常勤講師) 対象:相模女子大学学芸学部食物学科食物学専攻 期間:昭和62年 |
件名 | 資格取得・受賞等 |
---|
年月日(From) | 1985/02/00 | 年月日(To) | 1999/09/00 | 概要 | (1)資格取得 昭和60年2月情報処理技術者認定(通産省)特殊 昭和61年3月高等学校教諭二級普通免許 昭和62年7月日本語文書処理技能(ワープロ検定)3級 平成2年2月マイクロコンピュータ利用者認定1級(2)受賞 平成7年5月1995年度NTTデータ通信(株)社長賞受賞 平成11年9月1999年度日本社会情報学会・学会賞(論文奨励賞)受賞 |
件名 | (企業内教育 講師) (株)NTTデータ 社内研修 |
---|
年月日(From) | 1991/00/00 | 年月日(To) | 1998/00/00 | 概要 | 担当科目:「システム科学概要」「ニーズの把握」集中講義 |
その他(教育上の能力)
件名 | 武蔵野女子学院 学院特別研究費 採択 |
---|
年月日(From) | 2003/04/00 | 年月日(To) | 2004/03/00 | 概要 | 言葉情報処理支援ツールの開発(生活者意識調査の整理分析支援ツールとして) (単独) 37万円 |
資格・免許 件名 | 情報処理技術者認定(通産省)特種 |
---|
年月日 | 1985/02/00 |
件名 | 日本語文書処理技能 3級 |
---|
年月日 | 1988/07/00 |
件名 | 初級アドミニストレータ |
---|
年月日 | 2001/05/00 |
件名 | インターネット検定とドットコム・スター(シングルスター) |
---|
年月日 | 2004/12/00 |
件名 | マイクロコンピュータ利用者認定 1級 |
---|
年月日 | 1990/02/00 |
実務経験を有する者についての特記事項(職務上の実績) 件名 | (情報技術者として) 日本自転車振興会競輪情報システム(KIS) |
---|
年月日(From) | 1978/09/00 | 年月日(To) | 1981/08/00 | 概要 | M-360Rデュプレックス(汎用大型機)と三菱オフィスターミナル(M5000)とを接続した365日無休の全国オンラインシステム。赤坂に設置したセンターとの全国競輪場(50箇所)や関係団体(約20箇所)を接続した。センター側の富士通としては、ACプロトコル(FNA)を使用した初めてのDDXパケット交換他社接続であり、これが稼動第1号ユーザーとなった。システム設計、システム編集、技術支援を行った。 |
件名 | (情報技術者として) 日本中央競馬会場内トータリーゼータシステム |
---|
年月日(From) | 1981/09/00 | 年月日(To) | 1983/03/00 | 概要 | PFU-1500デュアル(ミニコン)を使用した高信頼性、高処理能力の場内トータリーゼータシステム。アプリケーション レベルアップ、テスティングを行った。 |
件名 | (情報技術者として) 日本中央競馬会次期システム |
---|
年月日(From) | 1983/04/00 | 年月日(To) | 1984/03/00 | 概要 | S-3000デュアル(スーパーミニコン)を使用した高信頼性、高処理能力の場内トータリーゼータシステム。システムの企画段階からプロジェクトに参加し、システム設計、アプリケーション開発を行った。 |
件名 | (情報技術者として) 自転車産業振興協会自転車統計情報システム |
---|
年月日(From) | 1984/04/00 | 年月日(To) | 1986/03/00 | 概要 | M-360Rデュプレックス(汎用大型機)を使用し、TSS配下の画面メニュー方式、ユーザー主導の出力帳票選択を特徴としたシステム。ユーザーネゴシエーション、技術支援を行った。 |
件名 | (情報技術者として) 日本自転車振興会電話投票システム |
---|
年月日(From) | 1984/04/00 | 年月日(To) | 1986/03/00 | 概要 | M-360Rデュプレックス(汎用大型機)とNTT ANSERセンターを接続した音声応答の全国オンラインシステムである。競輪における初めての電話投票システムとなった。システム設計、システム編集、技術支援を行った。 |
|
|
|