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研究者業績

研究者リスト >> 小西 聖子
 

小西 聖子

 
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研究者氏名小西 聖子
 
コニシ タカコ
URL
所属武蔵野大学
部署人間科学部 人間科学科
職名教授
学位博士((医学)筑波大学)
J-Global ID200901088650971097

プロフィール

1993~1999年、東京医科歯科大学難治疾患研究所の犯罪被害者相談室で犯罪被害者の支援、対人暴力被害者の精神的なケアや周辺領域のマネージメントにかかわった。東京医科歯科大学難治疾患研究所教務職員(1993〜1996年)、東京医科歯科大学難治疾患研究所被害行動学(セコム)研究部門客員助教授(1996〜1999年)を経て1999年より現職。2015〜2021年 人間科学部長/人間社会研究科長、2021年より副学長。 専門は臨床心理学、トラウマ・ケア。現在、外傷後ストレス障害(PTSD)の治療に関する研究を行っている。

研究キーワード

 
トラウマケア

研究分野

 
  • 人文・社会 / 臨床心理学 / 

経歴

 
2021年4月
 - 
現在
武蔵野大学  副学長 
 
2019年2月
 - 
現在
公認心理師   
 
2012年4月
 - 
現在
武蔵野大学 人間科学部人間科学科 教授 
 
2010年4月
 - 
現在
武蔵野大学 大学院人間社会研究科 人間学専攻 教授 
 
2010年4月
 - 
現在
武蔵野大学 大学院人間社会研究科 人間学専攻(博士後期課程) 教授 
 

学歴

 
1992年3月
 - 
1992年3月
筑波大学 博士号(医学)取得 
 
1988年4月
 - 
1992年3月
筑波大学大学院 博士課程医学研究科 
 
1980年4月
 - 
1988年3月
筑波大学 医学専門学群 
 
1973年4月
 - 
1977年3月
東京大学 教育学部 教育心理学科
 

委員歴

 
2019年11月
 - 
現在
内閣府 男女共同参画会議  第5次基本計画策定専門調査会議員
 
2019年3月
 - 
現在
内閣府  男女共同参画会議 女性に対する暴力に関する専門調査会委員・会長
 
2017年3月
 - 
現在
内閣府  男女共同参画会議議員
 
2014年5月
 - 
現在
ふくしま心のケアセンター  顧問
 
2012年7月
 - 
現在
消防庁特殊災害室「福島原発事故において活動した消防職員の長期的な健康管理審査連絡会」  委員
 

受賞

 
2014年10月
日本犯罪学会, 日本犯罪学会賞 受賞(第33号)
小西聖子 
 
2010年1月
毎日新聞社, 第8回毎日書評賞受賞
 
1998年10月
エイボン女性年度賞(教育賞)受賞
 
1996年11月
第2回日本犯罪学会学術奨励賞受賞
 

論文

 
 
淺野敬子   今野理恵子   山本このみ   井上美里   正木智子   平川和子   小西聖子   
武蔵野大学心理臨床センター紀要   (22) 1-13   2022年12月
2012年6月〜2018年11月末の間にワンストップ支援センターからの紹介により精神科初心となった患者70名のカルテをもとに、対象者の属性、被害関連事項、診察および治療関連事項等の情報を収集し分析した。初診時平均年齢26.8±8.7、主診断がASDあるいはPTSD74.5%(52名)であった。CBT導入群34名と非導入群36名は、初心時年齢、種診断名、薬物療法のうむ、治療転帰において有意差があった。ASD、PTSD罹患率は前回報告と同様に高かった。ワンストップ支援センターから紹介される性暴...
 
中島 聡美   伊藤 正哉   白井 明美   須賀 楓介   黒澤 美枝   清水 研   岡崎 純弥   松田 陽子   大岡 友子   中山 千秋   林 恵子   小西 聖子   金 吉晴   
精神神経学雑誌   124(4付録) S-499   2022年4月
 
佐々木真由美   中山千秋   大岡友子   山本このみ   今野理恵子   淺野敬子   中島聡美   小西聖子   
武蔵野大学心理臨床センター紀要   (21) 1-10   2021年12月   [査読有り]
国内29の「性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター」を対象に、被害者の精神科医療機関等への紹介を中心に連携の実態と、連携促進に資する取組について分析した。紹介件数年間10件以上の機関は9件以下の機関に比べ、スーパーヴァイズの依頼、紹介事例のカンファレンスの取り組みが有意に多かった。精神科医療機関等の利用促進にはセンターと医療機関等が事例を通した協力関係を構築することが重要である。
 
牧田 潔   片柳 章子   大江 美佐里   菊池 安希子   伊藤 正哉   中島 聡美   小西 聖子   堀越 勝   
日本認知療法・認知行動療法学会プログラム・抄録集   20回 169-169   2020年11月
 
片柳 章子   牧田 潔   大江 美佐里   伊藤 正哉   蟹江 絢子   菊池 安希子   大澤 智子   中島 聡美   小西 聖子   佐藤 珠恵   堀越 勝   
日本認知療法・認知行動療法学会プログラム・抄録集   19回 185-185   2019年8月

MISC

 
 
小西聖子   
司法精神医学   18(1) 3-11   2023年3月   [招待有り]
トラウマが関わる精神鑑定事件例の中から典型となるような4事例を挙げて、心的外傷後ストレス障害(PTSD)だけでなくトラウマ体験が刑事事件の精神鑑定と関わっていくさまざまな局面を、論点と方法の問題及びここ20年の変化の視点を通して示した。(第18回日本司法精神医学会泰秋教育講演の発表内容をもとに加筆・修正)
 
中山千秋   中島聡美   今野理恵子   淺野敬子   山本このみ   大岡友子   佐々木真由美   小西聖子   
被害者学研究   (31) 17-33   2022年3月   [査読有り]
2019年に被害者支援センター48箇所及びワンストップ支援センター49箇所を対象に、精神科医療機関等への紹介状況・紹介の際に重要なこと・行っていること・問題点・連携に関する取組・紹介促進のために望ましい条件についてアンケート調査を行い、72施設から回答を得た(回収率74.2%)。結果を2007年の同様の調査と比較して報告した。精神科医療機関等への紹介は年平均9.10件で微増とはいえあまり変化がなかった。精神科医療機関にはPTSD治療が充実していることを期待していることもあり、専門的治療が可...
 
佐々木真由美   小西聖子   
武蔵野大学認知行動療法研究誌   3 34-50   2022年3月   [査読有り]
4データベースから抽出した28本の日本語と英語の論文からビデオ通話による持続エクスポージャー法での心的外傷後ストレス障害治療に関する研究動向についての予備的検討を行った。介入研究は17件あり、症状低減効果を検討した12件のうち対面治療と比べ有意差がなかった研究は67%だった。ただ、介入研究の88%が退役軍人対象で、結果で中断に言及した研究が59%だった。中断予防策としてピア(仲間)支援導入の有効性等が示され、社会的サポートが有効であることが示唆された。
 
中島聡美   伊藤正哉   白井明美   須賀楓介   黒澤美枝   清水研   岡崎純弥   松田陽子   大岡友子   中山千秋   林恵子   小西聖子   金吉晴   
日本精神神経学会総会プログラム・抄録集   118th    2022年
 
小西聖子   
精神療法   47(4) 450-456   2021年8月   [招待有り]
ハラスメントの法律的に定義されている概念を簡単に提示し、複雑性PTSDという診断概念との重なりにおける問題について考察した。また、ハラスメント被害により治療を要する事例で医師が訴訟に関与せざるを得ない場合に何をどのように考えるかについて、PTSD診断との関連から論じた。

書籍等出版物

 
 
藤森, 和美, 野坂, 祐子, 染矢, 明日香, 吉村, 拓美, 島, ゆみ, 森本, 志麿子, 浅野, 恭子, 小西, 聖子, 小形, 美妃, 小川, 恵美子, 吉田, 博美, 今井, 由樹子, 花房, 昌美, 亀岡, 智美, 高田, 紗英子, 松浦, 正一, 土岐, 祥子, 伊庭, 千惠, 笠原, 麻央, 柳谷, 和美(担当:分担執筆, 範囲:第4章 性暴力被害の長期的影響)
誠信書房   2023年7月   (ISBN:9784414416954)
性暴力の被害を受けた子どもとその保護者や学校関係者への介入・支援について、心理臨床、精神科医療、法律、社会福祉の各分野から概論および実践例について述べた。第2版では法改正を開設しつつ、最新の研究と実践に基づいて各省と事例を拡充し、複雑化する状況を踏まえた支援の方法を具体的に示した。
担当部分では、幼少期に性暴力被害を受けたクライエントからの臨床心理相談事例をもとに、被害の影響がどのように現れるかについて述べた。
 
小木曽宏, 山口修平, 小林千夏, 足立泰代, 杉浦ひとみ, 秋元義弘, 関尚美, 荘司貴代, 野坂祐子, 渡邉直, 中野宏美, 小西聖子(担当:分担執筆, 範囲:付録1 性被害を受けた子どもに関わる児童精神科医の役割-小西聖子医師に聞く(聞き手:杉浦ひとみ))
生活書院   2022年3月   (ISBN:9784865001389)   
児童性虐待の精神的な影響について、どのようなものなのか、職員ら周囲の者はどのような知識を持つべきか、どのように対応すべきかについて、トラウマケアの見地から一問一答形式で述べた。
 
福井次矢, 高木誠, 小室一成, 総編集(担当:分担執筆, 範囲:小西聖子:心的外傷後ストレス障害)
医学書院   2020年1月      
的外傷後ストレス障害の病態と診断、治療方針について概説した。※ポケット版も同頁数。
 
五十嵐禎人, 岡田幸之(担当:分担執筆, 範囲:小西聖子・山本このみ: 刑事事件における被害者の鑑定.)
中山書店   2019年3月   (ISBN:9784521747422)   
25件の刑事事件被害者鑑定等の受嘱経験をもとに、基本的な委嘱事項、PTSD診断およびそれ以外の診断、鑑定の際の被害者への配慮について述べた。
 
森田ゆり 編著(担当:その他, 範囲:第1章3人のキーパーソンに聴く:孤立が一番危険です。少しずつ人の力を借りて)
築地書館   2018年6月   (ISBN:9784806715627)   
編著者による、虐待問題に取り組んできた専門家インタビュー、および、虐待に至ってしまった親の回復支援プログラム「MY TREE ペアレンツ・プログラム」の解説書。インタビュイーの一人として、虐待家族に対する心理療法やトラウマ治療、刑法改正について述べた。

講演・口頭発表等

 
 
小西聖子   今野理恵子   
第22会日本トラウマティック・ストレス学会   2023年8月5日   日本トラウマティック・ストレス学会   [招待有り]
大会企画シンポジウム「PTSDの心理療法の今とこれから」シンポジストとして、Edna Foaによって1980年代に構想され1991年に最初のRCT論文が公表されたProlonged ExposureのPTSD治療法としての国内外での歩みを治療研究および臨床家養成と実践について振り返り、将来を展望した。
座長:岩切昌宏・中島聡美、シンポジスト:小西聖子、伊藤正哉、亀岡智美、市井雅哉
 
小西聖子   
第25回日本母性看護学会学術集会   2023年5月28日   日本母性看護学会   [招待有り]
性暴力被害者支援について、多様性と継続性を持った支援モデルと問題について提示した。また、性暴力被害のトラウマに対する医学的臨床実践と研究について触れ、若年被害者についての問題も述べた。刑法改正など性暴力被害を取り巻く状況のここ数年の変化についても述べた。
 
小西聖子   
第18回日本司法精神医学会大会   2022年7月9日   日本司法精神医学会   [招待有り]
トラウマが関わる鑑定自験例の中から典型となるような4事例を挙げて、心的外傷後ストレス障害(PTSD)だけでなくトラウマ体験が刑事事件の精神鑑定と関わっていくさまざまな局面を、論点と方法の問題およびここ20年の変化といった視点を通して示し、今後の検討の材料として供した。
 
小西聖子   
第19回日本トラウマティック・ストレス学会   2020年9月21日   日本トラウマティック・ストレス学会   [招待有り]
トラウマやPTSDなど誰も知らなかったことが、どのように社会に登場し、何が起点となって、変化が起こったのか。制度や施策の変更が、臨床的な治療やケア、また研究にどのような影響を及ぼしたのか。現在生じている問題は何か。犯罪被害者の精神医学的心理的支援活動を行ってきたこの25年以上の経験から、この間の社会の変化、研究上の主題の変遷をたどった。
 
小西聖子   
日本フォレンジック看護学会第7回学術集会   2020年8月30日   日本フォレンジック看護学会   [招待有り]
トラウマ・インフォームド・ケアの理念について説明し、精神科クリニックにおける被害者治療・介入の実践のなかで、トラウマ・インフォームド・ケアの視点からみた時に課題の残る具体的状況について検討した。

所属学協会

 
 
   
 
日本総合病院精神医学会
 
   
 
日本司法精神医学会
 
   
 
日本トラウマティック・ストレス学会
 
   
 
The International Society for Traumatic Stress Studies
 
   
 
日本被害者学会

共同研究・競争的資金等の研究課題

 
 
遷延性悲嘆症の心理療法の有効性の検証および病態解明に関する研究
日本学術振興会: 科学研究費助成事業
中島 聡美 竹林 由武 伊藤 正哉 小西 聖子 吉池 卓也 利重 裕子 
研究期間: 2023年4月 - 2026年3月
 
性暴力被害者への継続的支援(2)-PTSDの遠隔心理療法および被害時行動の研究
日本学術振興会: 科学研究費助成事業
小西聖子;岩井圭司;中島聡美;柑本美和;岡田幸之;長江美代子;淺野敬子;堀越勝;今野理恵子 
研究期間: 2021年4月 - 2025年3月
 
遷延性悲嘆障害の多層的治療技法の開発と効果検証および生物学的基盤の解明
日本学術振興会: 科学研究費助成事業
中島 聡美 白井 明美 竹林 由武 伊藤 正哉 須賀 楓介 小西 聖子 吉池 卓也 
研究期間: 2020年4月 - 2023年3月
 
トラウマ関連障害への認知処理療法の均てん化のための包括研究
日本学術振興会: 科学研究費助成事業
堀越 勝 森田 展彰 伊藤 正哉 小西 聖子 大江 美佐里 
研究期間: 2019年4月 - 2023年3月
 
心的外傷後ストレス障害の青少年を対象にした認知処理療法のマニュアル開発と効果検証
独立行政法人日本学術振興会: 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
片柳章子 
研究期間: 2017年4月 - 2021年3月

学術貢献活動

 
 
パネル司会・セッションチェア等
日本福祉大学、日本フォレンジックヒューマンケアセンター (ウェビナー開催) 2021年11月20日
シンポジスト:小西聖子、片岡笑美子、シンシア・ヘルナンデス、エイミー・ミード、キャサリン・ビューラー
 
パネル司会・セッションチェア等
日本福祉大学、日本フォレンジックヒューマンケアセンター (ウェビナー開催) 2021年5月29日
JST、RISTEX、JPMJRX19I4支援研究シンポジウム「性暴力撲滅にむけてエビデンスを蓄積する」
シンポジスト:長江美代子、小西聖子、間瀬健二、榎堀優、片岡笑美子
 

沖縄県医師会 (ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城) 2019年9月28日
性暴力に対する刑法が2017年に改正されたことや、児童や若年層が多いという性暴力被害の実情について概観し、被害を受ければ調子が悪くなって当然であること、被害からの回復には周囲からのサポートが欠かせないことを述べた。

社会貢献活動

 
 
【講師】
国立女性教育会館 令和3年度女性関連施設相談員オンライン(配信)研修 2021年6月16日 - 2021年7月14日
公私立の女性関連施設、相談期間等の相談員、地方公共団体における関連施策担当者を対象に、性暴力被害者に必要なトラウマケア、被害者対応に必要な知識についてのべた。
(オンライン研修配信期間6/16-7/14)
 
【講師】
大阪被害者支援アドボカシーセンター 2020年9月1日 - 2020年9月2日
9/1-2の2日間に渡り、被害者支援を行う相談員を対象に、支援者の役割について最新のトピックスをまじえ述べた。また、個人面談を行った。(zoom開催)
 
【講師】
最高検察庁 専門性向上研修(児童虐待・性犯罪被害者の心理) (東京地方検察庁) 2019年9月13日
検察官及び検察事務官を対象に、刑事事件鑑定事例をもとに、被害者のPTSD診断・治療が立件や有罪判決に貢献したポイント、被害者がまったく抵抗できていない例の心理的側面について解説した。
 
【講師】
大阪被害者支援アドボカシーセンター 相談員研修 (大阪被害者支援アドボカシーセンター) 2019年9月9日 - 2019年9月10日
被害者支援を行う相談員を対象に、支援者の役割について最新のトピックスをまじえ述べた。また、個人面談を行った。
 
【講師】
ドーン財団(大阪府男女共同参画推進財団) フェミニストカウンセリング専門講座2019 (ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター)) 2019年9月8日
心理・福祉・保健医療・教育等の現場で暴力被害者支援に携わる実務家約25名を対象に、暴力被害によるPTSDやトラウマ反応に対して有効な心理教育についての講義および演習を行った。

メディア報道

 
 
放送大学教養学部教養学科   今日のメンタルヘルス('23)   24分29秒〜38分33秒   2023年12月   [テレビ・ラジオ番組]
担当講師によるインタビュー形式で、トラウマティック・ストレス(心的外傷性ストレス)による症状はどのようなものか、それへの対応・周囲はどのように気遣ったらよいか、治療について述べた。(担当講師:高橋晶)
 
AERA 2023.10/30 Vol.36 No. 50   pp.14-15   2023年10月   [新聞・雑誌]
巻頭特集「性加害を考える」
性暴力被害はトラウマ体験であり、もっともPTSDを生みやすいこと、身体症状にも影響を与えること、子どもはトラウマに対して脆弱であること、男性と女性を比べると男性のほうが偏見にさらされやすく性被害のPTSD発症率が高くなるというデータもあることを述べた。また、PTSDの治療には認知行動療法がもっとも効果があるが専門家の数に地域差あり国の医療体制の構築が今後の課題であること、性被害をなくすには被害者に責めを負わせる現在の社会的認識を変える必要があることを述べた。
 
毎日新聞   社会面   2023年2月   [新聞・雑誌]
性犯罪の公訴時効延長に関する記事で、精神科臨床で相談を受ける立場から、幼少期に受けた性的虐待被害を申告するまでには時間がかかることを簡略に説明した。児童相談所など第三者の発見がない場合は本人がすぐに「被害」として認識できない。打ち明けにくい話であることや責めるような言動を浴びせられる2次被害が多いことも影響している。
 
内閣府男女共同参画局   共同参画   148号 i 頁   2021年9月   [会誌・広報誌]
巻頭言
 
西日本新聞   朝刊9面(19版)   2021年7月
13歳以上の未成年が性的行為についてみずから判断できるのかについて、子どもの未熟な判断力が大人にたやすく利用されること、10代は性行為はできても脳は未発達で精神的に脆弱であり、性的な判断を全面的に本人に負わせるのはおかしいことを精神科医として指摘した。

教育内容・方法の工夫

 
 
 
 

実務経験を有する者についての特記事項(教育上の能力)

 
 
 
 
 
 

その他(教育上の能力)

 
 
 
 
 
 

資格・免許