豊田 澄子   入野 了士   橋本 和子   橋本 結花   川井 八重   藤井 誠   大西 昭子   
看護・保健科学研究誌 6(2) 29-36 2006年2月
1年生から4年生までの看護系大学生の家族観をアンケート調査により把握し、各学年カリキュラムの進行と比較することにより、看護系大学生の持つ家族観及びその変容の状況を検証した。看護系大学生の家族に関する意識の把握ができた。家族というものの意識が個人の環境や体験により異なり、看護の対象である家族について教育する際には、学生のレディネスを理解、認識することが重要となることが示唆された。また、講義や実習も、家族に関する意識に強く影響し、適切な指導と情報の提供が必要であった。