山本摂子   片岡秋子   
武蔵野大学看護学部紀要 (8) 31-39 2014年3月 [査読有り]
本研究の目的は腹膜透析(PD)の継続が困難な状況にある成人期患者が血液透析(HD)併用療法を行う際の意思決定プロセスに焦点を当てて、支援方法の示唆を得ることである。4名を対象に半構造化面接を行い、[PDからHD併用を意思決定する過程]として、【生きるために腎代替療法をうけるしかない】【PD継続の大変さ】【PD以外の治療拒否】【PD限界の予測】【PD限界認識によるHD併用選択】【家族・医師に相談して自分でHD併用を決定】、[情報の提供]として【医師によるPD限界に対するありのままの説明】【看...