研究者業績
研究者氏名 西本 照真
ニシモト テルマ URL 所属 武蔵野大学 部署 人間科学部 人間科学科 職名 教授 学位 学士(東京大学), 修士(東京大学大学院), 博士(東京大学) J-Global ID 201701019645877202
経歴
2016年4月
-
現在
武蔵野大学大学院通信教育部 仏教学研究科 仏教学専攻 教授
2016年4月
-
現在
武蔵野大学大学院仏教学研究科 仏教学専攻 教授
2014年4月
-
現在
武蔵野大学大学院仏教学研究科 仏教学専攻(博士後期課程) 教授
2012年4月
-
現在
武蔵野大学人間科学部 人間科学科 教授
学歴
1989年4月
-
1994年3月
東京大学大学院 人文科学研究科 印度哲学専攻
1992年9月
-
1994年1月
Harvard大学文理大学院 東アジアの言語と文化学科
1986年4月
-
1989年3月
東京大学大学院 人文科学研究科 印度哲学専攻
委員歴
2007年10月
-
現在
日本印度学仏教学会 企画編集委員会委員
2007年9月
-
現在
日本印度学仏教学会 学術情報委員会運営委員
2003年9月
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2009年9月
日本宗教学会 編集委員
1990年4月
-
1992年3月
日本印度学仏教学会 幹事
論文
西本 照真   
印度学仏教学研究 63(1) 1-10 2014年12月 [査読有り]
印度学仏教学研究 61(2) 56-62 2013年3月 [査読有り]
西本 照真   
東アジア仏教研究 (10) 37-55 2012年5月 [査読有り]
印度学仏教学研究 第53巻(2号) 213-218 2005年3月 [査読有り]
北京国家図書館とフランス国家図書館所蔵の敦煌写本を調査する中で、『無量寿観経纉述』の写本として北京1202およびP3014の2写本が存在することが新たに明らかになった。本論文では新出の2写本について、従来の諸本と対照させつつその特徴を明らかにした。あわせて、道綽『安楽集』と『無量寿観経纉述』の先後関係についても新説を提示した。
印度学仏教学研究 第52巻(第1号) 16-21 2003年12月
本論文は、2002年から2003年にかけておこなった敦煌写本調査の中で新たに筆者が特定した三階教関係写本約10点に関して、個々の写本の特徴や筆写された文献の性格について明らかにしたものである。2002年度の中国留学の成果をまとめた論文の一つである。
MISC
印度学仏教学研究 第46巻(第2号) 1998年3月
平成10年 3月20日。三階教徒に関する新たな資料の収集は、数十年間ほとんど行われていない状況であった。筆者は数満の墓碑等の石刻資料に目を通し、その中から新たな三階教徒数名の墓碑拓本等の発見した。本論文では、三階教徒の判別基準を設定した上で、新たに特定された三階教の中心寺院化度寺に建立された『尊勝陀羅尼経』の石柱についても紹介した。(総頁数540頁中、P181~P185)
印度学仏教学研究 第45巻(第1号) 1996年12月
平成 8年12月20日。敦煌漢文写本の総合的調査をすすめる中で、三階教文献であることが知られながら番号不明のためアクセス出来ない状態となっていた三階教写本6本の所在を確認し、さらに新出三階教写本6本8文献を捜出した。矢吹慶輝『三階教之研究』(1927年)における三階教写本の研究の再検討を行った論文である。(総頁数522頁中、P51~P55)
印度学仏教学研究 第44巻(第1号) 1995年12月
平成 7年12月20日。三階教に関する新出写本P2849の概要を紹介し、特に第3文献『受八戒法』が三階教の受戒法であることを明らかにした。その根拠は、礼仏の箇所で用いられている仏名すべてが三階教文献『七階仏名経』に基づいていること、懺悔の箇所が三階教が教証として非常に重視する『薩遮尼乾子経』に基づいて構成されていると推定されることなどである。(総頁数494頁中、P71~P76)
1995年12月
平成 7年12月22日。本論文は、平成7年12月に東京大学に提出した博士論文である。第1部「資料の考察」、第2部「思想の研究」、第3部「『対根起行法』テキスト研究」の3部からなる。敦煌写本約2万点を調査し、その中から新たに6写本、8文献の三階教写本を捜出し、それらに基づいて従来、未解明であった三階教の思想や活動の新たな側面を解明した。(総頁数325頁)
南都仏教 (第72号) 1995年11月
平成 7年11月25日。ペリオ蒐集の敦煌漢文写本の調査を進める中で、P2849が三階教の文献であることが新たに明らかとなった。本論文では、P2849に筆写されている『制法』、『乞食法』、『受八戒法』という3つの文献に関して、その成立、経録への記載内容、関連写本の存在などの点から研究をすすめ、あわせて同写本の翻刻を資料として付した。また、『制法』が三階教の教団規律ではないかという問題提起をおこなった。(総頁数100頁中、P75~P100)
書籍等出版物
東洋文庫 2009年3月
「三階教写本研究の到達点と今後の課題」の箇所を執筆。現在までに捜出された三階教写本の網羅的紹介と禅観思想ならびに教団規律に関する三階教写本の特徴について解明した。(総頁数489頁中、P391~P403を担当)
講演・口頭発表等
Mahayana Mahaparinirvana Sutra Workshop 2016年1月7日 UC Berkeley, Center for Buddhist Studies
The 17th Biennial Conference of the International Association of Shin Buddhist Studies 2015年8月8日 The International Association of Shin Buddhist Studies
日本印度学仏教学会第63回学術大会 2012年6月30日 日本印度学仏教学会
明治大学文学部アジア史専攻氣賀澤研究室 2009年3月
氣賀澤保規編。氣賀澤氏を研究代表とする平成18‐20年度科学研究費補助金(基盤研究 B)「東アジア仏教確立期における中国仏教石刻文物の資料的地域的研究」の成果報告書。「南北朝隋唐期の仏教思潮と石刻事業-金川湾三階教刻経にみられる独自性と普遍性-」の箇所を執筆。(総頁数164頁中、P38~P49を担当)
韓国仏教学結集大会第3回大会 2006年4月
『安楽集』と『無量寿観経纉述』は、ともに7世紀半ばに成立したと推定される中国浄土教の重要文献である。本発表では、両者の仏身論について比較し、『安楽集』の「三身三土主義」の箇所に示される仏身論は、『無量寿観経纉述』の仏身論に関する箇所を直接引用する形で成立したのではないか、との仮説を提示した。
Works(作品等)
2003年9月 その他
本発表は、2002年から2003年にかけておこなった敦煌写本調査の中で新たに筆者が特定した三階教関係写本約10点に関して、個々の写本の特徴や筆写された文献の性格について明らかにしたものである。2002年度の中国留学の成果をまとめた論文の一つである。
その他(職務上の実績)
件名
生涯学習委員会委員長
年月日(From)
1998/04/00
年月日(To)
1999/03/00
件名
人間関係学部人間関係学科入試実務委員
年月日(From)
2000/04/00
年月日(To)
2002/03/00
件名
人間関係学部人間関係学科学生指導委員
年月日(From)
2003/04/00
年月日(To)
2005/03/00