| 研究者業績
| 研究者氏名 | 河津 優司 |
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| カワヅ ユウジ |
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URL | |
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所属 | 武蔵野大学 |
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部署 | 工学部 建築デザイン学科 |
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職名 | 教授 |
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学位 | 学士(鹿児島大学), 修士(早稲田大学大学院) |
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J-Global ID | 201701009361250557 |
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研究キーワード 日本建築史 アジア建築史 設計方法論 木割 木砕き
経歴 2015年4月 - 現在 武蔵野大学工学部 建築デザイン学科 教授
2014年4月 - 現在 武蔵野大学大学院環境学研究科 環境マネジメント専攻 教授
1992年3月 - 現在 早稲田大学 理工総研 客員研究員
1984年4月 - 現在 国士舘大学 工学部建築学科 非常勤講師
2010年4月 - 2015年3月 武蔵野大学環境学部 環境学科都市環境専攻 教授
学歴 1980年4月 - 1983年3月 早稲田大学大学院 理工学研究科 建設工学専攻
1978年4月 - 1980年3月 早稲田大学大学院 理工学研究科 建設工学専攻
1974年4月 - 1978年3月 鹿児島大学 工学部 建築学科
1970年4月 - 1973年9月 九州大学 工学部 土木学科
委員歴 2013年4月 - 現在 ふじみ衛生組合情報公開審査会 副会長
論文 成田剛   中川武   溝口明則   黒河内宏晶   高野恵子   柏木裕之    日本建築学会学術講演梗概集 2 1993年9月 タイのラーン・ナー地域におけるヴィハン建築の設計方法につにて論述した。設計基準寸法は肘尺で、452mm~470mm。その整数倍で桁行と梁行を決定する。壁厚は肘尺の分数倍となる。以上のように、肘尺を基準尺とした計画で、タイ中部のヴィハン建築に共通する点がない。
成田剛   中川武   溝口明典   黒河内宏昌   高野恵子   柏木裕之   河津優司    日本建築学会大会学術講演梗概集 1163-1164 1992年8月 ピサヌロークにあるワット・ラーチャプラナのヴィハンとボートについて論じた。他のスコータイ建築と差異を持つ部分もあり慎重に取り扱わねばならないが、スコータイの遺跡に残る上部架構の無い建造物を復元するに際して有効な資料であることを指摘した。
高野恵子   中川武   溝口明典   黒河内宏昌   成田剛   柏木裕之   河津優司    日本建築学会大会学術講演梗概集 1113-1114 1991年9月 ワット・ライ・ヒンのヴィハンの計画法と架講法について論じた。基本的架講法や寸法計画には他の遺構と共通する点があるが、煉瓦造の柱やそれに継いで建てる束柱などに特徴があることを指摘した。
黒河内宏昌   中川武   溝口明典   成田剛   高野恵子   柏木裕之   河津優司    日本建築学会大会学術講演梗概集 1111-1112 1991年9月 建物前部に突出部をもつヴィハンの平面計画法について論じた。梁行の脇の間の寸法値の決定方法には差異があるが、梁行中央の間の寸法値を基準として全体計画がなされていることを指摘した。
日本建築学会大会学術講演梗概集 2 1990年10月 多くの住宅木割書に散見する「七めん」に注目し、中世・近世を通じて整備されていった住宅木割は、古層に届く木砕きの方法と規範とを制約としつつも、そのことがかえって木割の方法の変化をダイナミックに展開させていったことを論じた。
MISC 楠佐和子   河津優司   絵=楠佐和子   文=河津    武蔵野女子大学紀要 Vol.31 25 1996年3月 『法然上人絵伝』に続いて『一遍聖絵』を対象に、絵巻に展開する住宅絵について論じた。絵巻絵には多様な住宅が描かれており、住宅史を豊かにする貴重な素材であるが、『一遍聖絵』にはかつて紹介されることの少なかった民家が多数描かれている。諸々の注目すべき点として、柱の使い方、壁の色、屋根、中門廊などを取り上げた。
史標 (22号) 8 1995年12月 平成 7年12月12日。古代の日本住宅様式である寝殿造の中門廊は、中世の変容期を経て、近世初頭に定型化された書院造の中門廊となるが、鎌倉期~室町期の変遷過程については明確に論ぜられてはいない。本論では中世初頭の中門廊のさまざまについて紹介し、中世初頭にすでに後の定型化された中門廊の姿も見えること、またそれ以外にも多様なものがあることを指摘した。
TASC MONTHLY 4 1995年11月 平成 7年11月 1日。古い文化には十分に興味を抱きながら、詳細には楽しむことのできない日本の古建築に対する簡便な観賞法の紹介。瓦葺屋根の違い、丸柱と角柱、蟇股などについて述べた。
梅ケ枝浄   中川武   河津優司   小野邦彦   御船達雄   池亀彩   鈴木菜穂子    2 1995年8月 立面的にチャンディ建築を捉えたとき、モールディングの構成原理が、一組、二組、三組とユニットの積み重ねで成り立っていることが分かること、こういう捉え方をしたときにはじめて、主体部も屋根も基壇も総体として把握できることを述べた。
池亀彩   中川武   河津優司   小野邦彦   御船達雄   梅ケ枝浄   鈴木菜穂子    2 1995年8月 チャンディの基壇部に見えるモールディングは5つの要素から構成され、それらの取り合せによって大きく3グループに類型できることを示した。多様で複雑に見えるモールディングにも規範となるべき構成原理があることを論じている。
書籍等出版物 永井規男, 中川武, 溝口明則, 坂本忠規, 佐々木昌孝, 小岩正樹, 米澤貴紀, 山岸吉弘, 伏見唯(担当:共著) 中央公論美術出版 2013年3月 中世大工文書『木砕之注文』の原文の写真影と読み下し、現代語訳まで、書誌と用語やその木砕の特質、図面などを付加して公判した。日本の建築技術の解明に貢献できる史料の一端を担うものと期待している。 |
風袋宏幸, 水谷俊博, 新宮晋, 宮城俊作, 安田幸一ほか(担当:共著) 武蔵野大学出版会 2007年6月 平成19年 6月 1日。武蔵野大学で開催された武蔵野市寄附講座「環境の世紀を生きる感性」の連続講義録。12人の講師の講演概要と環境学科住環境のスタッフの「環境デザイン」を巡るディスカッションからなる。(総頁数329頁中、P294~P329を担当) |
JTB出版 1998年4月 平成10年 4月 1日。日本の伝統建築を、神社、寺院、城に分けて、一般の人にも分かりやすく概説した。その際に目につきやすい細部意匠や彫刻の時代による変化や、用途によって外部の形態とともに内部空間も変化していることにも触れ、古建築の世界への導入であるとともに最先端の学術知見も盛り込むことにも留意している。写真も多用した見やすいものに仕上っている。 |
中川武, 白井裕泰, 溝口明則, 河津優司, 安松孝, 河上信行(担当:共著) 株式会社バス 1997年2月 仁科神明宮本殿・如庵・西本願寺飛雲閣など神社・茶室・数寄屋風書院造を中心として、日本の伝統建築を紹介する。CD-ROM版「日本の伝統建築」シリーズの第3巻。 |
中川武, 白井裕泰, 溝口明則, 河津優司, 安松孝, 河上信行(担当:共著) 株式会社バス 1997年2月 中尊寺金堂・正福寺地蔵堂・清水寺本堂・興福寺北円堂・唐招提寺金堂など、仏堂を中心とした伝統建築を紹介する、CD-ROM版「日本の伝統建築」シリーズの第2巻。 |
講演・口頭発表等 武蔵野大学エクステンション講座 2017年6月 武蔵野大学生涯教育
武蔵野大学エクステンション講座 2017年5月 武蔵野大学生涯教育
早稲田大学エクステンション講座 2017年1月 早稲田大学エクステンションセンター
武蔵野大学エクステンション講座 2016年10月 武蔵野大学生涯教育
武蔵野大学エクステンション講座 2016年10月 武蔵野大学生涯教育
Works(作品等) 1999年2月 その他 平成10年度学院特別研究費の支給により、インドネシア・バリ島の寺院建築の現地調査を行った。全島24ケ寺の踏査とペジェン地区にあるプラ・クボ・エダンの実測調査の報告書。
河津優司 林良彦 1993年3月 その他 近世後期の浄土宗本堂である浜松市定明寺本堂は、昭和20年の東南海地震の時に大きな被害を被り、柱が傾いたまま現在にいたっている。本堂再建の話がもちあがり、新築の案も出たが、貴重な大規模木造建築でもあり補修工事を施す方針を打ち出していた。その際の工法等の検討に調査を実施した。
河津優司 中川武 ほ 1991年1月 その他 中国の南方建築とインドシナの建築の両方の影響を色濃く残す雲南地域の住宅の調査研究。高床式であるのは日本と同じものだが、架構法に中国の古い構法とタイに共通するものを有している。2度にわたる遠征を終えて現在報告書作成中。
1989年3月 その他 国庫補助を受けた東京都近世社寺建築の総合調査。早稲田大学建築史研究室が受託し、ゼナラルサーベイを行なった。その成果は「東京都の近世社寺建築」(中川武監修・安松孝執筆 1989.3)に詳しく報告されている。
1986年8月 その他 早稲田大学建築史研究室が受託した調査。五日市町の近世社寺に関するゼネラルサーベイで大悲願寺をはじめ開光院・広徳寺・光明寺などを実測調査した。
教育内容・方法の工夫
件名 | オリジナルテキストによるキャリアデザイン教育 |
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年月日(From) | 2004/00/00 | 年月日(To) | 2007/00/00 | 概要 | 本学における「キャリアデザイン」の授業形成のためのテキストの開発。一般教員を対象とした政策委員会を開催。 |
件名 | チームビルディングの実践教育 (環境プロジェクト特別演習?〜?) |
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年月日(From) | 2004/00/00 | 年月日(To) | 2004/00/00 | 概要 | 1年生から4年生まで、ひとつのプロジェクトチームとして建築調査を行い「建築 de MAP」として年度ごとに報告書をまとめる。チームビルディングの実践教育が行われる。 |
実務経験を有する者についての特記事項(教育上の能力) 件名 | 連続講座「古建築の楽しみ方」?さまざまな古建築(武蔵野大学) |
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年月日(From) | 2006/10/19 | 年月日(To) | 2007/01/25 | 概要 | 会場:武蔵野大学三鷹サテライト教室全10回 |
件名 | シンポジウム「映像を用いた授業方法の改善シンポジウム」 |
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年月日(From) | 2006/11/27 | 概要 | 会場:武蔵野大学6号館(パネリスト)
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件名 | 連続講座「古建築の楽しみ方」?南アジアの古建築(武蔵野大学) |
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年月日(From) | 2007/05/10 | 年月日(To) | 2007/07/26 | 概要 | 会場:武蔵野大学三鷹サテライト教室全7回
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件名 | 講演「大学におけるキャリア教育の垣根〜武蔵野大学の場合」(日本キャリアデザイン学会) |
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年月日(From) | 2007/10/20 | 概要 | 会場:武蔵野大学 |
件名 | 講演「キャリア教育の今後の展開」(第2回多摩地域大学理事長・学長会議) |
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年月日(From) | 2007/12/01 | 概要 | 会場:明星大学 |
その他(教育上の能力)
件名 | 武蔵野女子学院学院特別研究費採択 |
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年月日(From) | 2002/04/00 | 年月日(To) | 2003/03/00 | 概要 | インドネシアバリ島における寺院構成の研究(単独)100万円 |
件名 | 武蔵野女子学院学院特別研究費採択 |
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年月日(From) | 2005/04/00 | 年月日(To) | 2006/03/00 | 概要 | 産学連携「コーオプ教育」導入の可能性の検討のための研究 (表題? キャリア開発プロジェクトについて)(単独)100万円 |
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