三浦 亮太朗   吉岡 耕治   宮本 亨   野上 大史   伊藤 寿浩   
日本繁殖生物学会 講演要旨集 108 OR2-27-OR2-27 2015年
【目的】近年,ウシの繁殖成績低下が問題となっており,低い発情発見率および適期授精が行われていないことが要因の一つと考えられる。過去の報告から,ウシにおいて発情時に一過性の体温上昇が確認されている。今回,小型の無線式体表温測定センサをウシの尾根部腹側に装着,体表温を連続測定し,発情および排卵時期との関連性を調査した。【方法】実験には,黒毛和種雌牛4頭およびホルスタイン種未経産牛3頭を用いた。発情周期の10日目に体表温センサを尾根部腹側に装着し,体表温を2分間隔で測定した。卵巣の超音波検査は1...