三浦亮太朗

研究者氏名	三浦亮太朗
	ミウラリョウタロウ
URL
所属	日本獣医生命科学大学
部署	獣医学部獣医学科産業動物臨床学研究室
職名	准教授
学位	獣医学博士(岐阜大学大学院連合獣医学研究科)
J-Global ID	201601007178132049

研究キーワード

牛 ,受胎 ,卵胞 ,卵巣 ,子宮 ,リピートブリーダー

研究分野

ライフサイエンス / 獣医学 / 産業動物臨床学

経歴

2023年4月

現在

日本獣医生命科学大学獣医学部獣医学科准教授

2019年4月

現在

日本獣医生命科学大学獣医学部獣医学科講師

2016年4月

2019年3月

日本獣医生命科学大学獣医学部獣医学科助教

2015年4月

2016年3月

動物衛生研究所病態研究領域特別研究員

学歴

2011年4月

2015年3月

岐阜大学大学院連合獣医学研究科臨床獣医学連合講座

2005年4月

2011年3月

帯広畜産大学畜産学部獣医学科

論文

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黄体と同側の卵巣に位置する第1卵胞波主席卵胞の存在はウシの受胎率を低下させる

三浦亮太朗高橋啓人羽田真悟松井基純

日本繁殖生物学会講演要旨集 106 OR2-35-OR2-35 2013年

【目的】ウシでは排卵直後に新たな卵胞波が形成され，これは第1卵胞波と呼ばれるが，この第1卵胞波が繁殖生理や受胎性に与える影響はよく分かっていない。そこで，今回，第1卵胞波主席卵胞が黄体と同一卵巣内に共存するまたは共存しないということが，受胎率にどのように影響を与えるかを検討した。【方法】試験1では，帯広畜産大学畜産フィールド科学センターにおいて，2008年3月～2009年6月に，人工授精後1日以内に排卵が確認され，排卵後5から9日の間に黄体と第1卵胞波主席卵胞が確認された，経産泌乳牛（71...

ウシ卵胞液中に存在するLipopolysaccharide（LPS）による卵胞でのエストラジオール（E2）産生抑制作用

真方文絵堀内まや越前谷陸三浦亮太朗松井基純宮本明夫清水隆

日本繁殖生物学会講演要旨集 106 OR1-2-OR1-2 2013年

【目的】乳牛の子宮内膜炎は分娩後の細菌感染によって引き起こされ，繁殖障害の主要な要因となっている。起因菌であるグラム陰性細菌の細胞壁構成成分であるLPSは，卵胞発育を制御するゴナドトロピンの分泌を阻害し，卵巣機能を障害することが報告されている。さらに，子宮内膜炎罹患牛ではその卵胞液中から高濃度のLPSが検出されており，LPSが卵巣機能に直接影響を及ぼす可能性が示唆されている。本研究では，卵胞液中のLPSが卵胞のE2産生に与える影響を検証した。【方法】食肉処理場よりウシ卵巣を採取し，直径8 ...

Differences in Apoptotic Status in the Bovine Placentome between Spontaneous and Induced Parturition

Hiroki Hirayama Koichi Ushizawa Toru Takahashi Ken Sawai Satoru Moriyasu Soichi Kageyama Ryotaro Miura Motozumi Matsui Shigeo Fukuda Akira Naito Takashi Fujii Akira Minamihashi

JOURNAL OF REPRODUCTION AND DEVELOPMENT 58(5) 585-591 2012年10月 [査読有り]

We conducted this study to analyze apoptotic changes in the bovine placentome at spontaneous and induced parturition. Cows delivered i) after the administration of dexamethasone followed by prostaglandin F-2 alpha and estriol, ii) after the admini...

Slow Recovery of Blood Glucose in the Insulin Tolerance Test during the Prepartum Transition Period Negatively Impacts the Nutritional Status and Reproductive Performance Postpartum of Dairy Cows

Hsu-Hsun Lee Katsuya Kida Ryotaro Miura Hisashi Inokuma Akio Miyamoto Chiho Kawashima Shingo Haneda Yoh-Ichi Miyake Motozumi Matsui

JOURNAL OF VETERINARY MEDICAL SCIENCE 74(4) 457-464 2012年4月 [査読有り]

In peripartum dairy cows, insulin resistance (IR) increases to adjust the direction of energy to lactation after calving. To investigate the effect of prepartum IR on postpartum reproductive performance, the insulin tolerance test (ITT) was applie...

黄体形成期あるいは開花期に発育させた卵胞の比較―排卵誘起処置後の顆粒層細胞の機能の違い

三浦亮太朗羽田真悟李旭薫高橋啓人松井基純

日本繁殖生物学会講演要旨集 105 1032-1032 2012年

【目的】我々は以前の報告で，黄体形成期または開花期に発育させた卵胞に対して排卵誘起を施した場合，形成期に発育した卵胞においてLHサージ後の卵胞壁における血流分布の上昇が大きいことを示した。今回，排卵直前の卵胞壁での血流分布の違いを産み出す要因および黄体形成期あるいは開花期に発育させた排卵前卵胞の機能の差異について調べるために，顆粒層細胞における各種因子のmRNA発現量を測定した。【方法】非泌乳牛（黄体形成期群：n=7，黄体開花期群：n=7）を実験に供した。黄体形成期群では第1卵胞波に着目し...