研究代表者, 皆藤 章, 分担執筆, 奥田 亮, 分担執筆, 奥田 亮, 鶴田英也, 山川裕樹, 中野祐子, 安立奈歩, 西堀智香子, 松山真弓, 鳴岩伸生
平成12~14年度科学研究費補助金(基盤研究(B)(2))研究成果報告書研究課題番号12410034 11-35 2003年3月
心理臨床場面において産み出される描画作品そのものや,その産出のプロセスを,臨床家がいかに受けとめていくかに関して,画像データベースシステムを活用しながら理論的・実証的に研究を行った報告である。<br />
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担当部分:「第2章 バウムテストの幹先端処理に関する研究」(共著)<br />
画像データベースシステムに集積された,多量のバウムテストにおける幹先端処理に関して,その分類および指標化見直しを行う作業の中で,幹先端処理を如何に捉えるかという視点が深化し,枝を作ることで幹のエネルギーを分けていく「分化」,樹冠部を形成して幹先端部を包む「包冠」という働きが見出された。そしてこれらを追体験的に捉える姿勢を,事例を検討しつつ示した。本研究には全過程(研究の企画,データの収集,分類・指標の作成,個々の事例の検討と概念の精緻化,等)に携わり,執筆は幹先端処理概念の先行研究の簡潔な紹介と,「分化」および「包冠」という視点