プロフィール 「男性身体」,「男性性表象」を研究しています. 現象学的身体論,消費社会論,ジェンダー論(男性学)の立場から,「男性」をとりまく諸問題に関心を持っています. 特に,男性の身体表象について次のテーマで研究を深めています. 1.相撲,力士の身体表象と「男らしさ」 2.力士のメディア表象と生身の身体の関係―横綱柏戸を中心に 3.男性の衣服・化粧・美容 どうぞよろしくお願いいたします.
研究キーワード
身体表象
,男性性・男らしさ
,ジェンダー
,ファッション
,相撲
,プロレス
研究分野
人文・社会 / 哲学、倫理学 / 現象学的身体論
人文・社会 / 家政学、生活科学 / 化粧・ファッション学
ライフサイエンス / スポーツ科学 / スポーツ社会学
人文・社会 / 社会学 / 身体・アイデンティティ
人文・社会 / ジェンダー / 男性学
経歴
2021年4月
-
現在
大阪樟蔭女子大学大学院 大学院人間科学研究科 化粧ファッション学専攻 教授
2021年4月
-
現在
大阪樟蔭女子大学 学芸学部 化粧ファッション学科 教授
学歴
2006年4月
-
2010年3月
立教大学大学院 文学研究科 比較文明学専攻博士課程後期課程 修了
委員歴
2023年6月
-
現在
東大阪市男女共同参画センター イコーラム指定管理者選定委員会 指定管理者選定委員
2022年4月
-
現在
大阪樟蔭女子大学大学院 人間科学研究科 化粧ファッション学専攻 専攻長
2017年4月
-
現在
化粧文化研究者ネットワーク 世話人
2023年5月
-
2024年3月
大阪樟蔭女子大学 教育開発機構 学士課程基幹教育課程検討部会 部会長
2020年4月
-
2024年3月
大阪樟蔭女子大学 学士課程教育センター長
受賞
2023年3月
大阪樟蔭女子大学, 学長顕彰,2022年度及びこれまでの通算においてFD活動に顕著であったことによる表彰
2018年9月
日本顔学会, 原島賞,大相撲専門雑誌における力士表象についての研究-“展望号”の“顔”に着目してー川野 佐江子
2013年3月
大阪樟蔭女子大学, 学長顕彰,初年次教育検討等,教学において顕著な活動を表彰川野 佐江子
論文
川野, 佐江子   稲岡, 広実   
研究紀要 14 59-70 2024年1月
application/pdf
川野佐江子   徳迫栞   沢辺祐馬   日比野英子   
大阪樟蔭女子大学研究紀要 11 23-34 2021年1月
川野佐江子   
体育の科学 70(8) 579-583 2020年8月 [招待有り]
川野佐江子   松下友季栄   
大阪樟蔭女子大学研究紀要 10 129-139 2020年1月
川野佐江子   
日本顔学会誌 19(2) 35-44 2019年12月 [査読有り]
MISC
川野佐江子   
ampule 7 20-21 2023年6月 [招待有り]
三須亜希子   川野佐江子   小林直美   須藤典子   高峰修   橋本和美   小学   前田博子   山村弘一   來田享子   
日本スポーツとジェンダー学会21回記念大会 プログラム&発表抄録集 12-12 2022年7月
川野佐江子   
大阪樟蔭女子大学研究紀要 12 255-255 2022年1月
川野佐江子   
大阪樟蔭女子大学研究紀要 11 187-187 2021年1月
川野佐江子   
大阪樟蔭女子大学研究紀 10 245-245 2020年1月
書籍等出版物
現代風俗研究会(担当:分担執筆, 範囲:「コラム*顔じゃない」)
国際文化学園 2014年12月 (ISBN:9784990165871)
担当部分では、相撲の隠語である「顔じゃない」という表現を取り上げ、大相撲における伝統的美意識の側面とスポーツとしての側面が共存する特異性について、朝青龍関と舞の海修平氏のエピソードを紹介しながら述べた。
講演・口頭発表等
川野佐江子   
大阪樟蔭女子大学公開講座 2022年11月5日
三須亜希子   川野佐江子   小林直美   須藤典子   高峰修   橋本和美   小学校   前田博子   山村弘一   來田享子   
日本スポーツとジェンダー学会 第21回記念大会 2022年7月2日
川野佐江子   
第58回研究会 2021年12月18日 化粧文化研究者ネットワーク研究会
課題文献:森正人,『ハゲに悩む―劣等感の社会史』,2013,ちくま新書
読書会形式での研究会にて,話題提供の形で課題文献から男性身体の表象についての考察を口頭発表した.とりわけ,コンネルの男性性理論の説明から開始し,男性性にも階層があることを示し,さらにルッキズムの観点から,現代社会における男性身体の有り様について検討した.
川野佐江子   
大阪樟蔭女子大学公開講座 2021年10月9日
川野 佐江子   
日本スポーツ社会学会第28回大会 2019年3月10日
担当経験のある科目(授業)
2022年4月
-
現在
身体表象論 (岡山県立大学)
身体表象と社会演習 (大阪樟蔭女子大学大学院)
学術貢献活動
査読国際基督教大学 ジェンダー研究センター (CGS) 2017年10月7日 - 2017年11月20日
社会貢献活動
【助言・指導,情報提供】福島県立福島高校 福島県立福島高校 SHH生徒研究発表会 2022年10月 - 2023年2月24日
福島県立福島高校のSHH生徒研究へ指導・助言し,研究発表に寄与・研究会オンライン出席(研究題目:女性から見た男性化粧のイメージについての年代別の差異」)
教育方法の実践例
件名
フィールドワーク調査体験繰り返しの導入
年月日(From)
2010/09/01
年月日(To)
2011/3/31
概要
本学科専門科目「ストリートカルチャー論」(2回生)において実践.考現学の研究方法でフィールドワークを体験させる.テーマ設定,調査,分析,分析,考察,授業内発表報告まで,小さな調査を繰り返し行わせた.その結果,生活の中に取り残された問題点や関心点を見つけ出す力や,発表報告する楽しさ,生活すべてが学問の対象になるという学問的発見を体験させることができ,学生満足度は想定以上に高かった.
・学生の疑問点に即座に対応できる
・講義内容と,学生の関心との間を調整しながら授業を展開することで,学修意欲を向上できる
・学生同士の教え合いが効果的に行われる
・学生自身において授業の主役が自分たちなのだ,という自覚が生じる
・授業に無関係な私語が減る
件名
マルチメディア技術の利用
年月日(From)
2010/04/01
年月日(To)
現在
概要
本学学科専攻科目講義科目にて実践した.パワーポイントを使用する講義形式の中に,映像,インターネット動画,映画等のビジュアルメディアを活用することで,学生の学修度の深化のほか,授業への集中と緩和など授業運営に効果的な構成を実践した.
件名
「PBL(Project Based Learning)」の実践
年月日(From)
2009/10/01
年月日(To)
2010/03/31
概要
立教大学社会学部社会学科のTAとして担当の「基礎演習(専門科目・必修・1年生対象)」で実践した.
1年次後期・必修科目であり,学生にとって社会学という学問に入る出発点となるゼミである.このゼミは「PBL(Project Based Learning)」という方式で運営され,学生たちの問題意識に従ってテーマを設定し,学生たちで仮説を立て,データを集め,なんらかの答えを出して最終レポートにまとめるまでのプロセスを経験することで,高校までとは違う大学での「研究」の姿勢を学んでいくことを目的としている.具体的には15人クラスを5人の3グループに分け,各グループごとに共同研究を進めさせた.その中で具体的に研究の進め方(問題提起,目的,方法,調査,分析,考察)のほか,討議の実践,プレゼン方法などの基礎を学ばせた.学生個別の指導・相談,グループごとの指導・相談,授業時間外の指導・相談も積極的に受け付け,TA自身も共同研究者のつもりで学生と対応したことで,学生の意欲と探求心を途切れさせることなく,学力向上へもつながった
作成した教科書
件名
遠隔授業用ナレーション付きパワーポイント動画
年月日(From)
2020/04/01
年月日(To)
現在
概要
本学学士課程教育科目(「サブカルチャー論」「化粧学概論」「表現するからだ,考えるからだ」)と化粧ファッション学科専門科目(「身体美学」「顔学概論」)において実践した.オンデマンド-オフライン授業用に,パワーポイントにナレーションを付け動画を作成し,manabaコンテンツにて、Googledriveへの埋め込みタグで閲覧させた.動画は学生の集中力を考慮し,最長で30分程度にし,どうしても必要な場合は1授業複数本作成した.
件名
遠隔授業用動画補助教材
年月日(From)
2020/04/01
年月日(To)
現在
概要
上記教材の作成にあたり,動画閲覧できない学生と,動画閲覧の際野ワークブックとして、パワーポイントをpdfに変換し,補助教材としてmanabaに置いた.アンケートによると,約7割の履修生がこの補助教材とともに動画を閲覧していることがわかり,この授業では有効に活用されていることが分かった.
件名
講義用ワークブック式補助教材
年月日(From)
2010/04/01
年月日(To)
現在
概要
担当の全講義用パワーポイントのスライドを,空欄付き配付資料として作成.学生による授業評価アンケートでは,理解しやすい,活用しやすいという高評価を受け続けている.
教育上の能力に関する大学等の評価
件名
学生による授業改善アンケート結果
年月日(From)
2020/04/01
年月日(To)
現在
概要
学生による授業評価アンケートにおいて,全ての調査対象科目にて高い評価を得た(授業内容にほぼ満足・満足と回答した学生の合計が8割以上を占めた)
件名
初年次教育検討委員会委嘱理由
年月日(From)
2010/06/01
年月日(To)
2011/03031
概要
本学学芸にて初年次教育導入にあたり,学長より検討委員を委嘱された.前期後期の教育内容と方法についてアカデミックスキルズのコンテンツを企画検討した.
件名
学習困難者支援ワーキンググループメンバー委嘱理由
年月日(From)
2016/05/01
年月日(To)
2017/03/31
概要
大阪樟蔭女子大学にて,統合失調症の学生のアドバイザーとして卒論指導を行った経験から,学習困難者への教育支援対策を目的とするワーキンググループメンバーに委嘱された.広汎性発達障害のゼミ生を持った経験から,学生だけでなく,指導方法に困惑する教員への支援の必要性と,学内支援の組織化を提唱した.
件名
学内FD研修会にて「樟蔭tips」講師を依頼理由
年月日(From)
2016/04/01
年月日(To)
2017/03/31
概要
学生による授業評価アンケートにて高評価を得たことにより「学生が選ぶ良い授業」に指名され,学内FD・SD活動推進委員会より依頼を受けて,どのような工夫を授業で行っているのか事例紹介した.計5名の教員が選出され,それをもとに授業改善の討議や共有を図った.
件名
学内FD活動における公開授業への推薦
年月日(From)
2016/04/01
年月日(To)
2017/03/31
概要
平成28年4月~平成29年3月学内FD活動用に実施される公開授業のうち,見学推薦授業に,担当科目のうち「サブカルチャー論」が選ばれ,授業方法への高評価を受けている.
実務経験を有する者についての特記事項(教育上の能力)
件名
大阪府立住吉高等学校「職業説明ガイダンス」にて「ファッションに関する仕事」講師
年月日(From)
2018/01/25
概要
高等学校における授業「職業説明ガイダンス」からの講師依頼を請けて,高校生にファッション業界とファッションに関する仕事について説明した
件名
大阪府立芦間高等学校職業説明ガイダンス」にて「ファッションに関する仕事」講師
年月日(From)
2017/06/15
概要
高等学校における授業「職業説明ガイダンス」からの講師依頼を請けて,高校生にファッション業界とファッションに関する仕事について説明した
件名
大阪信愛女学院高校「職業人に聞く!」ファッション分野講師
概要
大阪信愛女学院高校の生徒に対する進路指導の一環として,関西圏の大学教員の内企業経験者などを招致して業界についてのレクチャーを行った
件名
奈良県服飾教員級昇格講座講師
年月日(From)
2011/10/16
概要
奈良県主催の服飾教員昇級のための資格講座にて,必須講義「ファッションの歴史」を担当した
その他(教育上の能力)
件名
化粧ファッション学科カリキュラムマップの作成
年月日(From)
2014/04/01
年月日(To)
2017/03/31
概要
本大学学芸学部被服学科にて教務委員として作成.学科のカリキュラムポリシーに沿って,カリキュラム改正とマッピングを作成し,学科,学部にて承認された。以降,毎年度の確認,改正を担った.
件名
国費留学生受け入れのための単位及び修了認定会議メンバー及び「日本事情B」科目担当
年月日(From)
2012/07
年月日(To)
2018/03
概要
日本文化研修プログラム(国費留学生)受け入れのための設置科目等検討と,留学生用科目「日本事情B」の科目担当を行った.
件名
学士課程基幹教育主題別科目検討チーム
年月日(From)
2012/10
年月日(To)
2013/03
概要
本学学芸学部にて実施.学士課程基幹科目の主題別科目の構成等検討を行った.
件名
本学公式クラブ「美粧部」顧問
年月日(From)
2011/07/01
年月日(To)
2017/03/31
概要
身体美の実践と研究を目的とする大学公認文化系クラブで,コミュニケーションとホスピタリティや,化粧の持つ社会的意義や力を体験的に活動させた.
件名
(共同研究) 産学協同リアル課題「ストリート分析企画」における学生指導と業務担当
年月日(From)
2010/05
年月日(To)
2010/10
概要
関西ファッション連合(KanFA)との産学協同企画で,関西のファッショントレンド調査をリアルタイムで抽出し,アパレル・ファッション業界全体の発展と人材育成,ストリートファッション情報の共有化を目的とした。担当授業の中で,学生自身がストリート調査を行い,その結果を業界に提供する,いわゆるストリート調査を指導した。その成果の中で,学生自身で調査結果を分析し,調査結果はKanFAの専用ウェブサイトにてリアルトレンド情報として公開した.
資格・免許
件名
高等学校教諭専修免許
年月日
2009/12
概要
公民(平21高専第128号)東京都教育委員会
件名
中学校教諭専修免許
年月日
2009/12
概要
社会(平21中専第108号)東京都教育委員会
件名
高等学校教諭2級普通免許
年月日
1989/03
概要
社会(第29280号)東京都教育委員会
件名
中学校教諭1級普通免許
年月日
1989/03
概要
社会(第27918号)東京都教育委員会
件名
学芸員資格
年月日
1989/03
概要
(第88065号) 明治大学
実務経験を有する者についての特記事項(職務上の実績)
件名
財団法人計量計画研究所 情報研究室 研究補助
年月日(From)
2005/01
年月日(To)
2010/01
概要
交通政策に関わる研究プロジェクトのうち,ファシリテーターによる生の言説分析を行うシステム構築のため,言語処理の作業と分析を担った.
件名
丸善株式会社にて店頭販売マネージャー代理業務担当
年月日(From)
2001/04
年月日(To)
2002/01
概要
商品を通して対面販売の現場で,人の求めるサービスとは何かについて企画実践した.VMDへの注目,あるいはあえてアナログな人的サービスの重要性と,それを支える人材教育のあり方について計画実践した.
件名
丸善株式会社にて欧州アパレルインポートのマーチャンダイジング業務担当
年月日(From)
1989/04
年月日(To)
2000/03
概要
バーバリーをはじめとする英国王室御用達(ロイヤルワラント)服飾品を中心とした直輸入商品の輸入業務ならびにMDとして商品企画・広報宣伝・販売管理を担当.とりわけ紳士服飾品への造詣を深め,日本におけるファッション文化の現状把握と対応について実践した.
その他(職務上の実績)
件名
本学学士課程教育センター長
年月日(From)
2020/04/1
年月日(To)
現在
概要
学長委嘱
件名
本学教育開発機構遠隔授業部会員
年月日(From)
2020/04/1
年月日(To)
現在
概要
学長委嘱
件名
本学自己点検・評価委員
年月日(From)
2020/04/1
年月日(To)
現在
概要
教授会選出
件名
学園ブランディング分科会Bメンバー
年月日(From)
2019/11
年月日(To)
2020/03
概要
学長室選出.樟蔭ブランドの広報戦略について検討を行った.
件名
学科広報係
年月日(From)
2019/04/01
年月日(To)
2020/03/31
概要
化粧ファッション学科の専任教員による公開講座を企画/広報/実施/総括を行った.化粧ファッション学の広報と地域連携を目的とした.年間5回の講座を実施し,毎回定員を超える応募者を迎えて、各講座とも好評を博している.創出したスペシャル講座は,今年度も学科イベントして定着している.
学会や研究会等での役職
学会名
化粧文化研究者ネットワーク
役職名
世話人
期間(開始)
2017/04
期間(終了)
現在
学内委員会等
委員会名
自己点検・評価委員会
役職名
委員
期間(開始)
2020/04/01
委員会名
教務委員会
役職名
委員
期間(開始)
2010/04/01
期間(終了)
2018/03/31
委員会名
学術・図書館委員会
役職名
委員
期間(開始)
2018/04/01
期間(終了)
2020/03/31