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学芸学部 心理学科

研究者リスト >> 坂田 浩之
 

坂田 浩之

 
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研究者氏名坂田 浩之
 
サカタ ヒロユキ
URL
所属大阪樟蔭女子大学
部署学芸学部心理学科
職名教授
学位修士(教育学)(京都大学 大学院)
J-Global ID200901045318628191

研究キーワード

 
メンタライジング ,感情調整 ,認識的信頼 ,現代の心理療法 ,ウェルビーイング ,不登校 ,自分を慈しむ(セルフ・コンパッション) ,醜形恐怖 ,不思議現象に対する態度 ,遊び ,自己 ,相互調整 ,発達障害 ,風景構成法 ,変化プロセス ,ユング心理学

研究分野

 
  • 人文・社会 / 臨床心理学 / 

経歴

 
2024年4月
 - 
現在
大阪樟蔭女子大学 大学院人間科学研究科臨床心理学専攻附属カウンセリングセンター センター長 
 
2024年4月
 - 
現在
大阪樟蔭女子大学 大学院人間科学研究科 臨床心理学専攻 専攻長 
 
2022年12月
 - 
現在
大阪樟蔭女子大学 大学院人間科学研究科 臨床心理学専攻 教授 
 
2022年12月
 - 
現在
大阪樟蔭女子大学 学芸学部 心理学科 教授 
 
2020年4月
 - 
現在
大阪市中央通所ルームA スーパーヴァイザー   
 

学歴

 
1996年4月
 - 
1999年3月
京都大学 大学院 教育学研究科 臨床教育学専攻
 
1994年4月
 - 
1996年3月
京都大学 大学院 教育学研究科 臨床教育学専攻
 
 
 - 
1993年3月
京都大学 教育学部 教育心理学科
 

委員歴

 
2023年4月
 - 
2024年3月
日本高等教育評価機構  大学機関別認証評価評価員
 
2011年4月
 - 
2017年3月
日本青年心理学会  研究委員
 

論文

 
 
佐久田祐子   奥田亮   川上正浩   坂田浩之   
Journal of Health Psychology Research   35(2) 147-154   2023年2月   [査読有り]
本研究では,大学生活充実度を測定するための,より信頼性,妥当性が高く,コンパクトな尺度を開発することを目的とした。奥田他(2010b)が開発した,「大学へのコミットメント」,「交友満足」,「学業満足」,「不安のなさ」の4下位尺度からなる大学生活充実度尺度(SoULS-21)が再検討された。5つの大学に所属する大学生934名のデータに基づく因子分析の結果,従来と同様の4因子構造,12項目解が採択され,十分な信頼性が得られた。次に尺度の妥当性を検討するため,関連する他尺度との相関係数が吟味され...
 
小城 英子   坂田 浩之   川上 正浩   
社会心理学研究   38(1) 1-8   2022年7月   [査読有り]
本研究の目的は、不思議現象に対する態度尺度を改訂し、懐疑的態度の多様な側面を捉え、信奉的態度と懐疑的態度を精緻に測定可能にすることであった。大学生を対象に質問紙調査が行われた。探索的因子分析の結果、「全面的な否定」、「現状認識に基づく否定」、「占い・呪術嗜好性」、「スピリチュアリティ信奉」、「知的好奇心」、「恐怖」の6下位尺度が抽出され、25項目の新尺度はAPPle Ⅱと名づけられた。内的整合性、確認的因子分析、再検査信頼性、基準関連妥当性の観点から、概ね十分な信頼性・妥当性が確認された。...
 
坂田浩之   
パーソナリティ研究   30(2) 101-110   2021年9月   [査読有り]
本研究は,容姿にこだわる若者に対する理解を深めるために,醜形恐怖心性とメンタライジングとの関連について検討した。大学生689名に対して自己報告式の質問紙とReading the Mind in the Eyes Test (RMET)が実施された。本研究の結果,メンタライジングに関する自己認知は醜形恐怖心性と弱く関連することが示された。そして,メンタライジングに関する自己認知のうち,他者に関するメンタライジングは醜形恐怖心性と正の関連が,自己に関するメンタライジングは醜形恐怖心性と負の関連...
 
坂田 浩之   
パーソナリティ研究   29(1) 11-13   2020年4月   [査読有り]
Reading the Mind in the Eyes Test (RMET) は,感情価による刺激写真の分類が行われ,刺激の感情価による精神状態解読能力に関する研究に用いられてきている。本研究の目的は,日本人に適用できるアジア版RMETの各写真を,原版で行われているのと同様,感情価によって分類することであった。日本人大学生女子に対して,アジア版RMETの36枚の写真を提示し,各写真の感情価を評定してもらった。そして,その評定によってアジア版RMETの写真を分類した結果,20枚がネガティ...
 
小城英子   坂田浩之   川上正浩   
行動科学   58(1) 1-7   2019年9月   [査読有り][招待有り]
不思議現象に対する態度に関する我々の研究は,14年間続いており,合計60の学会発表を行っている。本論文の目的は,共同研究の継続につながる要因を考察し,検討することであった。最初に,不思議現象に対する態度に関する研究の流れの概要を説明した。次に、研究の継続要因を「不思議という研究テーマの多面性・発展性」,「専門の異なる3名の連携」という2つの観点から検討した。その結果,「不思議という研究テーマの多面性・発展性」の観点からは,field drivenな研究テーマであること,価値観に関わる研究テ...

MISC

 
 
 
 
Eiko Koshiro   Hiroyuki Sakata   Masahiro Kawakami   
INTERNATIONAL JOURNAL OF PSYCHOLOGY   51 1166-1166   2016年7月   
 
Yuko Sakuta   Akira Okuda   Masahiro Kawakami   Hiroyuki Sakata   
INTERNATIONAL JOURNAL OF PSYCHOLOGY   51 1167-1167   2016年7月   
 
Hiroyuki Sakata   Masahiro Kawakami   Eiko Koshiro   
INTERNATIONAL JOURNAL OF PSYCHOLOGY   51 1167-1167   2016年7月   

書籍等出版物

 
 
大島 剛, 青柳寛之, 安村直己, 森田 慎, 坂田浩之, 榮阪順子, 小海宏之, 小辻希世子, 和田野飛鳥, 伏見真里子, 林 響子, 坂野剛崇, 坂中尚哉, 古田直樹(担当:分担執筆, 範囲:第5章 人格検査――パーソナリティの多角的なアセスメントに役立つツール)
ミネルヴァ書房   2023年9月   (ISBN:9784623087150)
本書は,公認心理師カリキュラムにおける必修科目「心理的アセスメント」での学習内容に対応して,心理的アセスメントの目的とその手法について概観し,様々な領域におけるアセスメントの実際と,臨床現場で留意すべき点を豊富な事例から学ぶことを目指したものである。筆者が担当した「人格検査」の章では,まず人格のアセスメントをする上で踏まえておくべき潮流について述べた。次に,人格検査の2大法である質問紙法と投映法の特徴と限界について述べ,代表的な人格検査について紹介した。最後に,要支援者の心の健康の保持増進...
 
編者, 伊藤良子, 角野善宏, 大山康宏, 分担執筆, 伊藤良子, 石谷真一, 坂田浩之(担当:分担執筆)
創元社   2009年3月      
心理臨床学の発展期に京都大学を中心に学んだ心理臨床家を編者として,この実践学問領域を探求しつづけてきた京都大学の知の集積を,複雑多様化する現代社会を見据えつつ,世に問おうとの意図で編集された「京大心理臨床シリーズ」の第7巻であるこの書物は,「発達障害」と心理臨床に関する論文集である。
担当部分:「「発達障害」とされる子どもとの心理臨床に関する事例研究-「自閉症」と診断された男子との10年間の遊戯療法の経過概要を対象として-」(単著)
本稿では,発達の遅れがあるとされ,後に「自閉症」と診...
 
編者, 皆藤章, 分担執筆, 皆藤章, 北口雄一, 坂田浩之(担当:分担執筆)
ミネルヴァ書房   2007年4月      
本書は,人間であれば誰しも体験する悩みや苦しみに対して,人間のこころに関わる「心理臨床」という専門領域がいかに関わろうとするのかについて語ったものである。生きることが大変な現代において,悩みや苦しみを抱えて生きる人にたいして,心理臨床家に求められている援助がどのようなもので,また,心理療法や心理査定を行うために必要な考え方や知識,スキル,態度がどのようなものかを「関係性」と「主観性」をキーワードにまとめている。
担当部分:第6章「心理臨床の具体(2):ロールシャッハ法」(単著)
筆者は,ロ...
 
編者, 岡田康伸, 河合俊雄, 桑原知子, 分担執筆, 岡田康伸, 河合俊雄, 坂田浩之(担当:共著)
創元社   2007年3月      
心理臨床学の発展期に京都大学を中心に学んだ心理臨床家を編者として,この実践学問領域を探求しつづけてきた京都大学の知の集積を,複雑多様化する現代社会を見据えつつ,世に問おうとの意図で編集された「京大心理臨床シリーズ」の第5巻であるこの書物は,心理臨床における個と集団に関する論文集である。
筆者は,個人心理療法と集団心理療法を同一の心理臨床家が担当するというユニークな構造で,不登校の中学生の心理的成長のサポートが行われている通所施設でのスタッフとしての経験を踏まえ,同施設で共に実践を行ってきた...
 
監訳者, 角田豊, 共訳者, 角田豊, 葛西真記子, 坂田浩之, 森田慎, 竹田伸子, 大谷真弓, 青柳寛之, 伊藤俊樹, 安村直己(担当:共訳, 範囲:第4章「技法の10原則」)
金剛出版   2006年7月      
本書は,Kohut,Stolorowにつづく自己心理学派の中心的な分析家である3名の著者が,幼少期に性的虐待を受けた女性と10年近く精神分析作業を行った自験例でのやりとりを記した詳細な逐語記録と,そこでの分析家の内的思考と後からの振り返りを提示し,さらにそのプロセスに対して,動機づけシステム理論と10の技法原則を軸にした理論的検討を行い,自己心理学にもとづく臨床実践と臨床技法を明らかにした指導書である。坂田が訳出したのは,分析者(心理臨床家)が,マニュアルに機械的に縛られず,自発性や創造性...

講演・口頭発表等

 
 
坂田浩之   川上正浩   小城英子   
日本心理学会第87回大会   2023年9月17日   日本心理学会   
科学知識で説明できないことが不思議現象の定義となっている以上,不思議の概念は,科学の概念と対立すると想定される。このことに関して,川上他(2010)は,APPleと科学観・自然観尺度(川上他,2009)を用いて両者の関連について検討している。その結果,「占い・呪術嗜好性」と「癒やす自然」,「スピリチュアリティ信奉」と「脅威を与える科学」「癒やす自然」「保護を求める自然」の間に正の関連,「懐疑」と「保護を求める自然」,「霊体験」と「人智を超えた自然」の間に負の関連が認められている。本研究では...
 
奥田亮   川上正浩   坂田浩之   佐久田祐子   
日本パーソナリティ心理学会第32回大会   2023年9月10日   日本パーソナリティ心理学会   
本研究では,大学での学びに関する満足度,大学での交友関係に対する満足度,大学へのコミットメント,大学生活における不安感を測定できる「大学生活充実度尺度」(佐久田他,2023;以下,SoULS-12)を用いてコロナ禍以前から蓄積されてきた単一大学の縦断的調査データを年度ごとに分析し,コロナ禍が大学生活充実度に与えた影響について検討した。 その結果,年度間の差については,2020年度より2022年度の方が学生の不安が少ないという結果のみ認められ,COVID-19の感染拡大が始まった2020年度...
 
小城英子   坂田浩之   川上正浩   
日本社会心理学会第64回大会   2023年9月7日   日本社会心理学会   
本研究では,小城ほか(2022)がAPPleを改訂,不思議現象に対する懐疑的側面を細分化したAPPleⅡと,二分法的思考・特権意識・批判的思考態度との関連について,小城ほか(2022;2021)にさらにデータ数を追加した結果を報告した。大学生576名が参加した質問紙調査を分析した結果,不思議現象に対して懐疑的な「全面的な否定」「現状認識に基づく否定」はいずれも二分法的思考の3下位尺度すべてとの間に正の関連が認められた。一方,不思議現象に対して信奉的な「占い・呪術嗜好性」「スピリチュアリティ...
 
坂田浩之   
日本メンタライゼーション研究会第2回学術集会   2023年2月11日   日本メンタライゼーション研究会   
本研究では,自己愛パーソナリティにおけるメンタライジング能力の特徴について,実際のメンタライジング能力およびその自己認知の観点から検討することを目的とした。メンタライゼーション質問紙(山口,2016),アジア版Reading-the-Mind-in-the-Eyes Test(Adams et al., 2010),NPI-S(清水ら,2006)を用いた質問紙調査に日本人大学生689名が参加した。分析の結果,他者に対するメンタライジング能力が実際には低いにもかかわらず高いと自己認知している...
 
川上正浩   小城英子   坂田浩之   
日本社会心理学会   2022年9月14日   日本社会心理学会   
本研究では,APPle(小城他,2008)を改訂して開発されたAPPle II(小城他,2022)を用いて,改めて不思議現象に対する態度と,制御欲求,LOCと関連について,大学生1,178名が参加した質問紙調査のデータ(制御欲求に関わる分析には252名,LOCに関わる分析には352名のデータ)を用いて検討が行われた。その結果,APPleの下位尺度と制御欲求との相関関係と方向的には整合的であるものの,相関の現れ方としては,やや異なるものであった。LOCについても,APPleの下位尺度とLOC...

担当経験のある科目(授業)

 
2021年4月
 - 
現在
学校心理臨床概論(教育・学校心理学) (京都大学)
2020年4月
 - 
現在
臨床心理学特論Ⅰ (大阪樟蔭女子大学大学院)
2020年4月
 - 
現在
公認心理師の職責 (大阪樟蔭女子大学)
2019年4月
 - 
現在
心理的アセスメント(面接) (大阪樟蔭女子大学)
2018年4月
 - 
現在
子どもと絵本B (大阪樟蔭女子大学)

所属学協会

 
 
   
 
MBT Clinicians Japan
 
   
 
日本MBT協会
 
   
 
日本メンタライゼーション研究会
 
   
 
日本臨床心理士会
 
   
 
京都府臨床心理士会

共同研究・競争的資金等の研究課題

 
 
不思議現象信奉と心理学教育
日本学術振興会: 基盤C 一般
小城英子 坂田浩之 川上正浩 
研究期間: 2015年4月 - 2019年3月
 
心理療法と癒しの文化を巡る臨床心理学の開発的研究
日本学術振興会: 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
皆藤 章 大山 泰宏 濱野 清志 坂田 浩之 石原 宏 金山 由美 鈴木 七美 鶴田 英也 
研究期間: 2004年 - 2005年

社会貢献活動

 
 
【パネリスト】
大阪樟蔭女子大学カウンセリングセンター 大阪樟蔭女子大学カウンセリングセンター開設記念第1回心の相談コロキアム (奈良) 2002年2月 - 2002年2月
平成13年11月に大阪樟蔭女子大学カウンセリングセンターが開設したことの地域,一般社会への広報を兼ねて,「現代のストレス対処法について」というテーマで,一般の方を集めて開催されたコロキアムで,二つの小講演を踏まえての討論が行われたが,そこでディスカッサントとして発言した。具体的には,これまでの心理臨床や大学教員として青年期の学生に関わってきた体験の中から,現代の思春期・青年期の若者たちがストレスに感じていることについて,コメントした。

その他

 
 

教育方法の実践例

 
 
 
 
 
 

作成した教科書

 
 
 

実務経験を有する者についての特記事項(教育上の能力)

 
 
 
 
 
 

その他(教育上の能力)

 
 
 
 
 
 

資格・免許

 
 
 

実務経験を有する者についての特記事項(職務上の実績)

 
 

共同研究・受託研究