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| 研究者氏名 | 大杉 稔 |
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| オオスギ ミノル |
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所属 | 大阪樟蔭女子大学 |
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部署 | 児童教育学部児童教育学科 |
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職名 | 教授 |
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学位 | 教育学士(滋賀大学) |
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科研費研究者番号 | 70788661 |
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J-Global ID | 201901014647933250 |
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研究キーワード 一貫教育
,授業研究
,集団思考とことば
,ことばを選ぶ力
研究分野 人文・社会 / 教科教育学、初等中等教育学 /
人文・社会 / 教育学 /
経歴 2018年4月 - 現在 大阪樟蔭女子大学 児童教育学部 児童教育学科 准教授
2016年4月 - 2018年3月 大阪樟蔭女子大学 児童学部 児童学科 准教授
2014年4月 - 2016年3月 滋賀県高島市立安曇小学校 教諭
2008年4月 - 2014年3月 滋賀県高島市立新旭北小学校 教諭
2003年4月 - 2008年3月 滋賀県高島郡今津町(後、高島市)立今津東小学校 教諭
学歴 1978年4月 - 1982年3月 滋賀大学 教育学部
委員歴 2022年4月 - 現在 大阪樟蔭女子大学 教職支援センター センター長
2020年4月 - 2022年3月 大阪樟蔭女子大学 教職支援センター 副センター長
2019年4月 - 2022年3月 大阪樟蔭女子大学 人権委員
2020年4月 - 2021年3月 大阪樟蔭女子大学人権委員会 委員長
2019年4月 - 2020年3月 大阪樟蔭女子大学 教職支援センター運営委員
受賞 2007年2月 文部科学大臣, 文部科学大臣優秀教員表彰 (文部科学大臣)
2006年11月 滋賀県教育委員会, 滋賀県優秀教育実践表彰 (滋賀県教育委員会教育長)
論文 大杉 稔   中原 鈴香    樟蔭教職研究 8 43-52 2024年3月
大杉, 稔   山下, 朋子    樟蔭教職研究 = Shoin teacher educational research 7 23-32 2023年3月
大杉 稔    子ども研究 / 大阪樟蔭女子大学附属子ども研究所 編 13 23-28 2023年2月
大杉 稔   濵谷佳奈   田辺久信   奥井菜穂子   一柳康人   上杉敏行   神村朋佳   佐橋由美   中山美佐   松川利広   森   繁男   山本幸夫    樟蔭教職研究 6 30-34 2022年3月
大杉稔    全国大学国語教育学会・公開講座ブックレット⑪ 学校で取り組む国語科授業研究の展開 50-57 2019年12月
MISC 大杉 稔    全国大学国語教育学会発表要旨集 123 159-162 2012年10月
大杉 稔    発達 33(130) 41-48 2012年
牧戸 章   大杉 稔    全国大学国語教育学会発表要旨集 103 50-53 2002年10月
書籍等出版物 石井英真, 大杉稔, 渡辺貴裕, 遠藤貴広, 西岡加名恵ほ(担当:共著, 範囲:第2章第1節 「教えと学びについての理解を深める校内研修」) 日本標準 2017年3月 公立小学校における校内研修(授業研究)の取組のポイントについて実践・実績をもとに整理。教員全員が年2回授業を公開することで、意識が持続し、主体的に授業づくりに取り組めるとした。 |
ミネルヴァ書房 2012年4月 勤務校(高島市立新旭北小学校)における3年間(2009~11)の授業研究改革についてまとめたものである。
現在の「校内研究」は「授業者を評価する」場になっているとし、「校内研究」が学校再生の柱として位置づくためには、研究の対象を授業者ではなく「子ども(学習者)」に転換することが何より大事であるとした。 |
須田実, 著者, 野口芳宣, 大杉 稔(担当:共著) 明治図書出版 2009年11月 第4章 第4節「学習者優位の読みをつくる―人物情報を得てから学ぶ物語―」
2年教材『お手紙』について、読み手が予め同作品を含む「がまくん・かえるくん」シリーズと出会っておけば、読みがより作中人物に寄り添ったものに変化することについて論じた。また、最後には二人の登場する簡単なストーリーを創作できるまでに読みが深まった事例を紹介した。 |
須田実, 吉永幸司, 大杉 稔(担当:共著) 明治図書出版 2006年10月 第3章 第12節「体験を生かして知らせたいことを書く学習」
遠足の体験を生かして知らせたいことを書く学習(2年)について、「家族を対象にした相手意識」「線で結ぶだけのメモ」「空間の順序」「書きためる感覚」等の新しい手法を提案した。 |
須田実, 著者, 吉永幸司, 大杉 稔(担当:共著) 明治図書出版 2005年11月 第3章 第5節「大切なあの人に届けたい、わたしのとっておきのお手紙」
手紙文を書く力を身につけさせるための1年生の指導法について、効果的な発問を中心に実践を紹介した。1年生でも可能な「書くことの協働化」についても言及した。 |
講演・口頭発表等 全国大学国語教育学会 2014年10月9日 自由研究発表
同一文章における中学年と高学年の読みの発達特性を次の観点で調べた。
<①特定の事柄に関わって読もうとする範囲 ②心情の根拠となる視点 ③主題の捉え>
その上で、学年の読みの特性に合った指導法(課題)が必要であると論じた。
全国大学国語教育学会 2013年10月26日 自由研究発表・ラウンドテーブル
「読める」とはどういうことか、「読めない」児童のありがちな傾向を通して考察した。その上で、全ての子どもを「読みの自立」へと向かわせる手立てについて、俳句鑑賞の学習を例に論じた。
ラウンドテーブルでは「ミュージアムで国語教育」をテーマに、学校環境・教室環境の中に、ミュージアム的発想を取り入れることの意味や有用性について、多様な専門性をもつ研究者とともに協議した。
日本教育方法学会 2013年10月5日 自由研究発表
第6学年の「句会」における児童の発言記録(音声化)を、翌日児童自らが辿り直すことによって、その発言の瞬間に何を感じ、自己の気づきにどのようにつなげているかを検証した。分析を通して、発言の直前には、他者の印象深い発言の影響を受けていることが明らかになった。また発言が関連性を持ちながら連続するとき、集団思考が深まっていく道筋が浮かび上がった。
全国大学国語教育学会 2012年10月27日 自由研究発表・ラウンドテーブル
幼小中接続の視点から浮かび上がる国語科の読みの学習における「活用」の場について提案した。1年『はなのみち』を絵本として読むとどうなるか、また、中学校の読みにつながる小学校上学年の読みのあり方について具体的に述べた。
また、ラウンドテーブルでは、大学教員が中学生対象に行った授業『ごんぎつね』について、小学校教員の立場から討論に参加した。
日本教育方法学会 2012年10月7日 自由研究発表
子どもの中に「睡っている」言葉を引き出し、集団学習において機能させることによって思考力がどう高まるかについて提案した。授業中、子どもが発した言葉を、「思考を深める」「学びをつなぐ」「学びの自覚を促す」の三つの機能に分類し、それらの働きを意識化させることで(とりわけ学習集団における)思考活動が高まることを実証した。
担当経験のある科目(授業) 2022年4月 - 現在 現代社会と教育(環境) (大阪樟蔭女子大学)
2019年4月 - 現在 子どもと絵本A (大阪樟蔭女子大学)
2018年9月 - 現在 演習Ⅳ (大阪樟蔭女子大学)
2018年4月 - 現在 演習Ⅲ (大阪樟蔭女子大学)
2017年9月 - 現在 演習Ⅱ (大阪樟蔭女子大学)
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