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| 研究者氏名 | 神田 恵未 |
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| カンダ エミ |
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URL | |
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所属 | 大阪樟蔭女子大学 |
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部署 | 学芸学部 ライフプランニング学科 |
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職名 | 准教授 |
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学位 | 修士(商学)(慶應義塾大学大学院) |
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J-Global ID | 201901002910615643 |
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研究キーワード 生活経済
,生活設計
,保険とリスク
研究分野 人文・社会 / 商学 /
人文・社会 / 金融、ファイナンス /
経歴 2021年4月 - 現在 大阪樟蔭女子大学 学芸学部 ライフプランニング学科 准教授
2010年4月 - 現在 慶應義塾大学 通信教育部 非常勤講師
2014年4月 - 2021年3月 大阪樟蔭女子大学 学芸学部 ライフプランニング学科 講師
2013年4月 - 2014年3月 実践女子大学 人間社会学部 非常勤講師
2010年12月 - 2013年12月 ECC外語学院 非常勤講師
学歴 2007年4月 - 2012年3月 慶應義塾大学大学院 商学研究科 商学専攻
委員歴 2019年4月 - 現在 大阪樟蔭女子大学 学生委員会 委員
2018年4月 - 現在 大阪樟蔭女子大学 国際交流委員会 協力委員
2019年9月 - 2020年3月 大阪樟蔭女子大学 樟蔭学園ブランディングプロジェクト分科会C
2018年4月 - 2020年3月 大阪樟蔭女子大学ライフプランニング学科 広報・ブログ担当
受賞 2014年10月 日本保険学会, 第4回日本保険学会賞(論文の部),「中国のWTO加盟と保険市場―外資系保険会社参入の影響」
2012年7月 公益財団法人 生命保険文化センター, 研究奨励賞,中国における経済発展と生命保険業の展望―保険と銀行の融合を中心に―
論文 神田 恵未    『保険研究』 第72集 71-91 2020年8月
神田 恵未    『保険研究』 第71集 51-76 2019年8月
神田 恵未    『保険研究』 第69集 41-58 2017年8月 本稿では、保険商品の特性について検討し、消費者保護の見地から適合原則が機能するために何が必要か考察した。まずは、適合性原則の概念と意義を整理した。次に、日本に適合性原則導入の経緯、そして保険契約における適合性原則の適用をめぐる法規制の変化をみた。続いて保険取引における適合性原則の必要性について議論したうえで、保険選択における消費者の限定合理性をふまえてながら、適合性原則の必要性について論じた。
『生命保険論集』 (金融・保険リテラシー特別号) 121-142 2017年5月 中国における保険教育の進展状況を俯瞰し、そこに存 在する諸課題を検討した。保険教育は多岐にわたるため、学校教育を中心に考察した。保険教育の進展した経済的背景を提示し、高等学校における保険教育の実態を探った。 次に、大学における保険教育の特徴を浮き彫りにした。最後に、保険事業の求めている人材像と消費者の保険に対する認識について、中国の社会的背景をふまえ分析した。
神田 恵未   Emi KANDA    『大阪樟蔭女子大学研究紀要』 7 103-111 2017年1月 本稿では、保険経営をめぐる環境の諸変化と消費者ニーズの変化にともなう、生命保険販売チャネルの多様化がもたらす影響について分析し、このような選択肢の広がりが個人の生活設計にとってどのような意義を持つのか、考察した。そこで、消費者の保険選択における販売チャネルの多様化が来すメリットを示し、消費者は保険商品の比較研究を通じて自身の生活設計のプロセスにてベストな保険商品選択をできるチャンスが以前に増して多くなっていることを明らかにした。
書籍等出版物 堀田, 一吉, 中浜, 隆(担当:共著, 範囲:第8章 保険事業と保険経営) 有斐閣 2023年12月 (ISBN:9784641184688) |
今井伸(編者, 小渕高志, 金子充, 河谷はるみ, 木村茂喜, 小林俊子, 坂本圭, 佐々木貴雄, 杉野緑, 鈴木忠義, 建守義之, 中野陽子, 西村正広, 松江暁子, 松本葉子, 宮寺良光, 吉田初恵, 渡邉幸良(担当:共著, 範囲:第10章「民間保険ー社会保険との違いはあるの?」) 株式会社 みらい 2016年4月 民間保険の基本法則と原則、特質を説明したうえで、社会保険との比較を通し、その相違点を明らかにした。 |
編者, 田畑康人, 岡村国和, 分担執筆, 堀田一吉, 河本淳孝, 伊藤豪, 後藤和廣, 石田成則, 高橋孝一, 根本篤司, 有田礼二, 塔林図雅, 田畑康人, 岡村国和(担当:共著, 範囲:担当部分:★ 「第9章 中国保険市場の成長と展望」(単著)) 慶應義塾大学出版会 2011年5月 本稿では、人口減少時代の新展開において、日本の保険業の新たな進出先としての中国保険市場の潜在的成長性と課題を論じた。とくに中国保険市場の発展プロセスと潜在成長性について、市場開放と規制緩和をめぐる経営環境の変化に関する考察をふまえ、その現状を俯瞰した。外資系と中国資本の保険企業が抱えている課題は異なることを指摘し、中長期的な視点からいえば、外資系保険企業による中国保険マーケット開拓がさらに進む可能性を明らかにした。今後の中国保険市場は独自の発展プロセスを辿りながら成長していくが、決して先進... |
講演・口頭発表等 保険学セミナー 2013年9月 中国の医療保障制度における新たな試みとなる民間保険会社の参画を中心に考察した。とくに地域間経済格差によって生じる医療保障格差に注目しながら、公平性の観点から論じた。医療保障制度の存在意義について考察し理論的示唆を示した。さらに、公的医療保障制度の運営に民間保険会社を導入する新たなモデルについて分析し、政府の役割と民間保険会社の選別とモラルリスクについて、研究報告を行った。
中国経済学会・関西部会 2012年12月 中国の生命保険事業の多角化に伴う新たな傾向について、とくに保険と銀行をめぐる融合について検討した。また、中国における保険と銀行の融合の加速は、中国型金融システムの特質がその根本的な要因であることを指摘した。中国固有の社会主義市場経済システム―国有資本が中心的な位置づけにあることによって、国有保険会社と国有銀行の業務提携や資本提携などの連携性が強い背景や、「銀行保険」が本格的に保険業と銀行業の融合へ進化していく方向性について、研究報告を行った。
平成24年度慶應義塾大学/京都大学連携グローバルCOEプログラム研究員第1回報告会 2012年6月 中国の生命保険事業の多角化に伴う新たな傾向について、とくに保険と銀行をめぐる融合について検討した。また、中国における保険と銀行の融合の加速は、中国型金融システムの特質がその根本的な要因であることを指摘した。中国固有の社会主義市場経済システム―国有資本が中心的な位置づけにあることによって、国有保険会社と国有銀行の業務提携や資本提携などの連携性が強い背景や、「銀行保険」が本格的に保険業と銀行業の融合へ進化していく方向性について、研究報告を行った。
日本保険学会 第71回全国大会 2011年10月 中国における保険市場開放のプロセスを辿りながら保険市場の構造変化と外資系保険会社による市場参入の影響を分析した。とくに持続的な高度経済成長と市場開放の相乗効果により、中国保険市場が急速な発展を遂げているなかで、戦略論の視点から外資系保険会社の市場参入の考察を通じて、その背景にある中国固有の地域特性を浮き彫りにした。さらに、地域の経済発展水準が外資系保険会社の市場参入基準について研究報告を行った。
第5回日中共同研究シンポジウム 2011年8月 地域経済学と組織論の観点から、日本の協同組合制度について考察した。地域の活性化と再生を実現するために、地域の特徴とくに産業の特殊性に合わせた事業モデルの構築が最重要課題であることを強調した。したがって、地域内での相互扶助を通じて、地域の自助努力を実現していく仕組みが理想的であることを検討した。そして、日本の協同組合制度について先行研究の研究成果を整理し、その形成プロセスと制度理念や特徴について、研究報告を行った。
担当経験のある科目(授業) 2014年4月 - 現在 演習D (大阪樟蔭女子大学)
2014年4月 - 現在 演習C (大阪樟蔭女子大学)
2014年4月 - 現在 家計・消費と経済 (大阪樟蔭女子大学)
2021年4月 - 2024年3月 金融システム論 (大阪樟蔭女子大学)
2020年4月 - 2024年3月 基礎演習D (大阪樟蔭女子大学)
その他(教育上の能力)
件名 | 【平成27年度 秋期公開講座】 賢い保険の入り方とは〜保険の本質から考えてみよう〜(全2回) |
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年月日(From) | 2015/12/05 | 年月日(To) | 2015/12/19 | 概要 | 12/5(土)「そもそも保険とは何?/保険の構造と歴史」
第1回では、保険の生成史について古代から近代まで
辿りながら、「保険とは何か」を一緒に考えた。
さらに、保険が一つの経済的保障手段として我々の
生活において重要な役割を果たしていることについて、
保険料の構造と保険金支払の決まり方を軸に、保険業
界の実例を交えながら解説した。
12/19(土)「保険に加入すべきか?/保険の機能と
商品特性」
第2回では、保険実務の観点から「保険に加入すべきか
」を中心に、検討しました。保険の商品性に着目しな
がら合理的な保険の選択について解説した。 |
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