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児童教育学部 児童教育学科

研究者リスト >> 北村 瑞穂
 

北村 瑞穂

 
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研究者氏名北村 瑞穂
 
キタムラ ミズホ
URL
所属大阪樟蔭女子大学
部署児童教育学部 児童教育学科
職名教授
学位学士(京都女子大学), 修士(京都女子大学大学院), 博士(教育学)(京都女子大学)
J-Global ID200901083992596067

研究キーワード

 
感情 ,注意 ,記憶

研究分野

 
  • 人文・社会 / 教育学 / 
  • 人文・社会 / 認知科学 / 

経歴

 
2024年4月
 - 
現在
大阪樟蔭女子大学 児童教育学部児童教育学科  教授 
 

学歴

 
1999年4月
 - 
2002年3月
京都女子大学大学院 文学研究科 教育学専攻博士後期課程
 
1997年4月
 - 
1999年3月
京都女子大学大学院 文学研究科 教育学専攻博士前期課程
 
 
 - 
1997年3月
京都女子大学 文学部 教育学科初等教育学専攻
 

委員歴

 
2021年9月
 - 
2023年9月
東大阪市社会教育委員
 

論文

 
 
北村瑞穂   
四條畷学園短期大学研究論集,   37 27-41   2004年5月   
限られた量の刺激を選択的に認知し、反応する機能を選択的注意と呼ぶ。本論では選択的注意の定義、研究の流れを選択的注意の処理段階、注意の資源、性格特性と注意バイアスの順に概説し、これらの研究の問題点について述べた。選択的注意を測定する方法の一つである中心・偶発学習課題について概説した。
 
北村瑞穂   
四條畷学園短期大学研究論集,   37(37) 95-107   2004年5月   
情緒不安定群が情緒安定群に、ポジティブ語、ニュートラル語、ネガティブ語をそれぞれ5回反復提示し、刺激語の記憶量と頻度判断がどのように異なるかを検討した。実験は、ターゲットが1語ずつ提示される条件と(実験1)、中心・偶発学習課題を設けた(実験2)。その結果、実験2において情緒不安定群が情緒安定群よりネガティブ語をより多く再生した。しかし、頻度判断には情緒安定群と情緒不安定群で差がなかった。
 
北村瑞穂   
基礎心理学研究   22(2) 174-179   2004年3月   [査読有り]
平成16年3月31日<br />
「上着」などの中性語と「自殺」などの負の情緒刺激の記憶過程を検討した。健常者に4種類の情緒語の対(負-負、負-中性、中性-負、中性-中性)を提示し自由再生を求めた。結果は、記憶するように求めた中心学習では負の情緒刺激と中性刺激で再生成績に違いがなかった。一方、記憶を求めなかった偶発学習では、負の情緒刺激は中性刺激より再生成績が優れた。このことから、記憶意図がない偶発学習で負の情緒刺激は記憶されやすいことが分かった。
 
北村瑞穂   
教育学・心理学論叢   215-232   2001年3月   
平成13年3月31日<br />
注意は特定の情報を選択する選択的側面と、その情報に注意を向け続ける維持的側面の2つに分けることができる。本研究では、国語と算数の学習促進児と学習困難児を比較し、小学生(4~6年生)の維持的注意と学習困難について調査した。その結果、学習成績が落ち込んでいる小学生は維持的注意が持続しにくい傾向が見られた。学習困難児の学習不適応の原因の一つに注意時の困難が関係していると考えられる。
 
北尾倫彦   北村瑞穂   
基礎心理学研究   19 77-82   2001年3月   [査読有り]
平成13年3月31日<br />
集中的に学習するより、時間をおき繰り返し学習する方が記憶が優れる分散効果は頑健な現象である。中心・偶発学習課題を用い、対提示された刺激語のうちアンダーラインがひかれた方のみ記憶するよう求め、記憶する必要のない偶発刺激に分散効果が生じるか検討した。この時アイマーク・レコーダで注視量を測定し、偶発刺激に注意を向けていないことを確認した。結果から偶発学習に分散効果は現れず、分散効果には記銘時に意図的注意が必要であることが示された。(方法と結果を分担)

講演・口頭発表等

 
 
 
北村瑞穂   
子ども研究所シンポジウム   2019年6月29日   
 
北村瑞穂   
日本教育心理学会 第51回総会発表論文集   2016年10月8日   
学生から評価の高い授業と低い授業にはどのような質的違いがあるのだろうか。授業アンケートの結果をもとに教員が作成した自己点検報告書を分析した。授業評価の高い授業の報告書と低い授業の報告書を比較したところ、授業評価の高い授業は学生の実習への取り組みや自己関与の強さが特徴的であった。授業評価の低い授業では学生は書くことへの抵抗があること、穴埋め式のプリントを求めていることが明らかになった。以上の結果を教育心理学的な観点から論じた。(全文担当。)
 
日本心理学会 第74回大会発表論文集,84.   2010年9月20日   
親切とか感謝の道徳的心情が実際の行動に繋がるかどうかを教育的介入を行うことによって検討した。親切行動や感謝の表明を心がけるように促す介入を一定期間続けた結果、感謝群の動機づけが高まり、親切群では親切行動の実行者が増える傾向が認められた。しかし1か月後に主観的評定をさせた幸福感のデータにまでこのような行動変容の効果が波及する傾向は見られず、教育心理学的見地から感情と行動の結びつきをどのように導くべきかが論じられた。
 
北村瑞穂   山田秀江   鍛治谷静   工藤真由美   
日本教育心理学会 第51回総会発表論文集,130.   2009年9月20日   
保育内容が幼児の自律性と運動能力の発達に与える影響を検討することを目的とした。幼稚園教諭に3歳から5歳の幼稚園児の観察を依頼し、自律性と運動能力を測定した。結果から、かけっこは男児が女児より速かった。25m(3、4歳)は主体性が高い幼児ほど速く走った。50m(5歳)は主体性との相関がなかった。また、規範順守とかけっこの相関もなかった。(全文担当。)

担当経験のある科目(授業)

 
2021年4月
 - 
現在
感情・人格心理学(感情) (武庫川女子大学)
2019年4月
 - 
現在
知覚・認知心理学(認知) (武庫川女子大学)
2017年4月
 - 
現在
地域子育て支援論
2017年4月
 - 
現在
子どもの発達と援助
2017年4月
 - 
現在
教育心理学

所属学協会

 
2023年8月
 - 
現在
関西教育学会
2004年12月
 - 
現在
日本感情心理学会
2000年2月
 - 
現在
日本教育心理学会
1999年4月
 - 
現在
日本心理学会
1999年4月
 - 
2013年3月
日本基礎心理学会

共同研究・競争的資金等の研究課題

 
 
VUCA的課題解決に至るプログラミング的思考力を育む幼児教育用アプリケーションの開発
日本学術振興会: 科学研究費助成事業
安谷 元伸 合田 誠 北村 瑞穂 
研究期間: 2023年4月 - 2026年3月

教育上の能力に関する大学等の評価