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学芸学部 ライフプランニング学科

研究者リスト >> 呉 知恩
 

呉 知恩

 
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研究者氏名呉 知恩
 
オ チウン
URL
所属大阪樟蔭女子大学
部署学芸学部 ライフプランニング学科
職名准教授
学位学士(人類学)(韓国 国立ソウル大学校), 修士(人類学)(韓国 国立ソウル大学校)
科研費研究者番号40340632
J-Global ID200901023710004330

研究キーワード

 
比較文化 地域研究(東アジア) 家族 宗教 エスニシティ 医療社会学

研究分野

 
  • 人文・社会 / 社会学 / 社会学 ・文化人類学

経歴

 
2011年4月
 - 
現在
大阪樟蔭女子大学 学芸学部 ライフプランニング学科 准教授   
 
2009年4月
 - 
2011年3月
大阪樟蔭女子大学短期大学部 短期大学部 キャリアデザイン学科 准教授   
 
2007年4月
 - 
2009年3月
大阪樟蔭女子大学短期大学部 短期大学部 人間関係科 准教授   
 
2005年4月
 - 
2007年3月
大阪樟蔭女子大学 人間科学部 人間社会学科 講師   
 
2006年4月
 - 
2006年9月
奈良女子大学 文学部 社会情報学講座 非常勤講師   
 

学歴

 
1993年4月
 - 
1996年3月
京都大学大学院 文学研究科 社会学専攻 博士後期課程
 
1987年3月
 - 
1990年2月
韓国国立ソウル大学校 社会科学大学大学院 人類学研究科 人類学
 
1983年3月
 - 
1987年2月
韓国国立ソウル大学校 社会科学大学 人類学科
 

委員歴

 
2024年4月
 - 
現在
大阪樟蔭女子大学  人権委員会委員
 
2022年4月
 - 
現在
大阪樟蔭女子大学  国際交流委員会 委員
 
2012年4月
 - 
2019年3月
大阪樟蔭女子大学  国際交流委員会 委員、委員長(2015〜2019年)
 
2012年4月
 - 
2018年3月
大阪樟蔭女子大学  教務委員会 委員
 

論文

 
 
呉知恩   李雲柱   
日韓国際学術学研究   (第1号) 21-43   2023年3月   [査読有り]
 
分担執筆   李仁子   滝沢健次   田島忠篤   呉知恩   伊地知紀子   ユチョリン   寺岡伸吾   小川伸彦   飯田剛史   Okyun Kwon   
文部省科学研究費国際学術研究報告書 1995-97年度(平成7-9年度) 在日コリアンの社会的ネントワークと文化動態に関する比較社会学的研究   66-74   2004年12月   
課題番号 07044035<br />
現代の在日コリアンの社会・文化動態を(1)大阪及び東京の済州島出身者に対象を絞り、(2)日本の居住地域内および韓国の出身地との社会的ネットワーク関係を明らかにして、(3)文化領域としては宗教行動および民族意識に焦点をおき、(4)日本及び韓国の社会学者、人類学者の共同調査を通して解明した。10章からなる報告書では第IV章を執筆した。 総頁152<br />
担当部分:第IV章
 
分担執筆   文玉杓   韓敬九   ユ チョリン   権肅寅   呉知恩   チョンビョンホ   
「日本関西地域 韓人同胞の生活文化」 (国立民俗博物館学術叢書)   (32) 209-244   2002年12月   
韓国国立民俗博物館の委託調査で韓国文化人類学会の日本地域研究者により行われた、日本の関西地域の韓国・朝鮮人同胞の生活文化に関する調査報告書である。<br />
関西地域の韓国・朝鮮人同胞の生活文化の特徴、移住の歴史と定着過程、地域社会の構造、家族と親族生活、職業と経済生活、食生活、衣生活と住生活、儀礼と信仰生活、言語生活と民族教育、歳時と遊びからなる10章のうち、第8章「儀礼と信仰生活」を担当した。総頁316<br />
担当部分:第8章 儀礼と信仰生活
 
京都社会学年報   (4号) 57-83   1996年12月   
昭和40年代半ばを境にして,葬法は土葬から火葬に変わり,しかもまだ葬列を組んでの野辺送りが行われる愛知県北部の過疎山村の二つの大字を対象に,葬送儀礼の遂行過程における協力関係の特性を,特に葬列の順序の分析を通じて明らかにした。葬送儀礼の協力関係は,金銭の出費と労働力の動員とを伴う関係であり,それは葬列においてその持ち物の役附者間の区分によって可視化され,その役附者の決定過程においては,近隣関係を規定する様々な関係性の束が作用した。
 
京都社会学年報   (第2号) 19-37   1994年12月   
韓国南西部の全羅北道の一カトリック教友村を対象に,村で行われる祖先崇拝儀礼と女性の役割に注目して,特にカトリックの追悼の祈りと儒教式の祭祀を並行する3事例を中心に分析した。儒教式の祭祀からカトリック式の追悼の祈りへの儀礼の転換が信者である女性により行われ,また,家レベルを越えて女性信仰団体の活発な活動が行われることは,カトリック宗教理念によって裏付けられた教友村の文化コンテキストの中で可能であり,カトリック儀礼は女性の役割の重要性を高める要因として作用した。

講演・口頭発表等

 
 
日本民族学会第36回研究大会   2002年6月   
在日韓国人の日本への定着過程における様々な選択をめぐる理念と生活実践の拮抗関係について、大阪在住のある済州島出身者一族の「族譜(系図)」の分析を中心に考察した。族譜を手掛かりにして、特定の個人の移動史を越える家族と親族の移動史の構築の可能性が示唆された。
 
在日朝鮮人研究会第5回全国大会   1998年12月   
在日韓国・朝鮮人社会を,その内在的原理のみによって成り立つある意味での閉鎖的社会としてではなく,送り出し元の韓国・朝鮮と,送り先の日本の政治・経済・社会状況の変化のコンテキストの中で人々の不断の選択の積み重ねにより形成されるフレキシブルな社会として注目し,大阪在住の済州島出身者コミュニティと,母国の済州島の出身村でのフィールドワークから得た資料に基づき,主に葬送儀礼の変化を中心に,その交流の特性を,「縁」=社会関係資本として,その意味合いを考察した。
 
日本社会学会第71回研究大会   1998年11月   
大阪在住の済州島出身者のある一族の「族譜」の分析と聞き取り調査の分析を重ね合わせることにより,親族組織が日本社会への個人の定着メカニズムにおいて重要な重層的役割を果たしていることを明らかにした。それは,理念としての儒教原理と,移住先日本での適応戦略としての生活実践との間の摩擦を表す。それから,必然的でかつ自然的なものとして考えられる「在日である」こととは違う,生活場面で主体性をめぐる様々な選択の積み重ねにより,「在日になり,在日を生きる」ことの意味が浮き彫りにされた。
 
関西社会学会第49回研究大会   1998年5月   
大阪在住の韓国・朝鮮人のうち多数を占める済州島出身者のコミュニティと,母国の済州島の出身村でのフィールドワークから,葬送儀礼を中心に,在日韓国人社会と母国社会との交流の特性を分析した。在日済州島出身者社会において行われる葬送儀礼は,三つのパターンに区分される。葬送儀礼は在日韓国・朝鮮人社会を日本社会と区別する一指標になり,それはまたマイノリティー・グループとしてのアイデンティティを維持させる文化資本になることが示唆された。
 
日本民族学会第31回研究大会   1997年5月   
葬列がその姿を消し始めたとされている大正末期以前を対象とした全国調査資料である『日本民俗地図Ⅶ葬制・墓制』の再分析により,明治から大正期にわたる近代化過程における葬列のあり様とその変化について,歴史的な考察を試みた。日本の地域社会論の議論において看過されていた葬列を指標に,その全国的なパターンと地域的バリエーションを明らかにし,葬列を媒介として同族・親類・近隣といった近隣関係の特性について考察した。

担当経験のある科目(授業)

 
2021年4月
 - 
現在
ライフデザイン総合研究 (大阪樟蔭女子大学)
2020年9月
 - 
現在
少子高齢社会とコミュニティ (大阪樟蔭女子大学)
2020年9月
 - 
現在
家族と地域社会 (大阪樟蔭女子大学)
2020年9月
 - 
現在
社会調査概説 (大阪樟蔭女子大学)
2020年9月
 - 
現在
演習D (大阪樟蔭女子大学)

所属学協会

 
2022年
 - 
現在
日韓国際学術学会
2020年8月
 - 
現在
国際臨床医学会
 
   
 
韓国文化学会
 
   
 
日本医学教育学会
 
   
 
日本文化人類学会

Works(作品等)

 
 
2002年5月   その他
構造化というマクロな社会変化に対する個人の主体的な対応の可能性の模索をテーマに、韓国の済州島での著者のフィールドワークに基づいて書かれた生活誌である本書に対して、「生活世界」・「生活実践」概念、および移住先の日本における生活共同原理の創造性問題を中心に論究した書評である。
 
1996年8月   その他
新しい時代の慶祝がどのようにあるべきかを,酒という視点を通して研究することを目的とし,平成6年10月から1年間の調査を通してまとめた報告書である。具体的に三つの調査が行われ,(1)HRAF(民族学のデータベース)による海外の結婚での酒の実態調査,(2)専門研究者による,「海外の結婚と酒」アンケート調査及び事例報告,(3)日本各地の伝統的な結婚と酒のかかわりのフィールドワークである。大韓民国をケースに,結婚と酒とのかかわりに関するアンケートと事例報告を担当した。総頁152
分担執筆:「海外の...
 
1996年   その他
京都市総務局国際化推進室の委託で,(財)世界人権問題研究センターが京都市在住の韓国・朝鮮人の生活史・意識調査を施行し,その結果をまとめた報告書である。調査方法は,個別面談を通した聞き取り調査で,調査の主内容は個人の生活史を中心に,これまでの生活の中から日本の行政や法制についての要望を聞き出し,その思いを今後の行政施策に少しでも反映させることを期すものである。33人のライフヒストリーが掲載され,その中,韓国籍3世看護婦女性の生活史の聞き取り調査報告を担当した。
担当部分:「報告書」第3章 3...

学術貢献活動

 
 

社会貢献活動

 
 
【助言・指導】
 2015年9月 - 2019年3月
 
【運営参加・支援】
 2005年1月 - 2018年3月
 

 2008年6月 - 2010年3月
 

教育方法の実践例

 
 
 
 
 
 

作成した教科書

 
 
 
 
 
 

その他(教育上の能力)

 
 
 
 
 
 

資格・免許

 
 

その他(職務上の実績)