研究者氏名 木村 雅浩
キムラ マサヒロ URL 所属 大阪樟蔭女子大学 部署 健康栄養学部 健康栄養学科 職名 教授 学位 医学博士(大阪大学) J-Global ID 200901059037003991
研究キーワード
栄養化学 ペプチド科学 自己免疫性疾患
経歴
2015年4月
-
現在
大阪樟蔭女子大学 健康栄養学部 健康栄養学科 教授
2010年4月
-
2015年3月
大阪樟蔭女子大学大学院 大学院 人間科学研究科 人間栄養学専攻 准教授
2010年4月
-
2015年3月
大阪樟蔭女子大学 学芸学部 健康栄養学科 准教授
2008年4月
-
2010年3月
大阪樟蔭女子大学 学芸学部 食物栄養学科 准教授
2002年4月
-
2008年3月
大阪樟蔭女子大学 学芸学部 食物栄養学科 講師
学歴
1997年4月
-
2001年3月
大阪大学大学院 医学系研究科
1995年4月
-
1997年3月
神戸学院大学大学院 栄養学研究科
1991年4月
-
1995年3月
神戸学院大学 栄養学部 栄養学科
委員歴
2018年5月
-
現在
全国栄養士養成施設協会 理事
2018年4月
-
現在
大阪樟蔭女子大学 健康栄養学科長
2013年4月
-
2018年3月
大阪樟蔭女子大学 教務委員
2010年4月
-
2012年3月
大阪樟蔭女子大学 教務委員
2006年4月
-
2008年3月
大阪樟蔭女子大学 図書館委員
論文
分担執筆   Tamaki M   Harada T   Fujinuma K   Takanashi K   Shindo M   Kimura M   Uchida Y   
Chemical and Pharmaceutical Bulletin 60(6) 743-746 2012年6月 [査読有り]
グラチシン(GR)は,グラム陽性菌に対し強い抗菌活性を有する環状ペプチド抗生物質である。 本研究では、Octanoyl‐(Lys)n n=0~3 配列をもつGR誘導体を合成し、抗菌活性、ヒツジ赤血球溶血活性を測定した。その結果、Lys残基を1~3個結合させたGR誘導体は、グラム陰性菌に対しても高い抗菌活性を示し、溶血活性が低下した。この現象は,真核生物および原核生物の膜構造への親和性の違いに起因するものと推察された。<br />
<br />
担当部分:共同研究につき,本人担当部分抽出不可能
分担執筆   Tamaki M   Fujinuma K   Harada T   Takanashi K   Shindo M   Kimura M   Uchida Y   
Bioorganic & Medicinal Chemistry Letters 22(1) 106-109 2012年1月 [査読有り]
本研究では、グラミシジンS(GS)にOctanoyl-(Lys)nを5位のPro残基に結合させた8種類の新規グラミシジンS誘導体 cyclo{-Val-Orn-Leu-D-Phe-Pro(4β-NH-X)-Val-Orn-Leu-D-Phe-Pro-} {X=-H (1), and -(Lys)n-CO(CH<SUB>2</SUB>)<SUB>6</SUB>CH<SUB>3</SUB> n=0 (2), 1 (3), ...
分担執筆   Tamaki M   Takanashi K   Harada T   Fujinuma K   Shindo M   Kimura M   Uchida Y   
Chemical and Pharmaceutical Bulletin 59(12) 1481-1484 2011年12月 [査読有り]
グラミシジンS(GS)に関する本研究では,13種類のGS関連ウンデカペプチドを作成した。1~4位にAlaまたはLys残基を導入したシクロウンデカペプチドは、グラム陽性菌に対しては高い抗菌活性を示し、ヒツジ赤血球の溶血をほとんど示さなかった。しかしながら、グラム陰性菌に対しては、ほとんど抗菌活性を示さなかった。また、5位にアミノ酸を導入した4種類のシクロウンデカペプチド cyclo(-Val-Orn-Leu-D-Phe-X-Pro-Val-Orn-Leu-D-Phe-Pro-) (X = A...
分担執筆   Tamaki M   Fujinuma K   Harada T   Takanashi K   Shindo M   Kimura M   Uchida Y   
The Journal of Antibiotics 64(8) 583-585 2011年8月 [査読有り]
グラミシジンS(GS)類似体 cyclo(-X-Leu-X- D-Phe-Pro-)<SUB>2</SUB> (X=His (1), Lys (2), Orn (3), Dab (4) and Dap (5))の合成と抗菌活性、赤血球の溶血活性を測定した。その結果、GS類似体(4)は、グラム陽性菌、グラム陰性菌に対して高い抗菌活性を示した。特に緑膿菌や大腸菌に対してGSよりも2倍の活性を示し,赤血球の溶血活性は、ほとんど示さなかった。<br />
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担当...
分担執筆   Tamaki M   Imazeki Y   Shirane A   Fujinuma K   Shindo M   Kimura M   Uchida Y   
Bioorganic & Medicinal Chemistry Letters 21(1) 440-443 2011年1月 [査読有り]
グラチシン(GR)に関する本研究では、Alaスキャンを行うとともに5,5'位をSer、LysおよびArg残基に置換したアナログを新たに化学合成し、それらの生理活性を測定した。このうち、Ala置換アナログはいずれもヒト溶血活性および抗菌活性ともに低下した。一方5,5'位にLys残基およびArg残基を導入したアナログは、緑膿菌や大腸菌に対してGRよりも2~8倍の活性を示し、ヒト赤血球の溶血活性はGRの1/6程度まで低下した。5,5'位アミノ酸側鎖の重要性が示唆され...
MISC
多田 尚人   木村 雅浩   泉 由紀子   巽 圭太   日高 洋   網野 信行   
臨床病理 49 44-44 2001年7月
書籍等出版物
水品善之, 菊崎泰枝, 小西洋太郎, 石坂朱里, 加藤陽二, 栢野新市, 岸田邦博, 木村雅浩, 栗山磯子, 新田陽子, 松村羊子(担当:共著, 範囲:第2章 5(ビタミン)、6(ミネラル))
羊土社 2015年11月 (ISBN:9784758108799)
編者, 木元幸一, 鈴木和春, 分担執筆, 阿佐美章治, 阿部尚樹, 池田尚子, 海野知紀, 小野瀬淳一, 梶原苗美, 木村雅浩, 小玉智章, 竹原良記, 中島久男, 林あつみ, 堀田久子, 前田宣昭, 山本孝史(担当:共著)
株式会社 建帛社 2009年4月
基礎栄養学は栄養士や管理栄養士としての専門性を高めるために必要とされる科目である。その中で特に求められている「栄養とは何か」と「栄養学の意義の理解」を深めることができるように構成された実験書である。
全135ページ
担当部分:「第5章 5大栄養素の関する実験,1.糖の定性,2.糖質の定性反応の原理,でん粉のヨウ素反応」(単著)
糖質は、「2個以上のヒドロキシ基(水酸基)を持つポリヒドロキシアルカンで、カルボニル基もしくはアルデヒド基を持つもの、およびその誘導体」として定義される。さらに、糖...
講演・口頭発表等
MakotoTamaki   YukieImazeki   FumitoHirose   KazumasaTkanasi   TakujiHarada   GakuYamamoto   AyakaWatanabe   AkemiSaito   MitsunoShindo   MasahiroKimura   YoshikiUchida   
5th International Peptide Symposium(第47回ペプチド討論会) 2010年12月
抗菌ペプチドのグラミシジンSアナログの抗菌活性と溶血活性について発表
YukieImazeki   AkikoTakashima   KentaFujinuma   MitsunoShindo   MasahiroKimura   YoshikiUchida,MakotoTamaki   
5th International Peptide Symposium(第47回ペプチド討論会) 2010年12月
抗菌ペプチドのグラミシジンSアナログの抗菌活性と溶血活性について発表
佐々木一郎   廣瀬文人   田邉智史   神藤光野   木村雅浩   打田良樹   田巻誠   
日本化学会第90回春季年会 2010年3月
抗菌ペプチドのグラミシジンSアナログの抗菌活性と溶血活性について発表
田巻誠   谷口真樹   今関雪絵   佐々木一郎   神藤光野   木村雅浩   打田良樹   
日本化学会第90回春季年会 2010年3月
抗菌ペプチドの抗菌活性と溶血活性について発表
田巻誠   佐々木一郎   谷口真樹   神藤光野   木村雅浩   打田良樹   
第46回ペプチド討論会 2009年11月
抗菌ペプチドのグラミシジンSアナログの抗菌活性と溶血活性について発表
担当経験のある科目(授業)
2004年4月
-
現在
生化学実験 (大阪樟蔭女子大学)
2002年4月
-
現在
基礎栄養学実験 (大阪樟蔭女子大学)
2002年4月
-
現在
生化学B (大阪樟蔭女子大学)
2002年4月
-
現在
生化学A (大阪樟蔭女子大学)
2002年4月
-
現在
基礎栄養学 (大阪樟蔭女子大学)
教育方法の実践例
件名
補習授業の実施
年月日(From)
2004/04/01
年月日(To)
2006/03/31
概要
大阪樟蔭女子大学、講義科目「基礎栄養学」(食物栄養学科、1回生対象、2単位)、「生化学A」(食物栄養学科、1回生対象、2単位)において実践した。
希望者を対象に補習講義を行った。一度行った講義を別角度から、学生が質問しやすい環境下で補習講義を行うことで、理解が不十分であった項目や講義を受けて感じた疑問点の解消を目的に実施した。
学生からは、今後も補習講義を続けてほしいとの声が多く聞かれ、より理解を深める効果、学習意欲を高める効果が示唆された。
件名
予習・復習テストの活用
年月日(From)
2003/04/01
概要
大阪樟蔭女子大学、講義科目「基礎栄養学」(健康栄養学科、1回生対象、2単位)、「生化学」(健康栄養学科(食物栄養専攻)、1回生対象、2単位)、「生化学A」(健康栄養学科(管理栄養士専攻)、1回生対象、2単位)、「生化学B」(健康栄養学科(管理栄養士専攻)、2回生対象、2単位)において実践した。
毎時限、次回の講義のレジュメを配布し、予習のポイントを解説した。また、予習復習テストを毎時限実施し、さらに、予習復習テストの間違いなおしを課題レポートとして提出させた。
その結果、学生の授業評価項目の「授業時間外に予習・復習を行っている」のポイントが、「基礎栄養学」では実施前の2.3ポイントから3.9ポイントまで上昇した。学生の多くの声として、「予習復習の良い機会になる」との評価を得た。また、講義の理解度に関しても0.8ポイント上昇した。
件名
入学前フォロー教育
年月日(From)
2004/04/01
年月日(To)
2011/03/31
概要
大阪樟蔭女子大学、食物栄養学科、入学予定者において実践した。
指定校入試、AO入試、内部進学者など比較的早い段階に入学が決定した生徒に実施している。
実施目的は、大学入学後に必要となる「化学・生物」の基礎固めである。「化学・生物」の課題、食物に関して最近の話題についてまとめる課題を入学前に行うことで、入学後の高校レベルから大学レベルへの移行をスムーズなものとし、レポート作成になれるのに有効であると考えられる。入学後のレポート作成の際にフォロー教育が役立ったとの声も聞かれたことから、目的を達成できたものと推測される。
作成した教科書
件名
管理栄養士国家試験対策テキスト
年月日(From)
2009/04/01
概要
生化学、基礎栄養学についてまとめの冊子および国家試験問題の解説を冊子体にして配布している。卒業生からは教科書を捨ててもこれらの冊子は手元に残しているとのこと。
件名
栄養科学イラストレイテッド 食品学Ⅰ
年月日(From)
2015/11/02
概要
管理栄養士向けの教科書であり、イラストを豊富に取り上げることで学生の理解度を高める空がなされた教科書である。
全205ページ
担当部分:「第2章 食品の一次機能(食品成分の科学),5 ビタミン,6 ミネラル」(単著)
食品学の教科書であるが基礎栄養学および食事摂取基準の観点から執筆した。
件名
Nブックス 実験シリーズ 基礎栄養学実験
年月日(From)
2009/04/01
概要
基礎栄養学は栄養士や管理栄養士としての専門性を高めるために必要とされる科目である。その中で特に求められている「栄養とは何か」と「栄養学の意義の理解」を深めることができるように構成された実験書である。
全135ページ
担当部分:「第5章 5大栄養素の関する実験,1.糖の定性,2.糖質の定性反応の原理,でん粉のヨウ素反応」(単著)
糖質は、「2個以上のヒドロキシ基(水酸基)を持つポリヒドロキシアルカンで、カルボニル基もしくはアルデヒド基を持つもの、およびその誘導体」として定義される。さらに、糖質は単糖類、少糖類、多糖類に分類され、個々の糖質は構造上、化学的性質、生体内での代謝に違いがある。これら、糖質についての理解を深めるための学生実験の方法と指導について執筆した。
資格・免許
件名
臨床検査技師免許
年月日
1998/07/01
概要
臨床検査技師免許 取得(登録番号:第134840号)
件名
管理栄養士免許
年月日
2001/02/01
概要
管理栄養士免許 取得(登録番号:第91949号)