研究キーワード
ファンタジー
,SF
,語り
,再話
,Oral tradition
,Fairy tale
,昔話
,英語圏児童文学
,児童文化
,児童文学
,口承文芸
,伝承文学
研究分野
人文・社会 / 文化人類学、民俗学 /
人文・社会 / ヨーロッパ文学 /
人文・社会 / 英文学、英語圏文学 /
人文・社会 / 子ども学、保育学 /
経歴
2020年4月
-
現在
帝塚山学院大学 リベラルアーツ学部 リベラルアーツ学科 非常勤講師(「絵本論」)
2018年4月
-
現在
大阪樟蔭女子大学 児童教育学部 児童教育学科 講師
2009年4月
-
2018年3月
大阪樟蔭女子大学 児童学部 児童学科 講師
2009年4月
-
2010年3月
山口県立大学 社会福祉学部・国際文化学部 非常勤講師(「児童文化論」)
学歴
1999年4月
-
2002年3月
白百合女子大学大学院 文学研究科 博士課程 児童文学専攻
1994年4月
-
1997年3月
白百合女子大学大学院 文学研究科 修士課程 児童文学専攻
1990年4月
-
1994年3月
山口県立山口女子大学 文学部 児童文化学科
委員歴
2017年4月
-
現在
英語圏児童文学会(旧:日本イギリス児童文学会) 理事
2021年9月
-
2023年3月
英語圏児童文学会 第52回研究大会実行委員会 実行委員長
2020年4月
-
2023年3月
英語圏児童文学会(旧:日本イギリス児童文学会) 西日本支部長
2017年4月
-
2020年3月
日本イギリス児童文学会 西日本支部運営委員
論文
神村 朋佳   
『子ども研究』 7 35-39 2016年8月
保育、幼児教育における「言葉」や「表現」にかかわる科目や図書館等講座での教育実践から、特に乳幼児の言語獲得に関わりが深い「擬音語」を題材とした取り組みについて報告する。<br />
「擬音語」に着目することで、言語獲得の過程を追体験する、音声言語を意識化する、音とイメージと意味の関連を考えることを積み重ねながら、「言葉」と「表現」を豊かにすることを目指す試みである。<br />
本稿では、その方法や課題について考察を深めるとともに、保育、幼児教育における領域間の連携の可能性を探る一助と...
神村 朋佳   
『子ども研究』 5 21-30 2014年8月
昔話を語る(ストーリーテリング)に際して、語るに適したテキストとはどのようなものか、テキストをどのように吟味し整えてゆくのか、そのためにはどのような知識や技術が必要かを、具体的なテキストの比較、検討によって明らかにし、語るための再話を考える際の一助としたい。<br />
本稿では、「オオカミと七匹の子ヤギ」について複数の翻訳テキストを比較し、翻訳における諸問題を検討する。
神村 朋佳   
『子ども研究』 3 20-27 2012年8月
Donna Jo NapoliのYA作品<I>Hush: Irish Princess' Tale</I>の第4~7章を抄訳した。 <I>Hush: An Irish Princess' Tale</I>, by Donna Jo Napoli (2007, Atheneum)
神村 朋佳   
『子ども研究』 3 16-19 2012年8月
Donna Jo NapoliのYA作品<I>Hush: Irish Prncess' Tale</I>の第4~7章の抄訳にあたり、その読解ノートとして、ナポリの人と作品について概説し、<I>Hush</I>と北欧サガやケルト神話との関係、作品に現れるジェンダー表象、石やコウノトリなどの象徴的表現についての考察を付した。
神村 朋佳   
『研究誌:子どもの文化』 31(6) 50-58 1999年5月 [査読有り]
教育学者藤本浩之輔の主要な論文を丹念に読み解き、「子ども文化」という語の微妙な差異を手がかりに、藤本が実践的研究を通して唱え続けた「子ども文化」概念が一体どのようなものであったのかを確認する。<br />
晩年、より包括的な「子どものコスモロジー」理論へと至った経緯から、「子ども文化」の可能性、「子ども文化」と「児童文化」との交差など、児童文化理論の変化、展開を確認し、これからの児童文化学の展開の足がかりとする。
MISC
神村 朋佳   
連載エッセイ “We shall overcome” (31) 2021年11月
メグ・ローソフ作のYA小説を映画化した『わたしは生きていける(How I Live Now)には、英国伝統バラッド「Tam Lin」が引用された。原作にみられる複雑な筋、背景、豊穣な細部が、冒頭におかれた「Tam Lin」によっていかに単純化され強調されたか、その効果と意味を検討した。
神村朋佳   
オンライン授業の地平―2020年度の実践報告― 38-38 2021年4月 [査読有り]
神村朋佳   
研究紀要 11 189-189 2021年1月
神村 朋佳   
英語圏児童文学会会報 2020年(秋季) 18-19 2020年11月
神村朋佳   
遠隔でつくる人文社会学知:2020年度前期の授業実践報告 65-65 2020年10月 [査読有り]
2020年前期に全国各地の大学で行われた人文社会学系のオンライン授業の実践報告148事例を収録。
筆者は「絵本論」における実践を報告した。
書籍等出版物
奈良アイルランド語研究会編(担当:共著, 範囲:第一部 五 昔話を語り聴くこと ―アイルランドの口承の世界にふれて―)
アイルランドフューシャ奈良書店 2018年3月 (ISBN:9784990679644)
「昔話を語り聴くこと」と題して、昔話の口承すなわち語り聴くという体験の現象面、身体面に焦点をあてて論じた。アイルランドには口承文化の伝統が現在にいたるも存続している。その口承文化における昔話や音楽を分析して、口承ならではの形式を具体的に示し、それがいかようにして生まれてきたか、どのような意義があるかを提起した。
本書は、科学研究助成を受けて「アイルランドと日本における伝承文学教育の文化創造可能性についての比較研究」(代表者: 高橋美帆)として行われた一連の調査、研究、その他活動の成果報告...
加藤理, 川勝泰介, 浅岡靖央(担当:共著, 範囲:情報局「児童文化の新出発☆日本児童文化協会成立について☆」、佐伯郁郎「日本少国民文化協会の設立まで」、上田俊次「日本少国民文化協会の設立について」、小野俊一「日本少国民文化協会の使命」)
港の人 2012年6月 (ISBN:9784896292473)
本叢書は、大正時代の児童文化の誕生から、昭和戦前、戦中、戦後、そして現代へと、各時代の児童文化を特徴づける重要文献を掘り起こし、児童文化研究者による解題を付して、各時代の児童文化を浮き彫りにし、その歴史と変遷を明らかする。児童文化とは何か
を考える上で必読文献である。
第2巻「児童文化と学校外教育の戦中戦後」は、児童文化が大きく変質することを余儀なくされた昭和初期から太平洋戦争中、そして戦後の民主主義的な社会の到来の中での「児童文化」に関する重要文献を35編収録し、昭和の戦中戦後の激しく...
藤本恵編著, 神村朋佳, か(担当:共著)
明治書院 2009年3月
平成21年3月10日。作家・作品解説を分担執筆。3作家・作品を担当。
講演・口頭発表等
伊達桃子   神村朋佳   竹村理世   藤原典子   
英語圏児童文学会西日本支部春の研究会 2024年3月9日 英語圏児童文学会西日本支部
英語圏児童文学研究会(Circle of Children's Literature in English, CCLE)は、1998年に関西で発足した児童文学愛好者による研究会。現代作家の代表作や新作を中心に、英語圏の児童文学を輪読する活動を行っている。現在まで110冊以上の本を読了し、初期の活動は『英語圏の新しい児童文学―クローディアからハリー・ポッターまで―』(彩流社、2003年)にまとめられているが、2010年以降の活動について、今後随時テーマを決めて発表を行っていく。
今回は、『...
神村 朋佳   
2022 夏 平和のつどい(京都府宮津市) 2022年8月14日 平和のつどい実行委員会
神村朋佳   畑山智明   
大阪樟蔭女子大学公開講座 2019年12月21日 大阪樟蔭女子大学
古くから語り継がれてきた昔話には特有の形があり、おぼえやすく語りやすく、耳に残る面白さをそなえています。
楽譜に書かれることなく伝承されてきた音楽にも昔話と同じ形を見出すことができます。
アイルランドの伝統音楽を例に、昔話と音楽に共通する形、それがもたらす興趣や美にふれながら、口伝えの文化の意義を考えます。
アイルランド音楽のミニコンサートもお楽しみください。
神村朋佳   
日本児童文学学会第58回研究大会 2019年11月24日 日本児童文学学会
神村 朋佳   
ストーリーテリング<昔話を語る>特別講座 2018年9月19日 香芝お話ローソクの会主催、香芝市民図書館・奈良アイルランド語研究会協力
所属学協会
2020年4月
-
現在
英語圏児童文学会(旧:日本イギリス児童文学会)
Works(作品等)
射和 美紀子 神村 朋佳 2012年 その他
ネイティブ・アメリカン(アメリカ先住民)のモドック族に伝わるお話を子どもに語れるように再話。
2009年3月 その他
平成20年に大阪市より受託した「就学前児童健全育成プログラム策定に向けたフィールドワーク(絵本)」におけるフィールドワークでの実践内容や調査結果など理論面を中心にまとめたもの。
執筆したのは、各フィールドワークの実践報告、および、「『生きる力の基礎をはぐくむ』具体的プログラム」の絵本部門、主に、「イメージを広げる絵本の読み聞かせ」部分にあたる。ただし、指導講師3名の原稿を大阪市の担当部署で編集しており、執筆部分抽出が難しい箇所もある。
2009年3月 その他
平成20年に大阪市より受託した「就学前児童健全育成プログラム策定に向けたフィールドワーク(絵本)」におけるフィールドワークでの実践内容、調査をふまえて、実際に活用できる遊びや絵本の例、様々な展開のアイデア、また、保育者などが実践する際に留意すべき点などをまとめたもの。
執筆したのは、各フィールドワークの実践報告、および、「『生きる力の基礎をはぐくむ』具体的プログラム」の絵本部門、主に、「イメージを広げる絵本の読み聞かせ」部分にあたる。ただし、指導講師3名の原稿を大阪市の担当部署で編集して...
社会貢献活動
【助言・指導,情報提供,運営参加・支援】奈良県こども・女性局 (奈良県) 2015年4月 - 現在
【講師,情報提供,運営参加・支援,実演,その他】平和のつどい実行委員会(京都府宮津市) 2022 夏 平和のつどい (宮津ミップル浜町ギャラリー) 2022年8月11日 - 2022年8月15日
京都府北部・宮津与謝地区から戦争について考える「2022 夏 平和のつどい」が11~15日、宮津市浜町の浜町ギャラリーで開かれる。テーマは「学校と戦争」。
実行委メンバーが発掘した旧制宮津中(現在の府立宮津天橋高)の学徒勤労動員日誌を展示する。労働内容などが克明に書かれた貴重な資料で、当時の10代の生徒の暮らし、考えも浮き彫りにしている。
つどいは20年前から開かれ、宮津与謝「九条の会」などでつくる実行委員会が主催。
14日は午前11時と午後1時半、神村朋佳・大阪樟蔭女子大講師による...
【司会,助言・指導,情報提供】門真市立図書館 2014年9月
【講師,助言・指導,情報提供,企画,実演,調査担当,報告書執筆】大阪市子ども青少年局 2008年4月 - 2009年3月
大学コンソーシアム大阪を通じて大阪市より受託。就学前児童の健全育成についての問題点や課題、それらへの対策について、各分野の専門家によるフィールドワークにより調査研究を行い、実践に資する育成プログラムを策定する。
教育方法の実践例
件名
「子どもと芸術表現」等授業実践における実践的な学びの構築と教材開発
年月日(From)
2012/04/00
概要
子ども芸術表現コースの「子どもと芸術表現」の科目等において、音楽、身体、言葉などの総合的な表現に関して、毎年の授業実践を重ねながら、実践的なカリキュラム、教材などを開発。 「みかんの木文庫」、「朗読劇グループ 遊夢」、「人形劇のねこじゃらし」などを招聘して、様々なワークショップを実施、子育てカレッジにおける教育成果の発表の過程での生きた学びの実践を目指す。
作成した教科書
件名
「言葉の表現」教材作成
年月日(From)
2011/00/00
年月日(To)
2018/00/00
概要
新設科目である「言葉の表現」において、学生にとって身近な実例を用いて、言葉の働きや表現を理解し、実体験、実感できるよう、一枚で完結するワークシートを作成。毎時、学生が楽しみながら授業に参加できるように工夫。
件名
総合的な表現に関する教材研究と教材の作成
年月日(From)
2015/04/00
概要
音楽、身体表現の教員と協力して、総合的な「表現」の教材開発を行う。(2018年、テキストを出版社より発刊予定)
実務経験を有する者についての特記事項(教育上の能力)
件名
日本語テューター
年月日(From)
2000/04/00
年月日(To)
2002/03/00
概要
大学院在籍中の留学生(イタリア・台湾・タイ人など)対象日本語での研究活動支援(論文添削指導など)。
件名
三田市立中央図書館赤ちゃんのための読み聞かせ講座 講師
年月日(From)
2004/12/03
年月日(To)
2004/12/17
概要
2回連続講座.読み聞かせボランティアへの意欲のある方対象(受講者約50名)赤ちゃんの体と心、言葉の育ちに注目しながら、赤ちゃんにふさわしい絵本とは、絵本の選び方読み方を学ぶ。
件名
福知山市ブックスタートボランティア研修会 講師
年月日(From)
2004/12/12
概要
ブックスタートボランティア対象(受講者約20名)ブックスタートエイジの赤ちゃんにふさわしい絵本とは。「ものの絵本」から「音の絵本」へ。
件名
三田市立中央図書館絵本の読み聞かせ講座 講師
年月日(From)
2005/03/04
年月日(To)
2005/03/18
概要
2回連続講座.読み聞かせボランティアへの意欲のある方対象(受講者約50名)絵本というメディアの特質、構造を知り、絵本の魅力を再発見して、絵本を見る目を鍛えるとともに、読み聞かせのスキルの向上を図る。
件名
福知山市ブックスタートボランティア研修会 講師
年月日(From)
2005/06/12
概要
ブックスタートボランティア対象(受講者約20〜30名)赤ちゃんの体と心、言葉とコミュニケーションの育ちに注目し、親子のコミュニケーションの中に絵本をとり入れることの意味を考える。特に、赤ちゃんの言葉の育ちに「赤ちゃん語」が果たす役割、「赤ちゃん語」と擬音語・擬態語の関係について。
その他(教育上の能力)
件名
大阪樟蔭女子大学公開講座「探検!発見!子どもの心をうごかす絵本」児童学部小阪移転記念・子ども知育講座
年月日(From)
2015/08/28
概要
近年の子どもと本をとりまく環境の変化、現代ならではの新たな問題など、現代的な背景から生まれてきた最近の絵本にふれ、絵本出版の動向をまじえて解説するとともに、最近10年ほどの間に小学校や図書館で子どもたちに紹介したり読んだりした絵本を約100冊展示し、絵本と出会い、知り、選ぶことの実際について、絵本に関するエピソードや具体的な事例も交えながら解説した。
資格・免許
件名
日本語教育副専攻修了
年月日
2002/03/00
概要
外国人への日本語教育
実務経験を有する者についての特記事項(職務上の実績)
件名
学校図書館司書としての実務経験
年月日(From)
1997/00/00
年月日(To)
1998/00/00
概要
日本児童教育専門学校
件名
丹波昔ばなし大学基礎コース(小澤昔ばなし研究所)
年月日(From)
2004/00/00
年月日(To)
2006/00/00
概要
口承文芸学者小澤俊夫氏(小澤昔ばなし研究所)による昔話の再話に関するセミナー。口伝えされてきた昔話に独自の語りの様式、そのなかで何がどのように語られているかを学び、昔話への理解を深め、子どもに語る、子どものために再話するための基礎知識を身につける。
件名
学校図書館司書としての実務経験
年月日(From)
2004/00/00
年月日(To)
2005/00/00
概要
淑徳高校、京都府立福知山高校
件名
「みんなの本箱」主宰
年月日(From)
2004/03/00
年月日(To)
2006/03/00
概要
福知山駅前ファミリー内に文庫を設置。月3回のおはなし会(未就学児対象)やイベントを実施。 平成17年7月より、NPO法人福知山BGM福祉サービスの協力を得て、赤ちゃんと親のふれあい遊びなどのプログラムを月1回実施。
件名
NPO法人福知山BGM福祉サービス
年月日(From)
2004/04/00
年月日(To)
2006/03/00
概要
子育て応援事業スタッフとして託児事業等に携わる。平成17年7月より赤ちゃんと親の居場所づくり事業を企画運営。支援費制度障害児デイサービスの立ち上げにも関わる。