現在このブロックに設定情報がありません
トップページ > 学芸学部 
 

学芸学部

研究者リスト >> 小森 道彦
 

小森 道彦

 
アバター
研究者氏名小森 道彦
 
コモリ ミチヒコ
URL
所属大阪樟蔭女子大学
部署学芸学部 国際英語学科
職名教授
学位文学修士(大阪市立大学 大学院 文学研究科)
J-Global ID200901044849726329

研究キーワード

 
英語学

研究分野

 
  • 人文・社会 / 英語学 / 

経歴

 
2010年4月
 - 
現在
大阪樟蔭女子大学 学芸学部 国際英語学科 教授   
 
1993年10月
 - 
現在
奈良女子大学 非常勤講師   
 
2018年7月
 - 
2021年6月
放送大学 奈良学習センター 非常勤講師(面接授業担当)   
 
2013年4月
 - 
2015年3月
近畿大学 文芸学部 非常勤講師   
 
2008年4月
 - 
2010年3月
大阪樟蔭女子大学 学芸学部 英米文学科 教授   
 

学歴

 
1988年4月
 - 
1991年3月
大阪市立大学 大学院 文学研究科 後期博士課程(英米文学専攻)
 
1986年4月
 - 
1988年3月
大阪市立大学 大学院 文学研究科 前期博士課程(英米文学専攻)
 
 
 - 
1986年3月
大阪市立大学 文学部 西洋文学科 英米語・英米文学専攻
 

論文

 
 
小森道彦   
英語語法文法研究   (第4号) 53-66   1997年11月   [査読有り]
Clark (1974) は。nomal / non-normal という対立で、come / go の比喩的転用の全てを捉えようとする。しかし、現実の人やものの運動のどの部分にfocusがおかれてメタファーとして拡張されるのか、つまり(起点を含んだ)運動の過程として捉えられているのか、また結果に視点がおかれているのかということが、データに基づいて判断する限り、この二項対立にしばしば優先する。つまり nomal / non-normal という対立で状態の変化を表すcome / goをすべ...
 
小森道彦   
大阪樟蔭女子大学英文学会誌   (第32号) 27-40   1996年3月   
パラドックスは基本的に「A is ~A」という構造を持つ。しかし、その表現が私たちの理解を拒まないのは、解釈に現実世界の多元性が反映されていると思われる。その解釈には、①自己言及的で「'A' is ~A」とメタ次元を設定するもの、②「~A」のほうに重心をおき真理を提示するもの、③意味の対立を対立のままにしておくもの、④「A」と「~A」の間に因果関係が含まれているものなどいくつかのパタンがある。
 
小森 道彦   
大阪樟蔭女子大学英文学会誌   (第30号) 77-93   1994年3月   
味覚の表現は大きく四つのタイプに分けられる。すなわち①味覚そのもの、②材料名を用いるもの、③嗅覚・触覚の隣接した感覚の表現を転用するもの、そして④共通メタファーである。④の共通メタファーは、特定の感覚だけでなく、複数の感覚について比較的自由に使われることのできるものである。<br />
また共感覚表現が新しい表現を生む場合、表現の対象となった事物の属性の一部を転移させるというメトニミー的方法がとられる。そして、それがさらに拡張される場合には、対象となる事物を超え、それが存在する、またかつて...
 
小森 道彦   
大阪樟蔭女子大学英文学会誌   29(第29号) 49-65   1993年3月   
人間の五感にかかわる表現の研究は、Lehrer のワインの表現に関する語彙論的研究か、Williams や山梨のように、共感覚-原感覚の組み合せがもつ一定の方向性に焦点をあてて行われてきた。特に後者の場合、共感覚表現はメタファーのひとつとしてみなされるのが常であった。しかしながら、この「共感覚表現」を成り立たせるのは一枚岩的なメタファーのみではない。本論文では、聴覚に関するデータに基づいてこれまであまり指摘されてこなかった共感覚表現の換喩的側面に光をあてた。
 
小森道彦   
Queries   (第27号) 79-89   1990年3月   
【学術論文】1、2で述べた you は、表現は2人称でありながら、指示対象は1人称であるという「人称転換」(person shift) を起こしているといえるが、人称転換が起こる可能性としては、この組み合わせ以外にもいろいろなパタンが予想される。ここでは6種類の個々のパタンについて詳細に分析し、人称間の shift が英語ではすべて起こり得ること、表現—指示対象の関係が、人称代名詞の世界においてさえ、一般に考えられているほど固定的・不変的なものではないことを明らかにした。また、you を用...

MISC

 
 
小森 道彦   Jennifer Smith   
大阪樟蔭女子大学研究紀要   14 101-108   2024年1月   
 
小森 道彦   Jennifer Smith   
大阪樟蔭女子大学研究紀要   第13巻 117-123   2023年1月   
 
小森 道彦   Jennifer Smith   
大阪樟蔭女子大学研究紀要   第13巻 109-116   2023年1月   
 
小森道彦   Smith, Jennifer   
英語と文化(大阪樟蔭女子大学 樟蔭英語学会誌)   (第10号) 23-40   2020年3月   
「A Window with Cyclamen (1) ―田辺聖子「篝火草の窓」」の続き
 
小森道彦   Smith, Jennifer   
大阪樟蔭女子大学研究紀要   第10巻 99-102   2020年1月   
主人公の戸沢瑠璃は 64 歳。独身で、生命保険会社を定年後大阪ミナミのブティックで働いている。彼女の家の出窓に置かれた鉢植えの花を通して、塚田と出会う。塚田は通勤途中、電車の窓から見える鉢植えに心楽しませ、 お礼にシクラメンを携えて現れる。瑠璃は「男は使い捨てや」と心の中で思いつつも、同世代の塚田との出会いと会話を楽しみ、次第にその人柄や人生観に惹かれていく。

書籍等出版物

 
 
瀬戸賢一編, 味ことば研究ラボラトリー, 宮畑一範, 辻本智子, 稲永知世, 山口治彦, 小田希望, 山添秀剛, 武藤彩加, 小森道彦, 安井泉(担当:分担執筆, 範囲:コラム4編)
2022年2月   (ISBN:9784797680959)
 
小森 道彦, 土屋 知洋, 瀬戸 賢一(担当:共著)
海鳴社   2014年3月   (ISBN:9784875253051)   
 
瀬戸賢一編, 投野由紀夫編(担当:分担執筆)
小学館   2012年2月   (ISBN:9784095102054)
 
編集委員, 瀬戸賢一, 武田勝昭, 山口治彦, 小森道彦, 宮畑一範, 辻本智子(担当:共著)
小学館   2007年3月      
本書は英語の最重要多義語約1,500語を選定し,これまでの辞書の多義語記述を徹底的に見直した上で、メタファー(隠喩)やメトニミー(換喩)など認知言語学の研究成果にもとづいて、英語の多義語について包括的に記述したものである。一般の英語辞書は,多義語の記述において各意義の関連については触れることはほとんどない。特に、頻度順の意義配列を謳い文句にする傾向は、必要な意味を最短時間でたどり着きたいという近年の心的傾向や、電子辞書の普及などによって、ますます加速するように思える。その結果、ある単語の意...
 
分担執筆, 吉村耕治, 岡田典之, 島村宣男, 笹川 浩, 加賀岳彦, 泉 忠司, 渡千鶴子, 岡野圭臺, 宮脇俊文, 上垣公明, 小牧千里, 小森道彦, 谷口一実, 芝 典子, 信田麻紀, 中村則之(担当:共著, 範囲:音楽批評と共感覚表現)
三修社   2004年2月      
音楽批評が困難な理由のひとつは、「暖かい響き」や「透明感のある音」という批評の言葉が使い古された「死んだメタファー(dead metaphor)」であり、記事の読者には何も有意味な情報を与えない危険がある。
小論では、音楽や一般の音を表す表現について、それぞれの感覚の表現が共感覚表現としてどのような人間の認識をことばの上で形作るのかを検討した。例えば、「透明感のある音」という表現は可能であるが、視覚のすべての語彙が聴覚を表すのに使われるとはいえない。また、視覚表現のひとつである空間表現が、...

講演・口頭発表等

 
 
小森 道彦   
短編小説研究会   2023年6月24日   
 
小森道彦   Smith, Jennifer   
第12回 田辺聖子文学館特別企画展「「ハイミス」へのまなざし」   2018年11月   田辺聖子文学館   [招待有り]
 
小森道彦   Smith, Jennifer   
田辺聖子文学館開館10周年記念講演会   2017年11月   田辺聖子文学館   [招待有り]
 
小森道彦   
短編小説研究会   2017年9月   短編小説研究会   
 
小森道彦   
短編小説研究会   2014年6月   短編小説研究会