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大村 敬一

 
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研究者氏名大村 敬一
 
オオムラ ケイイチ
所属放送大学
部署教養学部
職名教授
学位博士(文学)(早稲田大学)
科研費研究者番号40261250
J-Global ID201801016121206511

研究キーワード

 
イヌイトの知識 ,宇宙人類学 ,カナダ・イヌイト ,極北人類学 ,人類学

研究分野

 
  • 人文・社会 / 文化人類学、民俗学 / 文化人類学

MISC

 
 
大村 敬一   
日本文化人類学会研究大会発表要旨集   2017(0) 2017年   
多様な人類の存在論を等しく「真面目に」取り上げようとする人類学にアンソロポシーンという概念が突きつける問いについて考えるための糸口をみつけるために、カナダ極北圏の先住民であるイヌイトの現状を分析してその未来を考える。そして、多様な「人間と非人間のハイブリッドな世界」が無数にひしめき合う「一つでありつつも多重である地球」という視点を提示すると同時に、その視点を実現するための方法論について考える。

書籍等出版物

 
 
大村 敬一(担当:共著, 範囲:The Ontology of the Other: The Evolutionary Basis of Human Sociality and Ethics in the Formation and Continuation of Inuit Society)
Kyoto University Press & Trans Pacific Press      2018年      
 
大村 敬一(担当:共編者(共編著 者), 範囲:Preface and Acknowledgement, Introduction, Maps in Action: Quotidian Politics through Boundary Translational Matrix for World Multiple in Contemporary Inuit Everyday Life)
Routledge      2018年      
 
大村 敬一(担当:共著, 範囲:社会性の条件としてのトラウマ:イヌイトの子どもへのからかいを通した他者からの呼びかけ)
京都大学学術出版会      2018年      
 
ブルーノ・ラトゥール, ダナ・ハラウェイ, ティモシー・モートン, 中村桂子, 北野圭介, 篠原雅武, 大村敬一, 奥野克巳, 水口憲哉(担当:共著, 範囲:宇宙をかき乱す世界の肥やし:カナダ・イヌイトの先住民運動から考えるアンソロポシーン状況での人類の未来)
青土社      2017年11月   (ISBN:4791713567)   
 
大村 敬一(担当:共著, 範囲:人類でなくなる朝にむかって:能動的な受動性が拓くおぞましくも美しい地平)
青土社      2017年7月      

講演・口頭発表等

 
 
宇宙人類学の挑戦
大村 敬一   木村 大治   磯部 洋明   佐藤 知久   
日本文化人類学会研究大会発表要旨集   2013年   
人類の宇宙への飛躍が目前に迫っているかもしれない今日の状況下、人類学に何が求められ、人類学に何ができるのだろうか。本分科会の目的は、宇宙空間への人類の進出が同時代的な課題となりつつある今日の世界にあって、「地球」という限定された空間を超えて、「宇宙」 という新たなフロンティアから人類を見つめ直す宇宙人類学の可能性を示し、問題提起を行うことにある。
 
宇宙空間と「拡張した心」
大村 敬一   
日本文化人類学会研究大会発表要旨集   2013年   
本発表では、これまでに認知人類学で「拡張した心」や「状況認知」、「分散認知」として提案されてきたいくつかのモデルを宇宙空間にまで拡張する試みを展開する。そうして拡張されたモデルによって、どのような問題系が生まれるのかを検討しながら、宇宙空間というフロンティアが人類学に拓く可能性を示すとともに、人類学が宇宙開発の最前線に貢献する可能性を示す。
 
交合する身体:心的表象なき記憶とことばのメカニズム
大村 敬一   
日本文化人類学会研究大会発表要旨集   2012年   
本発表では、心的表象なしで記憶とことばをどこまで考えることができるか、カナダ極北圏の先住民、カナダ・イヌイトへの発表者のインタビューを素材に検証する。そして、ギブソンのアフォーダンスの議論とメルロ=ポンティの身体図式の議論を組み合わせながら、記憶は身体図式として身体に埋め込まれているという仮説を提示し、その身体図式を重ね合わせようとする営みとして「ことば」を再定式化する試みを展開する。
 
<知識>に抗する<仕事>:グローバリゼーションを超える想像力
大村 敬一   
日本文化人類学会研究大会発表要旨集   2009年   
カナダ極北圏の野生生物管理の現場でテクノサイエンスに抗するイヌイトの闘争を検討し、グローバリゼーションの基底的な問題の一つ、生きた「社会的労働」(マルクス)あるいは「仕事」(今村仁司)の「知識」への蒸留と区分化の問題を考える。そして、「知識」に蒸留、区分することなく、生きた「協働」を繋いでゆく想像力の方法の錬磨こそ、グローバリゼーションを超えて連帯するために人類学に求められていることを示す。
 
先住民は何になろうとしているのか?:カナダ・ヌナヴト準州のIQ問題にみる先住民の未来
大村 敬一   
日本文化人類学会研究大会発表要旨集   2008年   
この発表では、カナダ極北圏の先住民であるイヌイトが1999年のヌナヴト準州の発足以来直面している「IQ(イヌイトの知識)問題」に焦点をあてながら、イヌイトのポスト先住民運動について検討し、イヌイトが「イヌイト」という名のもとに何を目指そうとしているのかを考える。「IQ問題」とは、1970年代以来の先住民運動の結果、事実上の民族自治がかちとられたヌナヴト準州の実際の運営に、「イヌイトのやり方」を活かすための方策をめぐる問題のことである。

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