研究者業績

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葉田 善章

 
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研究者氏名葉田 善章
 
ハダ ヨシアキ
所属放送大学
部署情報コース
職名准教授
学位博士(工学)(徳島大学)
J-Global ID200901096129997678

プロフィール

放送大学は,皆さまご存じのとおり,放送(テレビやラジオ),オンライン(インターネット)で大学教育を行う大学です。
私は,放送教材の制作はもちろん,オンライン授業の立ち上げにシステムと教材制作の両面から携わった経験があります。NIME時代はK-tai Campusというガラケーを対象とした情報配信システムの設計・開発・運用を行い,日本の高等教育機関に提供した経験もあります。サポートもなく,ひとりで対応せざるを得なく,研究時間の確保に苦労してきました。
専門は,情報工学と教育工学という2つの柱を持ちます。近年では実世界のさまざまなモノをネットワークにつなげるIoT (Internet of Things),情報を蓄積しつつ情報処理を担う仮想世界を構成するクラウドコンピューティングを意識し,さまざまなモノから得られるデータ分析による改善に興味があります。所属する放送大学は放送やオンラインを用いて遠隔で授業を提供する日本の代表的な生涯学習機関という特徴があり,教育分野へのデータ分析の応用となる学習解析に注目し,研究を進めます。
私は放送大学で情報工学(コンピューターやネットワークの分野)に関する授業を主に提供していますが,書籍(印刷教材)と放送(テレビやラジオ)という異なるメディアを一セットとして,教育効果を意識してメディアの特性を踏まえた教材設計(書籍執筆,台本作成,ディレクション,授業運営)を実践しています。
これまで諸事情によってK-tai Campusの開発運営管理,授業制作やオンライン授業の支援に時間を取られてきましたが,テキスト(単著5冊,共著1冊),放送(テレビ5科目,ラジオ1科目)と制作経験は豊富となりました。スライド,台本づくりなど一人で対応しているために手間は要しますが,制作ノウハウの蓄積につながっていると捉えています。これまでの経験をデータ解析に生かし,自分が関わった学習が本当に学生に効果的に伝わっているか,教材の作りが適切なのか,そして,どのような学習を学生が必要としているのかなど,統計解析や人工知能などを用いてデータにより明らかにするシステム(プラットフォーム)や分析手法の開発を進めます。コンテンツ面からもSNSの活用など新しい学習のあり方についてもコンテンツとシステムの両面から検討を進めます。移動手段のサービスであるMaaS (Mobility as a Service)という言葉がありますが,その教育版となる教育サービスを手軽に提供できるEaaS (Education as a Service)といったクラウドネイティブのサービスを目指します。
 
研究室では大学院博士課程・修士課程の学生を募集しています。放送大学は学生が研究テーマを持って入学されるケースがほとんどですが,共同研究も募集しています。ご関心のある方はご相談ください。システム開発や学習解析(データ解析),授業設計,プログラミング教育などテーマは幅広くお待ちしています。
 
このほか,査読などの業務依頼は,教育研究開発の範囲内で研究者としての対応でしたら喜んでお引き受けいたします。現在は教材制作が一段落しているため,しばらく研究時間の確保ができる見込みです。

研究キーワード

 
データサイエンス ,EaaS (Education as a Service) ,教材開発 ,データ解析 ,マルチメディア ,プログラミング教育 ,学習デザイン ,遠隔教育 ,システム開発 ,学習支援 ,ホームネットワーク ,クラウドコンピューティング ,Human Computer Interaction ,インストラクショナル・デザイン ,情報家電 ,学習分析 ,IoT ,ユビキタス学習

研究分野

 
  • 情報通信 / データベース / 
  • ものづくり技術(機械・電気電子・化学工学) / 通信工学 / 
  • 情報通信 / ヒューマンインタフェース、インタラクション / 
  • 人文・社会 / 教育工学 / 
  • 情報通信 / 学習支援システム / 

経歴

 
2013年4月
 - 
現在
放送大学 教養学部 准教授 
 

学歴

 
2000年4月
 - 
2003年3月
徳島大学 大学院 工学研究科 博士後期課程 情報システム工学専攻
 
1998年4月
 - 
2000年3月
徳島大学 大学院 工学研究科 博士前期課程 知能情報工学専攻
 
1994年4月
 - 
1998年3月
徳島大学 工学部 知能情報工学科
 

委員歴

 
2018年1月
 - 
現在
Program Committee of ICCE2018
 
2016年2月
 - 
2016年12月
Program Committee of ICCE2016
 
2008年7月
 - 
2010年6月
日本教育工学会研究会委員会Web担当幹事
 
2004年4月
 - 
2006年3月
情報処理学会  コンピュータと教育研究会 運営委員
 
2005年
   
 
日本教育工学会  第21回全国大会 大会実行委員会
 

論文

 
 
Yoshiaki Hada   
Proc. of Extended Summary Proceedings, ICCE2017 (25th International Conference on Computers in Education)   31-34   2017年12月   [査読有り]
 
Yoshiaki Hada   
Proc. of AAOU2012 (The 26th Annual Conference of Asian Association of Open Universities), 307      2012年10月   [査読有り]
The Open University of Japan (OUJ) is a university by distance education with broadcasting via TV and radio. Students take the courses by the broadcast lecture. The broadcast lecture courses are provided by TV or radio based on the schedules for t...
 
Yoshiaki Hada   
2012 IEEE Seventh International Conference on Wireless, Mobile and Ubiquitous Technology in Education      2012年3月   [査読有り]
The Open University of Japan is a university by distance education with broadcasting via TV and radio. Recently, not only TV and radio but also Internet are being introduced experimentally. In order to keep pace with the situation and to reply the...
 
Kiyoshi NAKABAYASHI   Yosuke MORIMOTO   Yoshiaki HADA   Kumiko AOKI   
Workshop Proc. of the 18th International Conference on Computers in Education   300-307   2010年11月   [査読有り]
 
Kiyoshi NAKABAYASHI   Yosuke MORIMOTO   Yoshiaki HADA   
Knowledge Management & E-Learning: An International Journal   2(3) 246-259   2010年9月   

MISC

 
 
葉田 善章   
   2009年6月   
本報告書は、放送大学 ICT 活用・遠隔教育センターを取組主体として、平成 21 年度文部科学省先導的大学改革推進委託事業に申請し、採択された「ICT 活用教育の推進に関する調査研究」の 2 年間にわたる事業活動の成果をまとめたものである。
 
葉田善章   辻靖彦   西森年寿   稲葉利江子   清水康敬   
メディア教育開発センター研究報告31-2007      2007年3月   
 
葉田善章   篠原正則   清水康敬   
NIME研究報告32-2007      2007年3月   
本報告書は、2005 年11 月に筆者らが大学等の高等教育機関に対してサービスを開始した、携帯電話による情報配信システムK-tai Campus の構築とその利用方法についてまとめたものである。独立行政法人メディア教育開発センターは、大学への教育支援という観点からNIME-glad をはじめとしてさまざまなIT を活用した教育支援サービスを提供・提案しており、K-tai Campus もその一つである。

K-tai Campus は学生のほとんどが持つ携帯電話を利用して、学校内、学部内、...
 
葉田 善章   
平成15年度松下視聴覚教育助成成果報告集 第9回研究開発助成報告集   pp.178-189, 12    2003年   
 
緒方広明   葉田善章   
電気通信普及財団研究調査報告書   (16,Pt.1) 270-275   2001年   

書籍等出版物

 
 
葉田, 善章(担当:単著)
放送大学教育振興会   2020年3月20日   (ISBN:9784595322181)
※本科目の講義部分はオープンコースウェアとして公開されています。
https://v.ouj.ac.jp/view/ouj/#/navi/vod?ca=30014

現代の社会において、「モノ」とも呼ばれるコンピュータどうしを接続するネットワークはさまざまな場所で用いられるようになった。
本書では、ネットワークのとらえ方や通信のしくみといった理解する上で基礎となる知識、ネットワークを中心としたコンピュータの利用形態、私たちの身近で実現されるようになったネットワークを使ったサービスについて解...
 
葉田, 善章(担当:単著)
放送大学教育振興会   2020年3月20日   (ISBN:9784595322204)
※講義部分のうち,第1回分はオープンコースウェアとして公開されています。
https://v.ouj.ac.jp/view/ouj/#/navi/vod?ca=30069

通信は現代のヒトとヒトのコミュニケーションを支えるとともに、高度なコンピュータ社会を支える重要な基盤技術となった。本書では、有線・無線を問わず、データを信号で表現し、遠くまで伝送する通信の基本的なしくみを学ぶとともに、無線LANや携帯電話などの移動体通信、衛星通信や海底ケーブルを例にしながら現代の通信について学ぶ。そし...
 
葉田, 善章(担当:単著)
放送大学教育振興会   2017年3月20日   (ISBN:9784595317392)
※本科目の講義部分はオープンコースウェアとして公開されています。
https://v.ouj.ac.jp/view/ouj/#/navi/vod?ca=807

コンピュータはハードウェアとソフトウェアが組み合わさって初めて動作が実現される装置である。コンピュータの利用やソフトウェアの開発では、ハードウェアを管理し、アプリケーションソフトウェアの動作に必要となる機能を提供するオペレーティングシステム(OS、基本ソフトウェア)と呼ばれるソフトウェアが用いられることが一般的である。本書は、パソ...

講演・口頭発表等

 
 
生涯学習における学習解析の導入に向けた検討
葉田善章   
日本教育工学会 2021年春季全国大会(第38回大会)講演論文集   2021年3月6日   日本教育工学会   
生涯学習を進める多種多様の背景を持つ放送大学の学習者を対象とした,オンライン授業による遠隔教育に学習解析を導入するための検討について述べる。生涯学習は,各学習者が設定した到達目標や興味関心に基づくセルフマネージメントにより進められる。受講する科目に対する意識や理解のための前提となる知識量もさまざまであり,単位取得の有無を問わず,学習者によってさまざまなゴールが存在する。本稿では,学習解析による教材改善や学習体験の向上について述べる。
 
学習データの蓄積と分析を考慮したデータレイク機構の構築
葉田善章   
日本教育工学会 2020年春季全国大会(第36回大会)   2020年2月29日   
情報化社会の進展とともに,オンラインシステムによって,さまざまな情報が提供されるようになった。教育もそのうちの一つであり,利用者が行った操作をアクセスログとして蓄積できるオンラインシステムによって,学習者個人に特化したデータに基づく学習支援の実現への期待が高まるようになった。オープンデータと呼ばれるデータセットも官民から提供され,多種多様な視点で学習分析を行うことが可能となっている。本稿では,学習ログを主とした多種多様なデータを蓄積し,学習解析を実現するデータレイクの開発,取り扱う学習情報...
 
小学生向けプログラミング教育授業の実践 ~論理的思考力の基礎を養えるプログラミング教育の検討~
榎本靖之   葉田善章   
電子情報通信学会 教育工学研究会 技術研究報告ET2018-99   2019年3月15日   電子情報通信学会   
本研究では,小学生向けのプログラミング教育にはアルゴリズムの基本3構造を理解,活用できることが重要だと考え,論理的思考力の基礎を養う2時間カリキュラムとして可能かを実践してきた.実践では,「感覚」と「基本思考」が日常生活の中で身についていることを確認した上で,アルゴロジックやフローチャートを用いて,アルゴリズムの基本3構造を理解する内容とした.その結果,「感覚」や「基本思考」については,日常生活の中で身についていることが小学3年生以上で確認できた.しかし,アルゴリズムの基本3構造については...
 
学習解析を考慮したログ解析システムの構築
葉田 善章   
日本教育工学会 第34回全国大会講演論文集   2018年9月30日   
本稿は,授業を支援することを目的に,オンライン上で提供されている学習システムのログ解析を行う基盤となるシステムの構築について述べる。我々は,これまでに授業にオンライン授業支援システム(MoodleまたはGoogle Classroom)とDLNAという性質の異なる教材配信システムを授業に導入し,学生が授業中に自身のICT活用スキルに応じて自発的にモバイル端末を利用するという環境を構築するとともに実践を進めてきた。実践に伴い蓄積してきた膨大なログの解析を行う基盤となるログ解析システムの設計や...
 
RT法と特徴量抽出の他手法を用いた異常検知
平林義彦   葉田善章   
第26回品質工学研究発表大会予稿集   2018年6月27日   品質工学会   
RT法と特徴量抽出を用いた外観検査のアルゴリズムについて報告する.
特徴量抽出は次の次元削減方法(3種類)について試行した.
1.PCA(主成分分析)
2.t-SNE(t分布型確率的近傍埋め込み法)
3.ニューラルネットワークにて使用されている畳み込みとプーリング
【検査方法の概要】
検査対象とした基板の外観をカメラで撮影し原画像とする.原画像の基板位置を輪郭抽出して,トリミングを行う.原画像をリサイズ及び次元削減し特徴量抽出する.良品基板の特徴量を単位空間とする.そして,テストする未知の...

担当経験のある科目(授業)

 
2020年4月
 - 
現在
コンピュータ通信概論('20)(ラジオ放送科目) (第1章~第15章,印刷教材,放送大学)
2020年4月
 - 
現在
コンピュータ通信概論('20)(ラジオ放送科目) (第1回~第15回,放送教材,放送大学)
2020年4月
 - 
現在
身近なネットワークサービス('20)(テレビ放送科目) (第1章~第15章,印刷教材,放送大学)
2020年4月
 - 
現在
身近なネットワークサービス('20)(テレビ放送科目) (第1回~第15回,放送教材,放送大学)
2017年4月
 - 
現在
コンピュータの動作と管理('17)(テレビ放送授業) (第1回~第15回,放送教材,放送大学)

所属学協会

 
2017年5月
 - 
現在
電子情報通信学会
2004年4月
 - 
現在
教育システム情報学会
2004年4月
 - 
現在
日本教育工学会
2004年4月
 - 
現在
ACM
1998年8月
 - 
現在
情報処理学会

Works(作品等)

 
 
葉田 善章   
2005年10月 - 2015年3月   Web Service
詳細は、本ポータルにある資料を参考にされたし。2005 年11 月、独立行政法人メディア教育開発センター(NIME)は、大学への教育支援という観点より、携帯電話による情報配信システムK-tai Campus を開発し、サービスを開始した。本システムは学生のほとんどが持つ携帯電話を利用して、学校内、学部内、学科内、講義内における情報流通を促進し、教員と学生との学習等に関するコミュニケーションの活性化を狙うものであった。

共同研究・競争的資金等の研究課題

 
 
生涯学習における履歴に基づく教育サービス改善を目的とした学習解析手法に関する研究
日本学術振興会: 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
葉田 善章 
研究期間: 2021年4月 - 2024年3月
 
システム履歴に基づく教材改善要因の検討に関する研究放送大学教育振興会助成金
葉田 善章 
研究期間: 2018年7月 - 2019年3月
 
映像マルチメディアによるアノテーションを使ったモバイル学習環境の構築
日本学術振興会: 科学研究費助成事業 若手研究(B)
葉田 善章 
研究期間: 2012年4月 - 2015年3月
 
ユビキタス環境下での手書き入力を使った対面授業を支援する学習環境の構築
日本学術振興会: 科学研究費助成事業 若手研究(B)
葉田 善章 
研究期間: 2009年 - 2011年
 
教育の質保証・国際標準化に即したeラーニング実践ガイドの策定と普及
日本学術振興会: 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
篠原 正典 青木 久美子 尾崎 史郎 葉田 善章 仲林 清 
研究期間: 2008年 - 2010年

社会貢献活動

 
 
 

メディア報道

 
 
HDE Mobile MTA   2009年   [インターネットメディア]
 
NIMEメールマガジン第18号   2007年6月   [インターネットメディア]
 
NIMEメールマガジン第17号   2007年5月   [インターネットメディア]
 
NIMEメールマガジン第5号   2006年10月   [インターネットメディア]
 
eLearning Guide   2006年9月   [インターネットメディア]
6ページにK-tai Campusの記事が掲載されています。