Wasserkrug Sagev, Taub Shai, Zeltyn Sergey, Gilat Dagan, Lipets Vladimir, Feldman Zohar, Mandelbaum Avishai, 池上 敦子
オペレーションズ・リサーチ : 経営の科学, 53(3) 144-151, Mar 1, 2008
企業のITサポートをアウトソースする際には,通常レベルのITサポートと同時に特別なスキルと知識を必要とする,一般に3次レベルといわれるサポートの提供が求められる.コールセンターを始め各種のサポート分野においては,サービス要求および対応スタッフのシフトスケジューリングに関する多数の研究成果が既に存在するが,3次レベルサポートに関しては,余りない.さらに他のサービスレベルと3次レベルサービスでは,サービス要求が到着するパターン,個々のサービス提供に必要な時間分布等がかなり異なる.この結果,3次レベルのサービスに対するスケジューリングとして現在行われているのは,現場での大雑把な判断に基づくやり方である.アウトソーシングビジネスの拡大に伴い,このレベルでのサポート業務においても実際のサポート需要に対応するシフトスケジューリングの理論および実践が是非必要になっていると考え,予測から始まりスケジューリングまでを扱うメソドロジーを考えた.具体例を使ってその説明をすると同時に,このメソドロジーを使えばどの位マンパワーを節約し得たかも示す.