成蹊大学 文学部

日比野 啓

ヒビノ ケイ  (Kei Hibino)

基本情報

所属
成蹊大学 文学部 英語英米文学科 教授
学位
M.Phil(ニューヨーク市立大学大学院)
修士(文学)(東京大学大学院)

研究者番号
40302830
ORCID ID
 https://orcid.org/0000-0001-8305-7499
J-GLOBAL ID
200901041473699172
researchmap会員ID
5000010585

外部リンク

経歴

 5

論文

 22

MISC

 29

書籍等出版物

 36

講演・口頭発表等

 11

担当経験のある科目(授業)

 6

主要な共同研究・競争的資金等の研究課題

 12

専任教員自己点検・評価(点検・評価)

 8
  • 評価年度
    2016年度
    教育活動【特記すべき教育上の工夫】
    チームティーチング・カリキュラム編成・統一
    教育活動【自己点検・評価】
    TOEIC Preparation後期においてコーディネーターを担当し、指導上の方法論の共有化を行なった。英米文学科CALL前期においてコーディネーターを担当し、カリキュラムを再編成・統一化を行なった。
    教育活動【達成度】
    100%
    研究活動【研究費に係る報告】
    三つの共同研究プロジェクトの推進
    研究活動【自己点検・評価】
    研究代表者を務める科学研究費・基盤研究(B):「日本近代演劇デジタル・オーラル・ヒストリー・アーカイヴ」及び研究分担者を務める科学研究費・基盤研究(B):「マニフェスト・デスティニーの情動的効果と21世紀惑星的想像力」がともに第三年度を迎え、成果を出すべく努力した。その一部は近刊『戦後ミュージカルの展開』(森話社)『アメリカン・レイバー』(彩流社)という二冊の編著書でわかる。研究代表者を務めるアジア太平洋研究センター共同プロジェクト「アジア太平洋地域における情動メディアとしての西洋音楽の影響」を始めた。研究分担者である本学ラルフ・バーナビー准教授、オタワ大学ヘンリー・ジョンソン教授とともに二回の研究会を行った。
    研究活動【達成度】
    100%
    大学運営【自己点検・評価】
    文学部入試総務委員として入試運営に携わった。『成蹊人文研究』編集委員長として査読・編集を行った。
    大学運営【達成度】
    100%
    社会貢献【自己点検・評価】
    東京芸術劇場他、演劇上演主体から劇評・解説記事を公式・非公式を問わず求められたので、これにできる限り応じた。
    社会貢献【達成度】
    100%
    教育活動【エフォートポイント】※教育・研究・大学運営の合計を100%として
    40%
    研究活動【エフォートポイント】※同上
    40%
    大学運営【エフォートポイント】※同上
    20%
  • 評価年度
    2017年度
    教育活動【特記すべき教育上の工夫】
    OEIC Preparationにおけるチームティーチングの徹底。英米文学科フレッシャーズ・セミナーにおける各クラス間におけるカリキュラム・指導上の方法論の共有化。
    教育活動【自己点検・評価】
    TOEIC Preparation、フレッシャーズ・セミナーともに、オリジナル共通教材を作成し、教員間で共有、フィードバックをもらって改善しながら、ほぼ完成形に近づけることができた。
    教育活動【達成度】
    100%
    研究活動【研究費に係る報告】
    二つの科研およびアジア太平洋研究センタープロジェクトの経費不足分を補うかたちで研究費を費消した。
    研究活動【自己点検・評価】
    基盤研究(B):「日本近代演劇デジタル・オーラル・ヒストリー・アーカイヴ」及び研究分担者を務める科学研究費・基盤研究(B):「マニフェスト・デスティニーの情動的効果と21世紀惑星的想像力」が最終年度を迎え、ウェブサイトや論文で成果を挙げた。アジア太平洋研究センター共同プロジェクト「アジア太平洋地域における情動メディアとしての西洋音楽の影響」では、ニュージーランドに出張し各研究者との連携・共同研究の可能性を探るとともに、研究分担者であるオタワ大学ヘンリー・ジョンソン教授とともにプロジェクトを推進した。
    研究活動【達成度】
    100%
    大学運営【自己点検・評価】
    英米文学科主任として学科運営・入試管理に力を注ぎ、2020年度カリキュラム改革の概要を固めた。
    大学運営【達成度】
    100%
    社会貢献【自己点検・評価】
    東京芸術劇場他、演劇上演主体から劇評・解説記事を公式・非公式を問わず求められて応じた。Bilingual Kabuki Workshopを前進座の協力のもと開催し、地域住民多数の参加を得た。
    社会貢献【達成度】
    100%
    教育活動【エフォートポイント】※教育・研究・大学運営の合計を100%として
    30%
    研究活動【エフォートポイント】※同上
    40%
    大学運営【エフォートポイント】※同上
    30%
  • 評価年度
    2018年度
    教育活動【特記すべき教育上の工夫】
    Japanese Culture Studiesをプロジェクト型授業として実施し、劇団前進座の協力によってKabuki Bilingual Workshopを開催した。フレッシャーズ・セミナーを英米文学科専任教員によるチームティーチングで実施し、コーディネーターとして授業進行を管理するほか、昨年度作成したオリジナル教材を改訂した。武蔵野地域自由大学の社会人学生を受け入れてその関心興味に応じた授業を行う。Oxford EMI Trainingを受講し、日本人学生を対象に英語で講義を行うための工夫を学んだ。
    教育活動【自己点検・評価】
    目標どおり実施できた。
    教育活動【達成度】
    100%
    研究活動【研究費に係る報告】
    アメリカン・ミュージカルについての単著執筆を終え、アジア太平洋研究センター共同プロジェクト『アジア太平洋地域における情動メディアとしての西洋音楽の影響』にかかる出張と発表報告を行い、成果発表のための論文を執筆した。基盤研究(B)「メイフラワー・コンパクトにおける排除/包括の理論と環大西洋文化の再定位」研究分担者として研究集会で議論を行い、論文執筆を行った。基盤研究(B)「日本の地域素人演劇の包括的研究」において研究分担者として8箇所の実地調査を実施し、国際演劇学会で発表を行い、論文執筆のための準備を行った。
    研究活動【自己点検・評価】
    単著の刊行は編集者との連絡行き違いにより今年度中に完遂できなかったが、それ以外は目標どおり実施できた。
    研究活動【達成度】
    100%
    大学運営【自己点検・評価】
    学科主任として学科改称およびその広報宣伝を兼ねての文学部スペシャル・レクチャーズのうち4回を企画運営した。2020年度における大幅なカリキュラム改革のための準備を進めた。2020年度設置の芸術文化行政コースのカリキュラムを策定し、コース担当客員准教授の採用を行った。
    大学運営【達成度】
    100%
    社会貢献【自己点検・評価】
    劇団前進座の協力によってKabuki Bilingual Workshopを開催し、武蔵野市およびその近辺に在住する外国人多数の参加を得た。武蔵野市寄付講座を運営して多数の市民の参加を得、講義録を公刊した。
    社会貢献【達成度】
    30%
    教育活動【エフォートポイント】※教育・研究・大学運営の合計を100%として
    30%
    研究活動【エフォートポイント】※同上
    40%
    大学運営【エフォートポイント】※同上
    100%
    特筆すべき活動
    プロジェクト型授業、『英語年鑑2019』『悲劇喜劇』への寄稿
    授業評価アンケート(学生満足度)
    良好(good)
    研究業績(論文)
    『Facets of English——英語英米文学研究の現在』(風間書房)編著(執筆担当:「序に代えて」「起源への回帰と使い回し:『雨に唄えば』(一九五二)における寓話的リアリティ」)、『小劇場演劇の過去・現在・未来』(ひつじ書房、未完)執筆(担当:八〇年代「小劇場演劇とはなんだったか:北村想作品からその歴史的必然と次代への影響を考える」)、『アメリカン・マインドの音声——文学・外傷・身体』(小鳥遊書房、2019年5月)編著(執筆担当:「現実(フェイス・ザ・ミュージック)に立ち向かえ――『気まま時代』(一九三八)における精神分析」)
  • 評価年度
    2019年度
    教育活動【特記すべき教育上の工夫】
    英語英米文学科フレッシャーズ・セミナーおよびTOEIC Preparationをチームティーチングで実施し、コーディネーターとして授業進行を管理するほか、オリジナル教材を改訂した。
    教育活動【自己点検・評価】
    目標どおり実施できた。
    教育活動【達成度】
    100%
    研究活動【研究費に係る報告】
    単著『アメリカン・ミュージカルとその時代』を刊行した。
    研究活動【自己点検・評価】
    Music in Modern and Contemporary Japan: Essays on Reception, Transformation and Cultural Flow (Palgrave)をはじめ、共著として執筆した論文については、いずれも出版社や他の執筆者の都合により刊行が遅れているが、2020年度中には刊行できる見込みである。
    研究活動【達成度】
    90%
    大学運営【自己点検・評価】
    2020年度設置の芸術文化行政コースのカリキュラムを策定し、コース担当客員准教授の採用を行った。
    大学運営【達成度】
    100%
    社会貢献【自己点検・評価】
    『文學界』『悲劇喜劇』などの文芸誌・演劇誌の寄稿に応じた。日本詩人クラブに依頼され講演「詩の擁護」を行い、その後機関誌へ講演の概要の寄稿に応じた。
    社会貢献【達成度】
    100%
    教育活動【エフォートポイント】※教育・研究・大学運営の合計を100%として
    30%
    研究活動【エフォートポイント】※同上
    50%
    大学運営【エフォートポイント】※同上
    20%
    特筆すべき活動
    日本詩人クラブに依頼され講演「詩の擁護」を行い、その後機関誌へ講演の概要の寄稿に応じた。
    授業評価アンケート(学生満足度)
    極めて良好(excellent)
    研究業績(論文)
    "Scarlett, an American Musical Made in Japan, or: How Japanese Learned to Stop Worrying and Love Integrated Musicals"
    研究業績(著作)
    アメリカン・ミュージカルとその時代
    研究業績(その他)
    「詩の擁護」「ニール・サイモン作品のユダヤ性について」「いま、「気違い」とは、はたして可能であるのか。 」
  • 評価年度
    2020年度
    教育活動【特記すべき教育上の工夫】
    英語英米文学科セミナー100におけるチームティーチングの徹底。英語英米文学科Integrated Englishにおける各クラス間におけるカリキュラム・指導上の方法論の共有化。
    教育活動【自己点検・評価】
    セミナー100のカリキュラム共有化その他チームティーチングはほぼ目標を達成。Integrated English のカリキュラム開発は翌年度に持ち越し。
    教育活動【達成度】
    50%
    研究活動【自己点検・評価】
    単著『三島の子供たち』、共著『メディアと演劇の二〇世紀』は刊行。Music in the Making of Modern Japanは出版元の都合で刊行が遅れたが今年度刊行。共編著『地域市民演劇の現在』は翌年度に持ち越し。
    研究活動【達成度】
    70%
    大学運営【自己点検・評価】
    芸術文化行政コース運営委員長としてコース内容の充実を図ることができた。
    大学運営【達成度】
    90%
    社会貢献【自己点検・評価】
    芸術文化行政コース開始に伴う広報活動はコロナ禍もあってほぼできなかった。
    社会貢献【達成度】
    10%
    教育活動【エフォートポイント】※教育・研究・大学運営の合計を100%として
    40%
    研究活動【エフォートポイント】※同上
    40%
    大学運営【エフォートポイント】※同上
    20%
    授業評価アンケート(学生満足度)
    良好(good)
    研究業績(著作)
    『三島の子供たち』、『メディアと演劇の二〇世紀』
  • 評価年度
    2021年度
    教育活動【特記すべき教育上の工夫】
    Integrated Englishのカリキュラム開発
    教育活動【自己点検・評価】
    1年次から3年次まで連続して学ぶ英語英米文学科専門科目Integrated Englishの2022年度以降のコンセプトを構想し、具体的なカリキュラム開発やシラバス執筆をおこなった。
    教育活動【達成度】
    100%
    研究活動【研究費に係る報告】
    二つの科研および研究助成・サントリー文化財団助成の申請内容を実
    研究活動【自己点検・評価】
    科学研究費・基盤研究(B):「戦後演劇史の再構築:オーラル・ヒストリーからのアプローチ」(研究代表者:日比野啓)
    科学研究費・基盤研究(B):「現代日本における地域市民演劇の諸相」(研究代表者:片山幹生)
    サントリー文化財団研究助成「魅惑の美声:近代日本における声と情動に関わる言説構築過程の学際的研究」
    および学内研究助成(共同)「日本近代演劇を書き換える:オーラル・ヒストリーからの再検討」
    を実施した。コロナ禍ゆえに、演劇人への聞き書きは予定通り進まなかった。
    研究活動【達成度】
    70%
    大学運営【自己点検・評価】
    芸術文化行政コースのカリキュラム充実をおこなった。
    大学運営【達成度】
    100%
    社会貢献【自己点検・評価】
    新書『アメリカン・ミュージカル研究入門』の出版は諸事情によって進まなかった。
    社会貢献【達成度】
    0%
    教育活動【エフォートポイント】※教育・研究・大学運営の合計を100%として
    20%
    研究活動【エフォートポイント】※同上
    60%
    大学運営【エフォートポイント】※同上
    20%
    特筆すべき活動
    サントリー文化財団研究助成で採択された。

    以下の二冊の編著を刊行した。
    Music in the Making of Modern Japan: Essays on Reception, Transformation and Cultural Flows. (Palgrave Macmillan, 2021)
    :アジア太平洋研究センター研究助成「アジア太平洋地域における情動メディアとしての西洋音楽の影響」の成果物として
    『「地域市民演劇」の現在――芸術と社会の新しい結びつき』(森話社、2022年)
    :科学研究費・基盤研究(B):「日本の地域素人演劇の包括的研究」(研究代表者:小田中章浩)の成果物として
    授業評価アンケート(学生満足度)
    良好(good)
    研究業績(著作)
    Music in the Making of Modern Japan. 『「地域市民演劇」の現在――芸術と社会の新しい結びつき』
  • 評価年度
    2022年度
    教育活動【特記すべき教育上の工夫】
    チームティーチングで実施する学科の専門科目英語Integrated 641のシラバス・カリキュラムを作成した。
    教育活動【自己点検・評価】
    Integrated English 641は英語英米文学科3年次の必修科目で、英語の4技能をバランスよく身につけるため1年次から3年次までに履修することが求められるIntegrated Englishの一科目である。
    Integrated English 641では、デジタルネイティヴの学生たち向けに、インターネットで無料で利用できる高度な翻訳ツールDeepLをうまく使いこなすことでライティングの技能を高めることを目的とした。
    英語ライティングの指導では、どうしても文法語法上の誤りの指摘に終始してしまい、本来の目的である「わかりやすく論理的に英文を書く」ことに教員も学生も十分な関心が向けられないきらいがあった。DeepLを使用することで、文法語法での誤りをさほど気にすることなく、パラグラフライティングを徹底すること、ディスコースマーカーを適宜用いて文章の論理的関係を明確にすることなど、ライティングの基本を学ぶことができるようにシラバス・カリキュラムを作成した。
    その際、ライティングだけの指導にならないよう、英語を読み、聞いた上でそれらの要約を行うことを学生に課した。リーディングの教材とリスニングの教材は同じ主題を扱うが別の視点から論じられている。要約ではそのことに留意して、二つの教材がどのように論理的に関わっているかを明らかにすることを指導した。これは同様の趣旨で作成されているTOEFLライティングのIntegrated Taskの対策にもなるものとなっている。
    教育活動【達成度】
    100%
    研究活動【研究費に係る報告】
    コロナ禍のため実施できなかった研究計画があった
    研究活動【自己点検・評価】
    科学研究費・基盤研究(B):「戦後演劇史の再構築:オーラル・ヒストリーからのアプローチ」(研究代表者:日比野啓)では、コロナ禍の中、大半の聞き書き取材予定者が高齢者であるため、取材できたのは春風亭一朝師だけだった。その代わり、来年度以降の聞き書き取材対象者についての資料収集・整理に傾注した。
    科学研究費・基盤研究(B):「現代日本における地域市民演劇の諸相」(研究代表者:片山幹生)では、 096k熊本歌劇団(熊本県阿蘇郡高森町)、那須野の大地(栃木県那須塩原市)、清和文楽(熊本県上益城郡山都町)、ゆいゆいキッズシアター(沖縄県浦添市)、名古屋おもてなし武将隊(愛知県名古屋市)で実地調査を行なった。
    その他、2023年度から研究助成(学内・共同)を得て実施する沖縄演劇研究の準備として、国立劇場おきなわで上演される組踊・沖縄芝居を中心に沖縄演劇の実地調査を行なった。
    研究活動【達成度】
    80%
    大学運営【自己点検・評価】
    図書館委員として、文学部予算の内訳の大幅な変更(雑誌予算を大幅に増大して予算と決算の齟齬を少なくする)を行うなど、文学部の意見を図書館運営に反映させた。また、前期は入試総務委員として入試関連の事業に携わり、後期は広報委員として文学部および英語英米文学科ウェブサイトの改修・内容充実に力を尽くした。
    大学運営【達成度】
    100%
    社会貢献【自己点検・評価】
    国立劇場(東京)に委嘱され、その展示企画展「曽我廼家五郎――「喜劇」の誕生」(2022年8月1日〜11月23日)の監修、および展示資料についての説明の執筆を行なった。この展示企画が好評を得て、国立文楽劇場(大阪)でも巡回展示が行われた(2023年1月3日〜3月12日)ので、展示内容を若干変え、その説明と(国立文楽劇場で新たに加えられた)英文説明の執筆を行なった。
    社会貢献【達成度】
    20%
    教育活動【エフォートポイント】※教育・研究・大学運営の合計を100%として
    30%
    研究活動【エフォートポイント】※同上
    40%
    大学運営【エフォートポイント】※同上
    10%
    授業評価アンケート(学生満足度)
    極めて良好(excellent)
  • 評価年度
    2023年度
    教育活動【特記すべき教育上の工夫】
    ICT活用による学生の学修動機づけ強化
    教育活動【自己点検・評価】
    Teamsのチャット機能等を利用し、予習・復習の動機づけを強化した。
    卒論執筆のためのマニュアルを作成し、学生が明確な指針に従って卒業論文を執筆できるように工夫した。
    教育活動【達成度】
    100%
    研究活動【研究費に係る報告】
    単著の刊行・沖縄演劇の精力的な実地調査
    研究活動【自己点検・評価】
    単著『「喜劇」の誕生――評伝・曾我廼家五郎』(白水社)を刊行した。
    科学研究費・基盤研究(B):「戦後演劇史の再構築:オーラル・ヒストリーからのアプローチ」(研究代表者:日比野啓)では、4人の聞き書き取材を行い、時に取材対象者についての資料収集・整理を行った。
    科学研究費・基盤研究(B):「現代日本における地域市民演劇の諸相」(研究代表者:片山幹生)では、 5回の実地調査を行い、2回の研究会に参加した。
    研究助成(学内・共同):「21世紀の沖縄演劇:「日本演劇史」の書き直しのために」では、国立劇場おきなわで上演される組踊・沖縄芝居を中心に15回の実地調査を行った。また、沖縄県立芸術大学の鈴木耕太准教授等と今後の共同研究について打ち合わせを行なった。
    研究活動【達成度】
    80%
    大学運営【自己点検・評価】
    入試総務委員として、入試業務全般に関わった。
    大学運営【達成度】
    100%
    社会貢献【自己点検・評価】
    東京芸術劇場・SPAC(静岡県舞台芸術センター)・劇団四季等が主催する公演に招待され、鑑賞後、関係者と懇談して専門にもとづく知見を述べた。
    社会貢献【達成度】
    100%
    教育活動【エフォートポイント】※教育・研究・大学運営の合計を100%として
    40%
    研究活動【エフォートポイント】※同上
    50%
    大学運営【エフォートポイント】※同上
    10%
    特筆すべき活動
    単著『「喜劇」の誕生――評伝・曾我廼家五郎』(白水社)
    授業評価アンケート(学生満足度)
    良好(good)
    研究業績(論文)
    共著「日本近代演劇デジタル・オーラル・ヒストリー・アーカイヴの構築について」」
    研究業績(著作)
    単著『「喜劇」の誕生――評伝・曾我廼家五郎』(白水社)

専任教員自己点検・評価(目標設定)

 1
  • 目標設定年度
    2024年度
    教育活動【目標の概要】
    ChatGPTやDeepLといった新しいテクノロジーを適切に利用することを学生に教える。
    卒業論文の執筆過程について「見える」化を促進し、より透明で分かりやすい形で学生が研究を進められる体制を構築する。
    ますます熾烈化する就職活動を側面から支援するため、ゼミでの発表についてのコメントなどで学生がより自分を客観的に見られるように指導する。
    教育活動【重要施策】
    1)教育:新しい時代に対応した教育活動の推進と教育環境の整備, 2)研究:研究活動のさらなる活性化と研究成果の発信強化, 3)学生支援:学生の成長を支えるための方策や体制の拡充
    研究活動【研究費に係る研究計画】
    二つの科研および学内の研究助成(共同)を中心に行う。
    研究活動【目標の概要】
    科学研究費・基盤研究(B):「戦後演劇史の再構築:オーラル・ヒストリーからのアプローチ」(研究代表者:日比野啓)では、コロナ禍が収束しつつあることを踏まえて、6人の聞き書き取材を予定している。同時に取材対象者についての資料収集・整理を行う。
    科学研究費・基盤研究(B):「現代日本における地域市民演劇の諸相」(研究代表者:片山幹生)では、 4-5箇所の実地調査を行う。
    研究助成(学内・共同):「21世紀の沖縄演劇:「日本演劇史」の書き直しのために」では、国立劇場おきなわで上演される組踊・沖縄芝居を中心に沖縄演劇の実地調査を行う。
    地方で演劇に携わっている人々、とくに沖縄の演劇人とのこれまで以上の連携をはかり、アカデミズムの立場から社会的貢献ができるようにする。
    研究活動【重要施策】
    2)研究:研究活動のさらなる活性化と研究成果の発信強化, 4)社会連携:社会・地域等との多様なネットワークの構築と強化
    大学運営【目標の概要】
    ChatGPTやDeepLといった新しいテクノロジーを学生が適切に利用できるような体制作りに努力したい。
    大学運営【重要施策】
    1)教育:新しい時代に対応した教育活動の推進と教育環境の整備, 3)学生支援:学生の成長を支えるための方策や体制の拡充, 4)社会連携:社会・地域等との多様なネットワークの構築と強化
    社会貢献【目標の概要】
    公的機関や公立劇場、マスコミなどから演劇についての専門的知見を求められたときは可能な限り対応するようにする。
    社会貢献【重要施策】
    4)社会連携:社会・地域等との多様なネットワークの構築と強化
    教育活動【エフォートポイント】】※教育・研究・大学運営の合計を100%として
    40%
    研究活動【エフォートポイント】※同上
    50%
    大学運営【エフォートポイント】※同上
    10%