岡邑 和子   槻木 直子   金 英仙   熊本 妙子   中井 愛   中山 亜由美   角野 美希   鎌田 奈津   相澤 千絵   川下 菜穂子   増田 秋穂   濱田 恵美子   宮川 幸代   工藤 美子   
日本母性看護学会誌 17(1) 1-9 2017年3月
本研究の目的は、外来通院中の切迫早産と診断された妊婦の早産予防のためのセルフケアとセルフケア能力を明らかにすることである。対象は13人で、2つの看護の視点「妊婦の体験における聴き取りと査定」「妊婦が捉えている症状についての知識提供と対応策の提示、出来ている事の保証」に沿って看護支援を提供し、妊婦が行った早産を予防するためのセルフケアをオレムのセルフケア不足看護理論の10の力(パワー)構成要素を用いて分析した。切迫早産と診断された妊婦のセルフケアはパターン1「10の力(パワー)構成要素のほと...