桝田 聖子   石垣 恭子   西村 治彦   
社会医学研究 = Bulletin of social medicine : 日本社会医学会機関誌 36(1) 15-25 2019年1月
【目的】看護職の情報教育では、これまで統計処理に重点が置かれてきたが、これからはわが国で進行中のデータヘルス計画下で活動できる能力の育成が望まれる。そこで本研究では、データヘルスの視点を取り入れたカリキュラムを開発し、その実践と評価を行うこととした。【方法】データヘルスへの対応力に沿った保健情報学のカリキュラムを作成し、看護系大学生186名を対象に授業実践を行った。授業実践の評価を行うために、質問紙調査票を作成し授業開始時と授業終了時に調査を実施した。質問紙調査票は選択脂質問20項目と「学...