槻木 直子   山本 あい子   岡邑 和子   松本 奈美   菅野 峰子   工藤 美子   
兵庫県母性衛生学会雑誌 (22) 55-58 2013年12月
助産外来を担当する助産師が考える「自立してケアを行うために必要な実践能力」を明らかにすることを目的に、地域周産期母子医療センターの役割を担うA病院の当該助産師14名(助産師経験平均8.5年)を対象に、自由記述によるアンケート調査または半構成的面接を行った。その結果、助産外来で自立してケアを行うために必要な実践能力として、正常・異常の判断に関連した実践能力と、保健指導に関連した実践能力について多く語られ、その他、分娩時や乳房のケア技術、他部署との調整能力が挙げられた。