西岡 洋   佐井 規雄   熊谷 哲   永広 徹   上杉 勝弥   
日本海水学会誌 48(1) 10-14 1994年
本法ではキャリアー, 試薬溶液 (2%アルフッソン溶液) の流速を共に1.42ml/minに設定し, 測定波長を640nm, 試料注入量を200μl, 反応コイル長を3.5mとした条件で, 1時間当り40試料の分析が可能であった. また, フッ化物イオン濃度5mg/lの試料を10回繰り返し注入して得られた変動係数は0.40%であった, 標準添加法により海水中のフッ化物イオンの定量を行い,良好な結果を得た.