中村 亮介   大藪 崇司   Ndufa K James   Kigwa K Bernard   吉川 賢   
日本森林学会大会発表データベース 126(0) 362-362 2015年
【目的】半乾燥地における森林造成は、樹木からの大量の蒸散によって、地域の水収支に大きな影響を与える。そこで、樹木の蒸散速度と林床蒸発量、林外蒸発量を測定し、森林造成が水収支に与える影響を検討した。【方法】ケニア国キツイ県ティバ試験地に2002年に造成された落葉広葉樹Melia volkensii林を調査地とした。調査は雨季後半の4月から5月に行った。個体サイズ(樹冠投影面積と樹冠厚)が異なる4個体を選び、樹冠を3層に分け、LI-1600を用いて、各層で日中に2時間間隔で3回ず...