研究者業績
研究者氏名 内平 隆之
ウチヒラ タカユキ URL 所属 兵庫県立大学 部署 環境人間学部 職名 教授 学位 博士(工学)(神戸大学) 科研費研究者番号 70457125 ORCID ID 0000-0003-0679-3649 J-Global ID 202001003265190621
プロフィール 社会の変化が,生活空間・地域計画・まちづくりにおよぼす影響に着目し,地域の居住可能性(Habitability)を高めるために、以下の研究に取り組んでいます。 孤立や孤独感の予防に効果的な空間的処方の探索 地域連携による環境資産の次世代への受け渡し方 地域を住み継ぐための生活空間の野生化方法の探索 人生100年時代における地域づくりの方法
研究キーワード
孤立・孤独
,空間的処方
,仲間づくり
,地域連携
,生活空間の野生化
,居住可能性
,社会的痛み
,継業セットアップ
,炭滓煉瓦
経歴
2024年4月
-
現在
兵庫県立大学 環境人間学部 教授
2016年10月
-
2024年3月
兵庫県立大学 地域創造機構 教授
2014年4月
-
2016年9月
兵庫県立大学 環境人間学部エコヒューマン地域連携センター 専任准教授
2011年10月
-
2014年3月
兵庫県立大学 環境人間学部エコヒューマン地域連携センター 専任講師
2008年11月
-
2011年9月
神戸大学 大学院農学研究科地域連携センター 地域連携研究員
学歴
2001年4月
-
2007年3月
神戸大学 大学院自然科学研究科 博士後期課程
委員歴
2022年9月
-
現在
神戸市 人と自然との共生ゾーン審議会委員
2022年4月
-
現在
兵庫県 東播磨県民局 東播磨地域創生連携協力協定推進協議会委員
2017年
-
現在
尼崎市 自転車のまちづくり推進協議会委員
2017年
-
現在
姫路市教育委員会 姫路市立姫路高等学校高大連携プロジェクトアドバイザー
2018年
-
2022年3月
兵庫県東播磨県民局 東播磨ため池レジリエンス構築プロジェクト検討会構成員
受賞
2003年
日本建築学会, 2003年度日本建築学会設計競技「みち」 佳作
2001年
日本建築学会, 2001年日本建築学会設計競技「子供の居場所」近畿支部入選
1998年
日本建築学会, 1998 年度日本建築学会設計競技「市場をつくる」近畿支部入選
論文
内平 隆之   中塚 雅也   
農林業問題研究 50(2) 119-124 2014年 [査読有り]
近年,大学の役割として地域貢献が求められている。たとえば,文部科学省事業「地(知)の拠点整備事業(略称: 大学COC事業)」の目的にあるように,全学的に地域を志向した教育・研究・地域貢献を進め,地域コミュニティの中核的存在としての大学機能の強化を図ることが求められている。特に農村地域では,様々な解決すべき課題を抱えており,いかに大学の資源を活用し,より質の高い地域連携活動を実践できるかが問われている。これまでは,大学の地域貢献活動は教員を中心にゼミ活動として行われてきた。木村(2007)は...
田中 貴宏   三笠 友洋   内平 隆之   山崎 義人   重村 力   
日本建築学会計画系論文集 79(698) 933-938 2014年 [査読有り]
“Yato” is a landscape unit that is horseshoe-shaped flatland surrounded by the hill in three directions. In the hilly cities, such as Yokohama, many Yatos can be seen. Some previous researches mention about the importance of Yato from ...
内平 隆之   中塚 雅也   布施 未恵子   
農林業問題研究 49(2) 255-260 2013年9月 [査読有り]
地域再生において大学の果たすべき役割が重要視されており,大学改革実行プランなど社会の変革のエンジンとなる大学づくりが期待されている。特に地方中小都市や農村地域の衰退は顕著であり,学生が地域と連携する活動コミュニティ(以下,本稿では,「学生地域活動コミュニティ」とし,以降,学生Cと略す)を形成し,地域連携プロジェクトに参画することは,その課題解決のみならず,地域再生への貢献も期待されている(村上,2006)。一方で,学生の地域プロジェクトには,活動の継続性などの課題があることも知られている。...
内平 隆之   山崎 義人   三笠 友洋   田中 貴宏   重村 力   
日本建築学会計画系論文集 78(694) 2507-2511 2013年 [査読有り]
This paper aims to clarify the standard shape character of Yato-topography by classifying the small valleys whose small administrative unit name includes “Ya” that means valley. In the case study area, there are most Yato-topography wi...
内平 隆之   
日本建築学会技術報告集 17(37) 987-987 2011年10月 [査読有り]
This study examines the possibilities of the community-development method by the brick replication workshop. In the workshop, the pink brick utilizing the characteristics of a charcoal brick are fabricated. The results showed various possibilities...
MISC
伊藤 波輝   中桐 斉之   内平 隆之   
第81回全国大会講演論文集 2019(1) 835-836 2019年2月
近年、全天球カメラなどの360度撮影が可能な機器や、ドローン(無人航空機)の普及により、観光PRにおいてパノラマVRや空撮映像が用いられることが多くなってきた。ドローンやパノラマVRについて、個別にはいくつか研究もされてきているが、両者のどちらがどの用途に向いているのかを解析した研究はない。そこで本研究では、ドローンによる空撮映像と全天球カメラによるパノラマVRを利用した観光PRの比較検討を、観光客と住民の認識という観点から解析を行う。また、地域のPRにおいてより効果的な手段はどちらか、観...
伊藤 波輝   内平 隆之   中桐 斉之   
第80回全国大会講演論文集 2018(1) 769-770 2018年3月
本研究は、観光における人々が街を回遊してくれないという問題点を踏まえ、まちあるきにゲーミフィケーションを加えることで人々の回遊意欲を促すための研究である。本研究で開発した携帯端末向けアプリケーションにはスタンプラリーシステムを採用している。そこにゲーミフィケーションの要素を新たに加えることで、人々の街歩きへの意欲を高め、地域活性化に貢献することが目的である。
内平 隆之   小川 陽平   小林 正美   米谷 啓和   泉山 塁威   大岡 龍三   小泉 秀樹   
建築雑誌 (1699) 26-31 2017年6月
吉岡 茉里子   内平 隆之   中桐 斉之   
第79回全国大会講演論文集 2017(1) 945-946 2017年3月
まちあるきを利用した地域活性化の支援では、利用者が目的地だけではなく周辺にも目を向け、まちを歩き、滞在し、経済活動を行うという回遊行動を促進することが課題である。しかし、従来の支援方法は、利用者が目的地を巡っていく直線上のみの活性化になりがちだった。そのため、まちあるきの対象となる範囲全体を面として捉え、面的に支援を行う仕組みが必要となる。そこで著者らは、利用者の回遊行動を直線ではなく面的に支援し、日常生活でも利用できるシステムとして「まちあるきカウントシステム」を開発し、スマートフォンア...
小笠原 友香   内平 隆之   中桐 斉之   
第79回全国大会講演論文集 2017(1) 837-838 2017年3月
近年、来街者の回遊による地域活性化を目的として、紙媒体や携帯端末とQRコード・NFCを用いたスタンプラリーなどが行われている。これらは、目的地を点と点で結びその上をユーザーが歩くため、スタンプポイント間の線上での回遊に留まってしまうという問題点がある。そこで本研究では、点ではなく面と面を結ぶエリア式のスタンプラリーを根幹としたエリア回遊システムの開発を行い、その実証実験を行う。具体的には、スマートフォンのアプリとして、位置情報を用いて指定のエリアを数エリア回遊するものとした。またその際のイ...
書籍等出版物
佐久間康富, 柴田祐, 内平隆之(担当:共編者(共編著 者), 範囲:2-2 空き家化する城下町の街並みを市民出資で再生する仕組み【兵庫県たつの市龍野地区】)
学芸出版社 2023年4月 (ISBN:9784761528508)
中塚, 雅也, 山浦, 陽一(担当:分担執筆, 範囲:9章街並み継承と人材パイプライン(p215−244))
農山漁村文化協会 2022年3月 (ISBN:9784540212963)
中塚, 雅也(担当:分担執筆, 範囲:第13章 地域協働プロジェクトと人材育成(p249-264))
神戸大学出版会,神戸新聞総合出版センター (発売) 2019年1月 (ISBN:9784909364043)
中塚, 雅也(担当:分担執筆, 範囲:第6章 住み継がれる集落と地域固有性(p63-74),第15章 地域連携による小規模産地の継承(p181-193))
筑波書房 2018年3月 (ISBN:9784811905327)
山崎, 義人, 佐久間, 康富, 内平, 隆之, 大沼, 正寛, 岡田, 知子, 甲斐, 友朗, 嵩, 和雄, 鹿島, 健利, 木村, 愛莉, 柴田, 祐, 清野, 隆, 田口, 太郎, 野村, 理恵, 姫野, 由香, 平田, 隆行, 藤原, ひとみ, 八木, 健太郎, 遊佐, 敏彦(担当:分担執筆, 範囲:5-2 地域連携で小規模な産地を引き継ぐ(兵庫県神河町)(pp166-177))
学芸出版社 2017年8月 (ISBN:9784761526511)
講演・口頭発表等
伊藤 波輝   中桐 斉之   内平 隆之   
第81回全国大会講演論文集 2019年2月28日
近年、全天球カメラなどの360度撮影が可能な機器や、ドローン(無人航空機)の普及により、観光PRにおいてパノラマVRや空撮映像が用いられることが多くなってきた。ドローンやパノラマVRについて、個別にはいくつか研究もされてきているが、両者のどちらがどの用途に向いているのかを解析した研究はない。そこで本研究では、ドローンによる空撮映像と全天球カメラによるパノラマVRを利用した観光PRの比較検討を、観光客と住民の認識という観点から解析を行う。また、地域のPRにおいてより効果的な手段はどちらか、観...
伊藤 波輝   内平 隆之   中桐 斉之   
第80回全国大会講演論文集 2018年3月13日
本研究は、観光における人々が街を回遊してくれないという問題点を踏まえ、まちあるきにゲーミフィケーションを加えることで人々の回遊意欲を促すための研究である。本研究で開発した携帯端末向けアプリケーションにはスタンプラリーシステムを採用している。そこにゲーミフィケーションの要素を新たに加えることで、人々の街歩きへの意欲を高め、地域活性化に貢献することが目的である。
井関崇博   内平隆之   
日本公共政策学会2017年度研究大会 2017年6月18日 [招待有り]
川口 和夏   内平 隆之   中桐 斉之   
第79回全国大会講演論文集 2017年3月16日
本研究では、時間とゲーミフィケーションの概念を組み入れたまちあるきアプリケーションによって、地域活性化を促進するシステムの構築を行う。従来、地域活性化を目的としたアプリは多数あるが、時間や距離を考慮したものが非常に少ない。そこで、これを考慮し、また、ユーザーのモチベーションの維持・向上のためゲーミフィケーションを取り入れた、新しいシステムを構築し、実証実験を行った。具体的には、スマートフォン等の携帯端末を用いてユーザーが実際にまちあるきをしているかどうかを時間と距離から判定し、まちあるきを...
小笠原 友香   内平 隆之   中桐 斉之   
第79回全国大会講演論文集 2017年3月16日
近年、来街者の回遊による地域活性化を目的として、紙媒体や携帯端末とQRコード・NFCを用いたスタンプラリーなどが行われている。これらは、目的地を点と点で結びその上をユーザーが歩くため、スタンプポイント間の線上での回遊に留まってしまうという問題点がある。そこで本研究では、点ではなく面と面を結ぶエリア式のスタンプラリーを根幹としたエリア回遊システムの開発を行い、その実証実験を行う。具体的には、スマートフォンのアプリとして、位置情報を用いて指定のエリアを数エリア回遊するものとした。またその際のイ...
担当経験のある科目(授業)
2023年9月
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現在
コミュニティプランナー方法論実践 (兵庫県立大学大学院共通科目(CP))
2023年4月
-
現在
コミュニティプランナー方法論 (兵庫尾県立大学大学院共通科目(CP))
2023年4月
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現在
地域インターンシップ実践論 (兵庫県立大学地域創生人材教育プログラム))
2022年
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現在
フィールドワーク基礎技術演習 (兵庫県立大学地域創生人材教育プログラム)
2022年
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現在
フィールドワーク基礎技術論 (兵庫県立大学地域創生人材教育プログラム)
学術貢献活動
企画立案・ 運営等・学術調査立案・実施 2012年 - 2022年3月
社会貢献活動
【講師】(公財)兵庫県生きがい創造協会 兵庫県いなみ野学園 2023年1月20日
【講師】姫路市立姫路高等学校 2022年4月23日