心理学科
研究者氏名 酒井 久実代
サカイ クミヨ URL 所属 和洋女子大学 部署 人文学部心理学科 職名 教授 学位 博士(臨床心理学)(立教大学) J-Global ID 200901078671641881
研究キーワード
インタラクティブ・フォーカシング
,フォーカシング的態度
,ピアカウンセリング
,フォーカシング指向カウンセリング
経歴
2018年4月
-
現在
和洋女子大学 人文学部心理学科 教授
2010年4月
-
2018年3月
日本女子体育大学 体育学部 スポーツ健康学科 健康スポーツ学専攻 教授
2005年4月
-
2010年3月
日本女子体育大学 体育学部 スポーツ健康学科 健康スポーツ学専攻 助教授
2002年4月
-
2005年3月
北海道教育大学大学院教育学研究科学校臨床心理専攻 助教授
2001年10月
-
2005年3月
北海道教育大学保健管理センター 助教授
学歴
1994年4月
-
1995年3月
立教大学 文学研究科 心理学専攻
1986年4月
-
1989年3月
立教大学 文学研究科 心理学専攻
1984年4月
-
1986年3月
立教大学 文学研究科 心理学専攻
1980年4月
-
1984年3月
立教大学 文学部 心理学科
委員歴
2003年
日本パーソナリティ心理学会 常任編集委員
論文
酒井久実代   高山千春   樋野興夫   
和洋女子大学紀要 64 225-231 2023年3月
酒井 久実代   
和洋女子大学紀要 60 61-72 2019年3月
いじめ被害を訴える発達障害の男子中学生A君にサポートグループ・アプローチの実践を行った。班長と学級委員がグループ・メンバーとなった。メンバーは挨拶と声かけを行い、悪口を遮り、いじめっ子とA君の間に入った。グループ開始1ヶ月後にはいじめの訴えはほぼなくなった。メンバーは人との関わりの大切さに気づき、リーダーとしての能力を高め、異質な存在とも接する心ができた。A君は対等な仲間関係の中で、支えられ守られる体験をし、安心感を得た。また自分が他者からどう見えるかという視点、自分にも課題があるという認...
酒井 久実代   
日本女子体育大学紀要 49 65-73 2019年3月 [査読有り]
We created a new way of counseling in which people can experience counseling casually. This counseling was provided by peer counselors who had been studying focusing-oriented counseling for many years not by professional counselors. And it was pro...
酒井 久実代   
人間性心理学研究 35 197-207 2018年3月 [査読有り]
FMS-18にフェルトセンスを言語化する態度を測定する項目を加え、体験過程尊重尺度言語化版(FMS18.SE)を作成した。248名の女子大学生にFMS18.SE、3次元感情状態尺度、GHQ30を実施した。FMS18.SEを因子分析した結果、「注意」「言語化」「距離」「受容」の4因子が抽出され、α=.875の信頼性の高い尺度が作成された。共分散構造分析を行ったところ、「注意」「言語化」「受容」はポジティブ感情経験の頻度を高め、ポジティブ感情経験の頻度が高まると、精神的不健康が低下した。「距離...
酒井 久実代   
日本女子体育大学紀要 46 87-100 2016年3月 [査読有り]
いじめへの対策としても注目されるピアサポート活動の歴史、大学教育における位置づけ,全国の大学での実施状況を取り上げた上で,本学の活動実践について報告した。ピアサポート活動の効果、ピアサポーターへの影響、教養演習でのストレスマネジメントの効果に関する研究を行った上で、本学のピアサポート活動は相談を「待つ」スタイルから「働きかける」スタイルに修正された。ピアサポーターは教養演習で300名以上の新入生と交流するようになり、新入生はピアサポーターから情報だけでなく前向きな気持ちももらっていることが...
MISC
性格心理学研究 Vol.8(2) pp.79-88 2000年
感情心理学研究 Vol.6(2) pp.57-69 2000年
酒井 久実代   
応用心理学研究 vol.23 pp.39-47(23) 39-47 1998年
書籍等出版物
マルタ・スタパート, エリク・ベリフデ(担当:共訳, 範囲:第4章「フォーカシングの教え方-グループへ」 第5章「重要な改善点」 第6章「具体的な応用」 第7章「フォーカシングの応用-いろいろな使い方」 第12章「特に両親のために」)
コスモスライブラリー 2010年7月
ミッシェル(担当:共訳, 範囲:第8章「精神力動理論の適用と過程」と第12章「現象学的・人間性レベルの諸概念」)
培風館 2010年4月
グリーンR.G(担当:共訳, 範囲:攻撃性研究の入門、生活と社会における攻撃性)
ブレーン出版 2005年7月
塚本伸一, 尚子(担当:共著, 範囲:第7章 臨床)
ヌーヴェルヒロカワ 2003年11月